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陸上部ニュース

関東選抜新人大会準優勝&上尾市選手権

◎関東選抜新人&上尾市選手権

  10月24日~25日、群馬県の正田醤油スタジアム敷島で関東選抜新人大会が行われました。いずみ高校からは女子の棒高跳に2年生の田畠が出場しました。前日は冷たい雨が降っていましたが、試合当日はやや風が強かったものの、秋晴れの好コンディションでした。結果は3m30の自己タイ記録を2回目に跳んで2位、優勝は神奈川・法政第二高校の選手で3m40でした。今年に入り3m30がかなり安定して跳べるようになりましたが、3m40ではより固いポールにした影響からか、曲げることができず身体が上がりませんでした。固いポールを曲げるためには、スピードとパワーが大きく影響してきます。6月頃の自粛期間ではこのポールをしっかりと曲げることができていたそうですが、シーズンに入って体重が減った分、今は曲げることができないと本人が言っていました。非常に微妙な部分ですが、昨年8位入賞だった結果を2位まで押し上げることができ、健闘したと思います。来年インターハイに出場するためには最低でも3m40以上の記録が求められます。この冬に改善点をしっかりと克服することが福井へ行くためには絶対的条件になると思います。

 

 25日は上尾市選手権でした。コロナの中で多くの記録会が中止になるなか、何とか試合が開催されたことに感謝をしたい気持ちです。秋晴れの好コンディションの中で行われました。9人参加したうち自己記録を更新したものは4人。100mが強い向かい風だったことを割り引いてももう一息でした。試合の場で、チャレンジをする強い気持ちが見られない生徒が多くいました。無難な取り組みをしていたのでは、記録を出すことは難しいです。自分の中で覚悟を持って挑戦する気持ちがないと、いつも同じ記録しか出せない傾向があります。自分の中でコントロールすることも大切ですが、レースでは周囲の選手と勝負をしなくてはいけません。その部分の勝負から逃げているような印象を受ける生徒が多かったという印象です。ただ、こういった気持ちの面の成長も時間がかかるのかもしれません。今回一番良かったのは2年生の女子の走幅跳です。今まで練習よりも本番での記録が下がる傾向がありましたが、今回は4m60の大幅自己ベスト。来年走幅跳でも県大会が狙える位置の記録です。この生徒は、今まで失敗を怖がるのか1本目にファールをすると、『守りの姿勢』が強く出て、2本目以降踏切板に乗れない跳躍を繰り返す傾向がありました。今回は追い風の中、6本ともに記録を残すことができ、一番良かった跳躍ではしっかりと踏切板から跳べていました。色々な経験をした上で、徐々に気持ちが変わっていくのかもしれません。確かにそうなのですが、高校時代の部活動は正味2年と少ししかありません。経験から学んでいると、理解できた時には引退になってしまうのも事実です。なかなか難しい部分ですが、もっと“欲”を出して競技をしていかないと記録を向上させることができなのは真実です。今年度のチャンスはあと1回。11月14日の熊谷での記録会です。来年につながる記録を出して、気持ちよく冬季練習に入るためにも集中させて臨ませたいと考えています。

 

 

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成長!!

◎成長

  最近、日の暮れがかなり早くなって、17:30頃には暗くなります。埼玉県の防災拠点校である本校には災害用のナイター照明があるため、これらを活用することで日没に関係なく練習をすることができます。このアドバンテージを生かし、この季節の練習も工夫しながら取り組んでいます。残された記録会は2つ。週末には関東選抜新人大会も予定されています。

  練習自体は通常のものを行っていますが、2年生が大分意欲的になってきていると感じています。以前は、『やらされている感』が強かったですが、最近は『自主的に』動く場面が多くなったと思います。競歩の女子は、最近身体が締まってきた印象ですが、『コロナによる自粛期間から5kg体重が落ちた』と言っていました。練習後に熱心に体幹を鍛える姿も目にします。昨日の練習終了後には『最近、腹筋が割れてきました』と嬉しそうに話していました。走幅跳・三段跳の女子も、(10/25の上尾市選手権は走幅跳に出場予定なので)走幅跳の練習だけでいい、と伝えましたが、幅の練習後に熱心に三段跳の跳躍を繰り返していました。この2人は秋の県新人に出場できたことがとてもプラスに働いている典型だと思います。

 2年の長距離の男子も駅伝が近いので、昨日は2000m×3、REST10分という練習を行いました。ペース設定は6分45秒~50秒。ほぼ一定のペースできちんと設定内で走り切れていました。学校のグランドは250mのトラックなので、400mのトラックであれば、6分40秒前後のタイムでは走れると思っています。駅伝が楽しみになってきました。

 最近、若者の『自己肯定感』を高めること大切だということをよく耳にします。そのための方法として『否定しないこと』『ほめること』ということが推奨されていますが、私自身はもっと違うアプローチ方法が必要であると考えています。以前にここにも書きましたが、周囲から『認められること』が最も重要なことだと思っています。部活動の場合、『結果が出ること』が一番の方法です。どんなに『ほめたり』『良い指導』をしても、結果がついてこなければ、本人の『自信』にはつながりません。『一生懸命頑張ったから結果が出なくてもいい』という考え方もあると思いますが、こと陸上競技に限って言えば、それでは本人を満足させることは難しいと思います。陸上競技は対戦型の種目ではないので、自分自身を向上させることが大きな目標になります。それは記録という目に見える結果や、決められた順位を獲得して次のステージに進出するといった『(勝ち抜いた)実感』が絶対的に必要です。

