生物サイエンス科

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日誌

生物サイエンス科ニュース

三ツ又ビオトープで保全活動

生物サイエンス科2年生は、科目「生態学基礎」の一環として、11月2日(水)の午後、バスで三ツ又ビオトープ(荒川の河口から48km地点付近の開平橋上流の河川敷にあり、上尾市、川越市、川島町の境に位置する、荒川と入間川のかつての合流点付近の旧流路の一部)で保全活動としての校外実習を行いました。

 

 

前週に(公財)日本生態系協会の方より、講義(校長室・校長's log参照→こちら)を受けて、現地に赴いての校外実習です!

 

 

いずみ高校にもビオトープがありますが、埼玉県を代表するビオトープのため、いつもよりまごころこめて、スコップやクワを振り上げました!

 

インストラクターの方より、自生種のミズアオイが発生確認したことや、先月はシカが現れたなどの話をうかがいました。

 

希少な動植物にあふれた場所となるよう、保全活動にも頑張っていきたいと思います!

このプロジェクトは武州入間川プロジェクトの助成により、実施しています。旗もバッチリ!

 

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ベイトトラップで昆虫採集を

生物サイエンス科2年生および3年選択科目「生態学基礎」で、エサをプラスティックカップに入れた「ベイトトラップ法」でビオトープ内の昆虫採集を行いました。

この方法は「ホールトラップ」ともいい、夜間に地中を歩き回ってエサをとる昆虫(地上徘徊性昆虫)をターゲットに、落とし穴で採集する方法です。

地上徘徊性昆虫は、行動が比較的狭い範囲に限られるので、 環境の変化に敏感に反応することが知られています。

そのため、 環境の指標生物としても利用されています。

エサは、氷酢酸、カルピス、粉末すしのこ、魚肉ソーセージ、さなぎ粉など班で話し合い、仕掛けも工夫をするなどしてトラップをしかけました。

各グループで議論をして、場所を決定します。雨対策もバッチリ。

1週後の同じ授業の時間で回収しました。

ハサミムシ、シデムシ、ゴミムシ、ヤスデなどが確認できました。

設置した場所やベイト(エサ)などから検証します。

コオロギとハサミムシの決闘?も観察できました。

「生態学基礎」では昆虫の学習をさらに深めていきます。

 

 

 

 

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水環境と水質検査

9月21日(水)~28日(水)の間、1年生生物系は、「農業と環境」の授業で、①ビオトープの水、②学校近くの河川の水、③地下水、④生活排水の4つの水を使って、それぞれの水の水質を調査しました。

調査の項目は、COD(化学的酸素要求度)、りん酸態りん(リン酸分)、アンモニウム・亜硝酸態窒素・硝酸態窒素(チッ素分)DO(溶存酸素量)およびpHの7項目です。

ビオトープの水も採水して調査です。

調査する水をパックテストで検査です。

変化した標準色の上にのせて比色します。

すべての班が数値を記入します。どの水のどの値が高いでしょうか?

確認できた数値を見て、意見交換!自分たちの身近な水質なので、みんな真剣です!

 

 

 

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総合教育センター 宿泊実習(生物サイエンス科)

生物サイエンス科2年生38名は、9月12日(月)~14日(水)に総合教育センター江南支所(熊谷市御正新田)で宿泊実習を行いました。

本校では、宿泊は3年ぶりの実施です。

教育センターの先生方の指導のもと、定番のトラクタ実習のほか、ドローン実習、飼育実習、自然観察実習と盛りだくさんの実習を行いました。

とても環境がよく、引率教員も昆虫採集です。

きれいな緑色のアオオサムシが取れました。

一緒に足を延ばして、標本にしてくれる人、募集中です!

最終日(3日目)にはバスで施設見学です。

資源再生リサイクル企業である石坂産業(入間郡三芳町)へ行きました。

会社所有のビオトープやくぬぎの森カフェなども見学して、終了後はディスカッションです。

天気も良く、充実の3日間でした!

 

 

 

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バイオテクノロジーでドラゴンフルーツを

期末考査は終わりましたが、いずみ高校の実験実習は続きます。

生物サイエンス科2年生全員と2年生選択科目「応用農業科学」で、ドラゴンフルーツの無菌播種(むきんはしゅ=無菌の状態によるたねまきのこと)をバイオテクノロジーの実験で行いました。

ちなみにドラゴンフルーツの果実はこれです!断面図の黒いツブツブが種です。

いずみ高校生物生産科でも「ふれあいドーム」という熱帯温室で管理しています。

ドラゴンフルーツは森に生えるサボテン科の植物でこの先端に果実が実ります。花言葉は「燃える心」、「永遠の愛」です。

クリーンルームという無菌室の中にあるクリーンベンチという無菌の空間で播種を行います。1クラス(40人)が一斉に無菌操作をすることができます!