 しかし、本人が満足できる『結果』を出すためには、極端に言えば『自分の限界を超えるような練習』が必要不可欠です。そして、苦しい練習を乗り越えたからといって100%結果が出るわけではないことも努力の継続を阻む要因になります。結果が保証されないことに対し、最近の高校生は積極的な努力をしません。すぐに意欲をなくしたり、集中力が落ちてしまうことも珍しくありません。この兼ね合いが非常に難しいところです。結果を出すためには努力も必要ですが、時に運にも左右されます。大切なことは、最後まであきらめないで繰り返しチャレンジする強い気持ちを失わないことですが、それを生徒たちに理解させることは簡単なことではありません。

 松下幸之助の言葉:『失敗の多くは、成功する前にあきらめてしまうところに原因があると思われる。最後の最後まであきらめてはいけないのだ。成功のための要諦は絶対にあきらめないこと』

 松岡修造の言葉:『100回たたくと壊れる壁があったとする。みんな何回たたくと壊れるかを知らないから、90回までたたいてあきらめてしまう』

  この言葉のように人間は辛抱することが得意ではない一面を持っていると思います。別の表現をすれば、高校生は経験値が低いので、先の見通しがきかないため、努力の継続ができないのだと思います。私自身は陸上競技を50年近くやってきているので当然ですが、生徒よりも数多くの経験をしています。ここで踏ん張ることができれば大きく結果が変わるとわかっていても、それを生徒に理解させることは困難です。結局はこの部分は、本人が乗り越えなくてはいけない部分なのかもしれません。ただ、人間は弱い部分を持っているのも事実です。困難に直面すると、くじけそうになるのはある意味すべての人間の特徴かもしれません。だからこそ、そばにいて励ます役目の人が必要になるのだと思います。

  最近読んだ『1兆ドルコーチ』の中には、このことが具体的な例とともに描かれていました。アップルのスティーブ・ジョブズをはじめ、グーグルやユーチューブ、フェイスブックの経営者に多大なる影響を与えたコーチ、ビル・キャンベルの教えは、決して経営のためのテクニックではありません。周囲の人との関係性を深めながら、相手のことを尊重し、励まし、常にそばで応援をするということ、いつでもその人の助けになるという安心感を相手に持たせることがその指導の特徴だと思います。結局は人間のやる仕事は、ビジネスとして割り切るのではなく、もっと人間臭い、浪花節のような部分が大切であるとこの本を読んで感じました。そしてこの姿勢は、私の父親の生き様に非常に似ていると思いました。小学校の教員をしていて、50歳の時に喉頭がんで声帯を切除しましたが、外に出ることをあきらめずに、本当に色々な人と交流を積極的に持っていました。パチンコ店で知り合った常連さんたちと忘年会をするくらい、誰とでも仲良くなれるような人でした。常に夢を忘れず、教育について熱く語ってくれた父親との居酒屋での会話は、今も私自身の中に残っています。65歳の時にすい臓がんで亡くなりましたが、本当に多くの人を幸せにすることが大好きな父親でした。『1兆ドルコーチ』であるビル・キャンベルと人生の価値観、生き方が同じであると感じています。

  私自身も退職まであと2年半になりました。再任用で5年働くとしてもあと7年半です。父親が亡くなった65歳までに、自分自身が何ができるのかをもう一度真剣に考えることが必要だと思っています。父親と同じようなことはできないかもしれませんが、自分自身のできることを全力で探して、あきらめずに全力を尽くすことはできると思っています。教員として、また指導者として何ができるかをしっかりと考えながら1日1日を過ごしていきたいと考えています。

 

 

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秋の訪れ

◎秋の訪れ 

 この何日か気温が下がってとても秋らしい気候になってきました。主要な大会が終了し、残りは記録会が2つ。今年は県高校駅伝も出場しない方向でいましたが、男子が2名、南部地区の混成チームで走らせてもらえることになりました。11月4日の本番に向けて、しっかりと練習させようと思っています。

 現在部員は1,2年生で11人です。かなり少なくグランドで練習をしていてもすかすかな印象はぬぐえません。ただ、人数が少なくなった分1人1人の動きや気持ちの変動をつかみやすくなっているような気もしています。長距離の2年生の男子に、中学時代サッカー部で、高校入学後に陸上を始めた生徒がいます。身長160cm体重40kgと体型的に非常に長距離に適していると感じていますが、ここまで記録的には期待するほどのものを出せていないのが現状です。5000mで16分台前半で走ってもおかしくないと思っていますが、なかなかそのレベルにまで到達してきません。新人戦でも持っている力の60%前後の記録しか出せませんでした。暑さの影響もあったのかもしれません。9月中旬から、気温の低下とともに非常に良く走れるようになってきました。1000m×4本(REST8分)の練習でも、7月頃は3分25秒前後でしたが、最近では3分10秒平均で走れるようになりました。おそらく今走れば、5000m16分30秒は切れるレベルだと思います。来年は15分台で走って県大会出場が目標になります。

 ある程度の部員数がいる活動では、全員を細かく観察をして、個々に適切なアドバイスをおくることは非常に難しい部分があります。どうしても期待のできる選手や上級生を中心に見ざるを得なくなるというのが本音です。それが10人前後になると1人1人の動きを細かく確認できているという感覚があります。コロナによる休校明けの時にも感じましたが、分散登校で半分の生徒数で授業を行っていた時には、1人1人の表情を確認する余裕が多くありました。現在正規の40人体制ですが、どうしても生徒が生徒の陰に隠れる(?)というような部分が出てくるのを感じることがあります。授業でも部活動でも人数の難しさを実感しています。

 まずは駅伝に向けてきちんと動きを確認しながら、少しでもうまく走れるようにサポートしていきたいと考えています。予定では3区、8kmです。28分00秒~20秒を目標に頑張らせます。

 

 本校の体育授業は、3学年ともに男女共修の選択制で実施しています。現在私は、1年生の陸上競技を担当していますが、ハードル、走高跳、走幅跳、50m走、やり投げ等を1種目3~4時間かけて行っています。以前に比べて生徒が落ち着いてきている印象があり、求めるレベルを徐々に高くするようにしています。陸上素人の生徒の動き見ていると、部活動で生かせるヒントというか、今まで気が付かなかった技術的な部分のひらめきを感じることが多々あります。陸上競技は非常にシンプルで単純な動きのスポーツです。だからこそ、1つ1つの動きを正確に行わなければ記録につながらない部分も併せ持っています。授業で見つけたヒントを、部活動での指導にうまく生かせるイメージがあり、授業をやっていて、私自身も非常に楽しさを感じながら行えています。

 授業でも部活動でも、どういった動きをする必要があるのか、またそれはどういう理由があるのかをきちんと理解させた上で取り組ませることが重要になるのでは、と感じています。

  いずみ高校では、今年度は体育祭や文化祭等の行事を中止としました。2年生の修学旅行も本年度は行わないことを決めています。8月末から12月上旬までメリハリのない、授業中心の毎日になっています。そんな中で少しでも新しい刺激を求めて生活することはとても大切なのでは?と感じている今日この頃です。陸上部であれば、本当は部員全員でバーベキュー等をやりたい気持ちが強くあります。今年の3年生は、中途半端な部分が多かったので、せめて何かのイベントを企画してあげたいのですが、現在の状況ではなかなかそれができません。1日も早いコロナの収束を願ってやみません。

 ※明日は第2回学校説明会です。9月19日の第1回説明会には200人を超える中学生が来校してくれました。明日も192人が参加予定です。天候は台風の関係で不安定ですが、来校してくれる中学生には、いずみ高校の特徴を少しでも理解してもらえるように、学校としても最大限の準備をして迎えたいと思っています。

 

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県新人大会終了。関東高校選抜陸上、出場決定!!

◎県新人大会終了

 

 9月26日から28日の3日間、熊谷スポーツ文化公園で県の新人大会が行われました。いずみ高校からは、個人6種目、男子のリレー2種目の合計8種目の出場となりました。

 初日は男子5000m競歩と400MRです。天候は雨交じりで気温は低かったですが、長距離系の種目にはとても良いコンディションでした。2年生の嘉瀬が出場しましたが、南部地区大会の時よりも、40秒ほど記録を更新することができました。人生初めての県大会で自己ベストを出せたことは良かったですが、当日遅刻するなど事前の準備はまだまだ改善できる部分が目立ちました。男子の400mリレーも南部地区の記録は更新しましたが、2走の2年生が極端に遅く出て、ドンつまりのバトンパスでした。緊張することがマイナスに働いているという印象です。同時にやるべきことが整理されないまま試合の場に立っている感じがします。だから本番で焦って、通常と違う行動が出てしまう可能性があるのでは、と分析しています。

 2日目も雨交じりの微妙な天気でした。この日は、男子走高跳、女子三段跳、女子棒高跳、女子5000m競歩、男子1600Mリレーの5種目です。女子の棒高跳では2年生の田畠が、2m90から自己タイの3m30まですべて1回でクリアー、自己新の3m40は残念ながら飛べませんでしたが、堂々の2位でした。助走のスピードアップとより固いポールをコントロールできるようになることが課題です。男子の走高跳は1年生の鈴木が出場しました。南部地区大会では1m85が跳べて、今回はもう一度1m85を跳ぶこと、できれば1m88をクリアーすることを目標にしていました。南部地区大会後に、ウエイトジャケット(3~4kgの重りのついたベスト)を利用して、縦の衝撃に耐えられる練習を多く入れて臨みましたが、助走が緩く踏切のパワーがかなり低下した跳躍になってしまいました。1m80を超えることができずに21位。まだまだ力が安定せず、課題は多く残りましたが、改善すべき点が明確でトレーニングを継続することができれば確実に記録は伸ばせる余地があるぶん期待も大きくなります。来年に向けて頑張らせます。女子の三段跳の2年生坂根は自己記録まであとわずかでした。身体のバネはあるのですが、それを支えるだけの筋力と体重のバランスがとれていません。来年は助走を伸ばして(現在12歩→15歩)走幅跳・三段跳の2種目で県大会に来られるように頑張らせます。女子5000m競歩は2年の榎本です。コンディションに恵まれて南部地区大会の記録を1分ほど短縮することができました。彼女は非常に研究熱心で、競歩の動きもしっかりと学習しています。競歩で幾多のインターハイ選手を作っている所沢西高校の先生にも、『とても良い動きをしている』とほめてもらいました。来年には30分が切れるようになること、県大会で8位入賞を目指します。男子の1600mリレーは、1走の2年生が9レーンでスタートしましたが、最後の直線でインコースに切れ込むアクシデントがありました。1走はセパレートコースです。最後まで自分のレーンを走らなくてはいけません。この選手は南部地区大会でも1走を走っていて、初めてのレースではないのです。緊張していたのか、前半から飛ばしていたので酸欠になったからなのかわかりませんが、通常では考えられない行動が今回は目立ちました。(幸いに、誰も邪魔していない・コースをショートカットしたわけではないという理由で失格にはなりませんでしたが:)2走以降は動揺して、前半オーバーペースで入るものが多く、走りとしてはいまいちでした。南部地区の記録を1.5秒ほど縮めることはできましたが、内容は満足できるものではありません。今年はコロナの影響で試合が軒並み中止になっています。実戦の経験による、試合の中で向上していくということが難しい状況です。ただ、そんな中でも結果が伴っているものとそうでないものには明確な差がみられます。やはり物事を準備する力、考える力が不足しているものが多くいるのが現状なのかもしれません。この部分を改善していかないと根本的には変わらないと思っていますし、勝負の土俵にすらあげてもらうことができないと痛感しています。