そこで「培地」とよばれる試験管の中の栄養成分に種をまくため、消毒を行い、すすいでからピンセット等でドラゴンフルーツの種をまきます。

人工で制御した温度、照度での環境で1週間ほどで発芽してきました。バイオテクノロジーで、より早く、より確実に育成させます。

最後の写真は昨年の生徒が行ったものです。試験管の中でサボテンが生育しています。

いつか美味しい赤い果実を実らせることでしょう。すごいぞ!バイオテクノロジー!!

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土壌動物の採取と観察・ツルグレン装置

6月20日(月)に生物系(1年2組)の「農業と環境」の授業で本校ビオトープから土壌を採取してどのような動物・虫が確認できるか、そのことで採取場所が豊かな自然をもつか調査する実習を行いました。

ビオトープへいざ出陣(学校の敷地です)。

班員の皆で相談して、適切な場所を探して土を選びます。

土壌調査のための実験器具、ツルグレン装置をセットします。

土を入れて、セット完了!次回が楽しみ!

顕微鏡観察とハンドソーティング(手で分類する方法)の2本立てで調査!

クラス全員興味ありありです!

トビムシやダニといった土壌の分解動物などがたくさん観察できました!

その後、採取した動物を点数化してビオトープ内の採取場所の環境診断を行いました。

結果、点数34点で「若い雑木林や人工林など」にあたる評価となりました。

 

 

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イスノオオムネアブラムシの観察

生物サイエンス科の授業「生態学基礎」では、生物と生物、生物と環境の間に生じる相互作用について学習します。

キーワードとその意味を学習することも大切ですが、生物・環境の専門高校らしく実物の採取と観察もいずみ高校生物サイエンス科では重要としています。

 

今回は、環境デザイン科ホームページ「目指せ樹木博士!!」(5月16日)にも取りあげられていたイスノオオムネアブラムシの虫こぶ(ゴールといいます。)と、その中にあるアブラムシの観察実習をしました。

これがイスノキの葉の虫こぶです。今までは何気なく見ていましたが

今回は無視せず注目です!

カミソリの刃で中を割いて、中を見ます。

羽のあるアブラムシがたくさん出てきました。(中には「スカ」もありました。)

みんな興味津々です。

テレビ画面でも。虫が苦手といいながらも関心を持った人も多くいました。

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コンタミネーション

生物サイエンス科の科目「応用農業科学」では、微生物と植物のバイオテクノロジーを行っています。

今回は、バイオテクノロジーを行うために手・指の殺菌を十分にすることが必要なことから、手洗いの重要性と人間の手のひらにはどのくらいの微生物がいるのか、確認するための実験です。

手の形の培地(普通寒天培地・自分たちで作って流しこみます。)

まずは洗わずペッタン

手をよく洗って

またペッタン

37℃で1週間培養した結果です。

右から洗わない手・水洗いの手・石鹸とエタノールの手の3つです。

細菌類がほとんどでしたが、中にはカビや酵母と思われるものがありました。

これらの微生物はコンタミネーション(実験汚染)といいます。人の手は汚れているものと思ってバイオ実験を行います。

 

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2年生 生態学基礎 展翅

スズメバチの展翅を行いました。

 

スズメバチは、1匹の女王バチを中心に活動する社会性の昆虫です。

ミツバチの巣を襲ったりします。いずみ高校のミツバチたちも狙われていました。

 

展翅とは、標本にするため、昆虫の翅を広げることを言います。

生きた時の状態のまま保存しておくと腐ったり、形がいびつになってその特徴が分からなくなってしまったりします。それを防ぎ、綺麗な状態を保つために行います。

展翅の技術は学芸員や研究職の仕事で使うことがあります。

 

新種の生き物を発見した時に、新種の基準になる標本を作る必要があります。新種の生き物を見つけてそれが新種と認められると、見つけた人にその生き物の命名権が与えられます。生き物調査をしている人の夢の一つは新種を見つけて命名すること、という人もいます。

ぜひ、皆さんも生き物の生態(どこに生息していて、いつ活動し、何を食べ、どういう生涯を送っているのか、などなど)を勉強して、自然をよく観察して新種を見つけてください。

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2年生 応用農業科学Ⅰ 無菌播種 順化

無菌播種し、無菌室で生長させていたドラゴンフルーツが大きくなってきたので順化を行いました。

順化とは、培養容器の中で育てた植物体を徐々に外の環境に慣れさせて、外の環境でも生きていけるようにする作業のことです。

今回は、プラカップにバーミキュライトを入れてそこに寒天培地を取り除いたドラゴンフルーツを移植しました。しばらくは蓋つきのまま保湿しながら温かいところに置いておきます。

今回は、持ち帰って自宅での栽培になります。外の環境に慣れて実が出来るようになるのが楽しみですね。

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