 3日目は快晴の秋晴れでした。出場は鈴木の三段跳のみ。動きがまだ三段跳に慣れておらず、記録的にももう一息でした。もっと実践の場を設けて、反復する必要があります。来年の新人戦では走高跳・三段跳の2種目で関東新人に出場することを目標にします。

 最近読んだ本に次のような内容の指摘がありました。『生存競争』教育への反抗:神代武彦著。集英社新書。

教育に関する新しい提言が次から次へと出されていく現在、果たしてそれらが本当に効果的なのかという点については非常に疑問がある。新しい提言は、子供たちが螺旋(らせん)階段を上がるように、常に右肩上がりに成長することを基本に考えられているのではないだろうか。途中で立ち止まったり、後退するということが全く想定されていない。しかし、実際の場面においては、生徒は一直線に成長するのではなく、時に方向を間違ったり、悩んで立ち止まることも多々あるのが現実だ。やればできるという概念を全員に当てはめて考えることは非常に危険であり、その弊害は最終的には学校、つまり教員と生徒に押し付けられているのが現実なのではないだろうか』概略

 

 非常に心に刺さる内容でした。私自身も、成功するための確率を上げるために様々な手法を生徒には課しています。しかし、それが全員にぴったりと当てはまるわけではないのでは?と自分自身に問いかけるきっかけになった本の内容でした。常に成功することを求めるのではなく、時に立ち止まることも認める指導者の心の広さが求められているような気がしました。子供を成長させるためには、大人の我慢が求められるのが現実だと思います。長い目で見守る気持ちを忘れないようにしようと再認識させてもらえました

 今後は来週末に県選手権、10月25日に上尾市選手権、11月14日に熊谷での記録会に参加してシーズンが終了になります。試合の中で向上できる感覚を養いながら、来年につながる記録を出させたいと考えています。

 

 埼玉県高校新人陸上競技大会

 

 女子 棒高跳      第2位    田畠杏純(2年)  3m30  

    5000m競歩          榎本久美(2年) ◎32′50″33

    三段跳             坂根杏佳(2年)  9m86

 男子 5000m競歩         嘉瀬晃明(2年)  ◎30′31″14

    走高跳             鈴木陸人(1年)  1m75

    三段跳             鈴木陸人(1年)  12m49

    400MR                      ◎46″45

   1600MR                      ◎3′42″87

 

 田畠は10月24日~25日 群馬県正田醤油スタジアムで行われる関東新人選抜陸上競技大会への出場が決まりました。昨年の関東新人では8位入賞していますので、今年は優勝にからめるように頑張らせたいと思います。

 PS。全国選抜高校陸上競技大会へは、エントリーしましたが残念ながら落選してしまいました。

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南部地区新人大会を終えて

南部地区新人大会を終えて

 

9月10日、11日の2日間、上尾運動公園で南部地区新人大会が行われました。

2日間ともに晴れて、気温35度を超える厳しいコンディションでしたが、朝晩の涼しさは秋の到来を感じさせてくれました。

 結果は6種目の県大会出場です。80%以上の生徒が自己記録を更新した内容のある大会でした。3年生の代が抜け、1,2年生11人で臨みました。正直この代は力がないので、県大会に出場する人数が大幅に減ってしまうのではないかと心配していましたが、昨年よりも3つの減で済みました。今回人生で初めての県大会に出場することができた生徒が3人います。すべて2年生で、男女の5000m競歩と女子の三段跳の生徒です。競歩の2人は今回が初めての出場でした。男子は嘉瀬が4位、女子の榎本は3位でしたが、2人とも当初の予定よりもかなり良いタイムでゴールすることができました。特に榎本は、予定のタイムよりも2分ほど速いタイムで、見ていていい意味での驚きがありました。8月頭から競歩の練習を始めましたが、試合が近くなるにつれて骨盤がしっかりと動くようになり、“競歩”らしい動きになってきました。気温の下がる県大会ではさらなるタイムの短縮が期待できます。男子の嘉瀬は一時3位に上がりましたが、最後に逆転されてしまいました。経験が足りないこととともに、もう少し練習を重ねる必要があります。女子三段跳の坂根は10位でしたが、力の発揮具合としては80%程度だと思います。練習では10歩助走の跳躍で10m30前後を跳べていましたが、12歩に伸ばした本番では9m93。1本目は10m40前後跳べていましたが、残念ながらファール。2本目以降はファールを恐れて攻めた跳躍ができませんでした。メンタル的に守る傾向が強いのが今の2年生の特徴です。失敗を恐れるあまり、チャレンジすることを好みません。それでは結果に結びつくことは少ないのですが、一定のラインをこえようとすることを躊躇する生徒が多くいます。陸上競技は自分自身と真剣に向き合うスポーツです。自分を信じて今の自分を超えるチャレンジを繰り返さない限り、自己記録を更新することはできません。結局は普段の練習の中から自信を持てるような取り組みが求められるということです。試合だけ頑張っても結果はついてきません。県大会では結果はともかく、チャレンジする気持ちが表にでるような競技をして欲しいと願っています。

 1年生の鈴木陸人は、走高跳、三段跳ともに自己ベスト記録を更新して4位&3位でした。走高跳の1m85は1年生としては秀逸の記録です。三段跳はもう少し伸ばせたのではないかと思っています。2種目ともに熊谷でさらに更新できるようであれば、来年は関東以上が十分に狙えると思っています。まだまだ身体が華奢で、トレーニングを継続する必要があります。逆に言えばそれだけ伸びしろが多いとも言えます。

 3年生は10月の県選手権に出場する2人がオープンで参加しました。やり投げの秋元は、動きを変えて試行錯誤している中、50mを超えたことはまずまずの結果です。県選手権では54mを目指して欲しいと思います。三段跳の小田島は、10月に広島で行われる全国大会の標準記録突破を目指して参加しました。8月の南部地区学校総体以降良い練習が継続できていて、私自身の感覚では11m85は十分に射程範囲内の記録でした。ただ、直前の1週間、ウイルス性胃腸炎に感染してしまい出席停止、治ってからの練習は4日のみで本番を迎えることになってしまいました。本人は大丈夫です、といっていましたが、1週間身体を動かないことは、全力で狙う記録を達成するためにはマイナスが大きいです。本番では良い動きはしていましたが11m63で、標準まで7cm足りず。残念ですが全国のチャレンジは終了です。県選手権までもう一度練り直して12mオーバーの記録で締めくくることが目標です。

 他にも短距離では1、2年生のリレーメンバー3人が、11秒台が手に届く位置の記録が出せました。来年には11秒台を4人そろえて400MRで44秒台を狙うことができそうです。

 今年はコロナの影響で試合の中止が相次いで、今回がまだ2試合目です。この後の試合もあと2つでシーズン終了になります。なかなか試合を通して技術や感覚を磨くという場が持てないので、爆発的な記録の向上が見られません。残された時間を有効に使って少しでも良い記録を出せるように頑張らせます。

 

南部地区新人陸上競技大会

 

 第1位  女子走高跳    田畠杏純       3m22 大会新記録

 第3位  女子5000m競歩  榎本久美     33′42″41

 第3位  男子三段跳    鈴木陸人    ☆12m60

 第4位  男子5000m競歩  嘉瀬晃明     31′11″46

 第4位  男子走高跳    鈴木陸人    ☆1m85

 第10位   女子三段跳    坂根杏佳    ☆9m93

                         以上 県大会出場

 

 オープン 男子やり投げ   秋元聖弥         50m07

      女子三段跳    小田島侑衣     ☆11m63

                       ☆印は自己ベスト記録

 

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南部地区大会を終えて

◎南部地区大会を終えて

 8月4日から3日間、上尾運動公園陸上競技場で、インターハイ予選の代替大会:学校総合体育大会南部地区大会が行われました。7月末に梅雨が明けたとたんに夏らしい気候になり、3日間ともに晴れて、気温は35℃を超える厳しいコンディションの中での試合でした。本年度初、およそ10か月ぶりの本番で、梅雨明けが伸びた関係で、十分な練習が消化できていない中での試合でしたが、結果はまずまずだったと思います。

 今回、特に内容が良かった種目が2つありました。1つ目は男子やり投げで3年生の秋元が優勝したことです。記録も自己ベストを5m更新する素晴らしいものでした。それ以上に、試合前から『優勝する』と宣言をしての、有言実行は素晴らしい結果です。彼は中学時代、バレーボール部でしたが、本人の言葉を借りれば、引退試合もラインズマンをやっていたというレベルだったそうです。入学後、しばらくは練習態度もあまり前向きではなく結果も出ませんでしたが、2年生あたりからとても熱心に練習に取り組むようになりました。2年の県新人で10位になった頃から、3年生では関東に行く!(県大会上位6位までが関東大会出場)という宣言をして練習も熱心に取り組んでいました。春先には十分に関東に届く位置にまで能力を伸ばしていましたが、コロナの関係ですべての試合がなくなってしまい、冬の成果を発揮する場が持てませんでした。コロナでの自粛期間が長かったため、ほとんどの生徒は、冬季練習で蓄えた2月末の力が一気に低下をして、6月下旬からの練習再開になりましたが、彼はその落ち込みが非常に少なかったと感じました。おそらく自主的にトレーニングを継続していたのでしょう。そうでなければ、今年最初の試合で、5m以上の自己ベストを更新することは不可能です。私がいずみ高校に転勤してきて5年目になりますが、2年目から毎年、南部地区大会で優勝者を出すことができていました。しかし、今の3年生の代だけ優勝者がなく、今回が最後のチャンスであったのですが、きちんと結果に結びつけられた点でも素晴らしいと思っています。

 ちなみに各年度の優勝者は
平成29年度:松田佑矢:インターハイ予選・国体予選:三段跳優勝
平成30年度:高津太陽:新人戦:やり投げ優勝
平成31年度:鈴木大翔:インターハイ予選・新人戦・国体予選:走高跳優勝
令和元年度:田畠杏純:国体予選:棒高跳優勝
令和2年度:秋元聖弥:やり投げ優勝  ※これで5期連続の南部地区大会優勝です。

転勤してきた時には、部活動に参加していた生徒はわずか2名でした。そういったことを考えればこの結果は感無量なものがあります。
 
 もう1つは男子8種競技の小嶋です。彼は2年生の7月にバスケット部から転部してきた生徒で、バスケット部ではキャプテンでエースでした。昨年は色々な種目をマスターすることに専念をしていたので、8種競技への出場は今回が初めてです。私自身もどれくらいの成績になるのか、正直予想がつきませんでした。8種競技:混成競技は2日間で8種目を行い、それぞれの記録を得点化して順位を争う種目です。非常に過酷で、欧米では混成競技のチャンピオンこそ真のアスリートの王者であるといわれているくらい、マルチな能力が要求される種目です。1種目目は100m。11″93の自己ベストで非常によい出足でした。2種目目は走幅跳。彼の得意種目であり、学校の練習では6mを超えていましたが、助走がコントロールできず5m60で終わってしまいました。40cm前後のマイナスです。ただ、混成競技の場合、こういった種目によるでこぼこは珍しいことではないので、切り替えて次の種目に臨ませました。3種目目は砲丸投。学校の練習では8m前後の記録でしたが、本番では10m11で出場選手中トップの記録をだすことができました。1日目最後の種目は400m。肉体的に厳しい種目ですが、54″12で走り、自己ベストで1日目を締めくくることができました。初日は3位での折り返しです。2日目、最初の種目は110MH。高校生のハードルの高さは106.7㎝です。走高跳くらいの高さを10台連続して超えなくてはならない、非常に技術的に難しい種目です。練習ではなんとかこなせていましたが、現在実習棟の建設工事を行っている関係で学校のグランドでは、直線で100mをとることができません。そのため練習では多くても6台目までの練習しかできませんでした。案の定8台目でバランスを崩してしまい、10台目を倒すようにしてゴールしましました。私自身は『失格か?』と思いましたが、審判長の判断で『故意ではなく、(10台目のハードルも)飛ぼうとした意思があった』と判断され、救済されました。しかし、記録は19秒台。当初の予定では17秒5前後を予定していたので1.7秒前後のマイナス、得点としては150点くらい低いものでした。気持ちを切り替えて6種目目のやり投げです。記録はこれも自己ベスト更新の40m50。参加者中トップの記録でした。この時点で全体の5位の記録でしたが、上位とはわずかな差で逆転が可能な位置にいました。7種目目は走高跳。昨秋の県新人に出場している比較的得意な種目で、自己ベストは1m63です。私自身の予測では、『1m65が飛べれば十分』というものでしたが、1m50から始めて、1m70まですべて1回でクリアー。そろそろ限界だろうと思っていましたが、その後も1m73、1m76をクリアーし、最終的には1m79まで飛んでしまいました。正直見ている私のほうが驚いてしまうくらいの跳躍でした。この記録で3位に上がり、1位との差はわずかに10点です。最終種目は1500m。このレースで1位の選手に1.2″の差をつけてゴールできれば総合優勝することができます。ただ、細かい指示をすることはせず、『自分のできる最高の走りをしよう』とだけ本人には伝えました。7種目目を終えて、疲労はかなりのものだと思います。しかし、彼は積極的に走り、ラスト1周ではトップを引っ張っていました。最後の直線では、それまで総合でトップの伊奈学園の生徒に並ばれましたが、意地で逃げ切りトップでゴールしました。結果は伊奈学園の生徒と0.6秒差。わずか6点の差で2位でした。総得点4411点の中の6点です。あと0.6″離せていれば優勝できましたが、そんなことよりも、最後まで自分の力を振り絞って走る彼の姿に、私自身が本当に久しぶりに感動しました。生徒には、常々自分の力を出し切ることの大切さを繰り返し伝えてきましたが、その答えを実際の形で彼が証明してくれました。ゴール後、優勝できなかった悔しさで彼は残念そうでしたが、それ以上に素晴らしいものを与えてもらったことに、彼に感謝をしたい気持ちになった試合でした。結局8種目中4種目で出場者トップの記録でした。ハードルの失敗がなければ余裕で優勝できたと思いますし、この状態で春の試合を迎えていれば関東大会にも十分に届くレベルにまで来ていたと思っています。最終日の1600MRでもアンカーとして爆走をして、彼の3日間は終了しました。わずか1年でここまで戦えたことは、本人の努力以外の何物でもありません。あと1年あれば…と思ってしまいますが、それはないものねだりです。とても素晴らしい時間を共有できたことに感謝以外に言葉が見あたりません。

 もう1人、昨年11月に野球から移ってきた生徒はやり投げと砲丸投げに出場しました。学校の練習では、やりで42m前後投げていたので、十分ベスト8に残れると思っていましたが、初めての試合で緊張をしたのか36mの記録で終わってしましました。試合後、本人に感想を聞きましたが、『途中から入った自分をみんなが快く受け入れてくれて、練習は頑張ったつもりだったが結果に結びつかなくて残念でした。ただ、今まで短い期間でしたが、全力で練習をしてきたので悔いはありません』と涙ながらに話していました。高校生の部活動の意義はこういった部分にあるのではないかと私自身再認識させてもらいました。比較的ゆるい部活動で『3年間頑張って悔いはありません』と言って涙を流すことと、少なくとも現在の陸上部の練習を8か月経ての『悔いがない』という涙の意味は決定的に『深さ』違うのではないかと思っています。こういった経験を1人でも多くの高校生にさせることが部活動を頑張るということの意味なのではないかと改めて感じることができました。こういった経験は今後の人生でも必ず生きてくると私自身は確信をしています。今後の進路に向けて全力で頑張ってほしいと思っています。

 昨年の今頃、今の3年生が中心の代になるときに、正直厳しい1年になると思っていましたが、彼らは、それを覆すような活躍をしてくれました。昨年と同じように、今の2年生の代には期待できる予想ができません。ただ高校生の可能性は無限であると、今まで何度も生徒に教えてもらいました。次の1年もそうなることを祈って、夏休み後半の練習に力を注ぎたいと思っています。

  南部地区大会

 第1位   男子やり投げ  秋元聖弥(3年)  ☆52m38
       女子棒高跳   田畠杏純(2年)    3m10
 第2位   男子8種競技  小嶋将裕(3年)  ☆4411点
 第3位   女子三段跳   小田島侑衣(3年)  10m96
 第4位   男子走高跳   鈴木陸人(1年)   ☆1m80
 第5位   男子砲丸投   秋元聖弥(3年)   ☆9m93
 第6位   男子三段跳   西 翔太(3年)   ☆12m86
 第7位   男子三段跳   山本陸斗(3年)   ☆12m76
                     ☆は自己ベスト記録です。

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南部地区大会を前に

◎南部地区大会を前に

  長かった梅雨もようやく明けて、久しぶりに太陽を感じながら練習をしました。南部地区大会が8月4日~6日まで開催されます。コロナで二転三転しましたが、およそ10か月ぶりの試合となります。3年生にとっては最後の試合になる者もいるので、全力でチャレンジをして悔いのない締めくくりをして欲しいと思っています。

  部活動が再開されておよそ1か月ですが、かなり制限をしてきた活動に加えて、長い梅雨の影響で、正直満足の行く練習は消化できていません。その割には、生徒達の動きはまずまずだと感じています。7月31日に最後の専門練習を入れましたが、走幅跳では12歩の助走で、6mを超える跳躍を男子2人が記録しました。他の選手もベスト記録を超える跳躍を繰り返していました。これは4月に助走路をアスファルト舗装にして、30mの1枚ゴムを敷いた影響が大きいと思います。競技場のタータンと同じような跳躍が可能になりました。これを本番でも出せるように集中させたいと思います。助走のコントロールがカギになると思っています。走高跳の1年生も、ロイター板付きの跳躍ですが、2m03が跳べました。この生徒は3月に卒業した前キャプテンの弟で、中学時代のベストは1m75です。ただ、中学3年の夏から身長が6cm程伸びているので、跳躍自体が非常に大きくなった印象があります。今後きちんと練習が継続できれば、今年中に1m90以上の記録が期待できると思っています。やり投げの3年生も良い投げを繰り返していました。50m以上の記録と、是非とも優勝を狙って欲しいです。昨年11月に野球部から移ってきた生徒も初めての試合ですが、練習では40mを超える投げを繰り返しています。過度な緊張さえしなければベスト8には残れる可能性が高いので、しっかりと集中して力を出し切って欲しいと思っています。

 

 今年はインターハイが中止になりましたが、10月に広島で全国大会が開催されることが決定しました。毎年行われている日本ジュニア・ユース大会を改変して、今年のみの全国大会として行われます。標準記録を突破した選手の中で、上位30名が参加できる非常にレベルの高い試合です。いずみ高校としては、今のところ2年生の棒高跳の女子が標準記録を突破しています。あとは3年生の三段跳の女子に期待をしています。昨年度11m35の記録を残していますが、この冬にきちんとトレーニングを積むことができたので12m00以上の記録が十分に可能なレベルにまで来ていました。インターハイがあれば出場できた可能性が高かったのではないかと感じています。中断期間で1回リセットしているので、再びやり直している状態ですが、なかなか感覚が戻りきっていません。走幅跳は良い動きをしていますが、三段跳の技術的な部分がぼやけている感じです。女子の三段跳の標準記録は11m70。期限は9月15日までとなっています。南部地区新人戦(9/10-11)にオープン参加をする予定で、それが最後のチャレンジになります。今回は久しぶりの試合なので感覚を取り戻すことを優先して、9月に11m80以上の記録を狙います。非常に高い目標ですが、私自身は十分に届くという感覚がありますので、やるべきことを整理して全国にチャレンジさせたいと考えています。

 

 今まで気温が低く、身体が暑さになれていません。3日間、天気予報では30度超えの日々になりそうで、体調管理をきちんとすることが、頑張ることと同じくらい重要になると思っています。久しぶりの試合、私自身も楽しむ気持ちで臨んできます。

 

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指導者の役割:メンターについて

◎指導者の役割:『メンタ―』について

  部活動が4か月ぶりに再開されました。しかし時間や日数をかなり限定された活動で、正直十分な指導ができない現状に、軽いいらだちを感じている毎日です。今までのように、じっくりと1人1人の動きを見ながらアドバイスをするといったことが、現実問題としてできません。このような状況になって、指導者の役割とはいったいどんなことなのだろうか?と繰り返し考えるようになりました。

  8月に予定されていた記録会も軒並み中止の連絡が入ってきていて、現3年生が試合の場で力を発揮できる機会が閉ざされています。こんな状況の中で、生徒たちに対しどのような対応をすることが正解なのか、自問自答する毎日です。指導者とはいったい何をすることがベストなのでしょうか?技術的な部分にだけ焦点を当てるのなら、このような試合がなくなっている状況ではあまり意味を持たないのでは?と感じています。大切なのは彼らのメンタル面に焦点を当てた、彼らを満足させるアドバイスなのではないのか、と考えていますが、それはそれで簡単なことではありません。

 

 心理学の用語で『メンタ―』という言葉があります。個人の状況を細かく理解した上で適切なアドバイスをくれるアドバイザー、と言ったらいいのでしょうか? この『メンタ―』が現状には必要になっているのではないかと感じています。

  『メンタ―』に関して、自分自身の経験上で印象に残っていることがあります。私が就職したての時のことです。当時、新任で定時制高校に赴任していた私は、高校の陸上部のOB会で現状を嘆いていました。それを聞いた恩師が『学校なんてどこでも一緒だ!』と発言しました。今考えれば、その言葉の意図を理解することもできますが、当時の私には全く納得がいかない響かない言葉でした。少なくとも私が卒業した高校と、当時私が勤務していた高校の実情を『同じ』という言葉で表現をされることに強い違和感を覚えました。そんな時に陸上部の副顧問で、ほとんど技術的な部分に関するアドバイスはもらった記憶がない先生が、『お前の今の状況が苦しいのはよくわかる。ただ、嘆いていても現状は変わらないだろう。今できることに全力を尽くことが大切なのではないか?』と諭すようにいわれたことが強く印象に残りました。それほど関係が深かった先生ではありませんが、この言葉が私自身の心にものすごく響いたのは事実です。こういった、相手の現状を理解した上で適切なアドバイスをくれる人を『メンタ―』と呼ぶのかもしれません。『メンタ―』は、人生を生きていくためにはとても重要で、自分に合う『メンタ―』を持つことは、幸せな人生を送るための条件であるといえるくらい大切なことだと考えています。

 

 私自身が『メンタ―』であると感じている先生は2人います。1人は現在、兵庫県で教員をしている大学の1つ上の先輩で、ことあるごとに話を聞いてもらっている「人生の相談役」の様な人です。どんな状況に置かれても決して弱音を吐かず、周囲の人を笑顔にできるオーラの様なものを持っている人柄に強く惹かれています。部活動でも赴任した高校全てで全国大会に出場させているだけでなく、4つの高校で近畿高校駅伝に出場させています。在籍した4校で(レベルの高い)近畿高校駅伝に出場させた指導者は兵庫県では初めてだと新聞で紹介されていました。先輩が自身の母校に教員として在籍していた時には、学年主任として『宿題撤廃』を徹底させたそうです。その理由は『進学校に来ている生徒は決して勉強が嫌いではないのだから、彼らがやりたい勉強ができる時間を確保することが何よりも大切。宿題を出すというのは、教員の自己満足的な部分があり、結局は生徒のためにならない』という信念のもと、周囲との軋轢はあったそうですが3年間徹底させたそうです。結果は、過去最高の東京大学、京都大学の合格者を出したことを含め、素晴らしい進路実績を残せたとのことでした。私自身も精神的にやや落ち込んでいるような時に連絡を取ると、良い意味で『喝』を入れられて元気を取り戻すことができています。

 もう1人は現在一緒に働いている再任用のサッカーの先生です。この先生も非常にポジティブでユーモアを常に欠かすことのない人柄に魅力を感じています。その上、視野が広く、判断が適切で、つつみこむような暖かい空気を感じさせてくれる先生です。生徒への対応でも、私なら強く指導するような場面でも、忍耐強く、繰り返し生徒に言葉で諭しています。結果は、強い指導よりもずっとよい方向に向かっていると感じることが多くあります。2人の先生に共通することは、①ポジティブであること、②ユニーク・ユーモアのセンスがあること、③生徒への深い愛情を持っていること、だと感じています。こういった自分に足りない部分を学ぶことができる人が近くにいるということは幸運で、『メンタ―』を持つことの重要性を痛感しています。

 

 生徒にとって最適な『メンタ―』にはどうすればなれるのでしょうか?今の課題はこのことです。生徒たちは、一生懸命練習をしています。ただ、その成果を出すべき試合が軒並み中止になっている現在、何を彼らに与えられるのか正直私には答えが見つかりません。できることと言えば、限られた時間の中で、生徒の気持ちを考えながら、少ない言葉でのアドバイスをすることぐらいです。新任の時に副顧問の先生にかけてもらったような、自分自身が納得できるような言葉かけができているのか、自分でもわかりません。ただ、今まで上位大会を目指して、少しでも良い記録を求めていた現状から、試合に出て自分の力を発揮する事へと目標が変化してきた中、私自身も肩の力がぬけて生徒へアドバイスをしているという実感はあります。それが生徒の心に響くは別問題ですが。

 8月の試合は現在の所、南部地区大会だけになってしまいました。9月以降の試合もどうなるかはわかりません。試合の結果以上に生徒の心に何を残せるのかを探すことが顧問としての大きな課題になります。正解がなかなか見つからない困難な課題ですが、何とか答えを出せるように頑張りたいと考える今日この頃です。

 

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部活動再開!!

◎部活動開始 

 分散登校が始まって3週間、やっと来週(22日)から部活動が再開されます。およそ4か月振りの活動になりますので、正直私自身も部活動のない生活に身体がなじんでしまったという実感があります。生徒たちも、基礎体力を含め、身体の機能の低下が予想されるので、無理なく徐々に練習に入って行こうと考えています。8月上旬に南部地区大会が開催される予定ですので、当面そこを目指して練習に励みます。

 

 6月当初から始まった分散登校は、当初戸惑いもありましたが、逆に新鮮で、新しい発見もたくさんありました。現在体育の授業は、半分の人数で、体育館で実施しています。ソーシャルデイスタンスを保つために、3m前後間隔をあけながら、大型プロジェクターを利用して、ストレッチやトレーニング、ダンスを行っています。まずよかったと思う点は、生徒の人数が少ないために、細かい部分にまで目が行き届く感覚があるということです。全体がきちんと掌握できるので、丁寧に指導できるという大きなメリットがあります。2つ目は、スクリーンを利用することにより、今まで言葉で説明をしていたことが、映像を利用することにより、今まで以上に正確に生徒へ伝わるということです。言葉の指示で十分と考えていましたが、連絡事項等の生徒への浸透度がかなり高くなっている実感があります。3つ目は、今までの授業形態を一から見直すことができたことです。今まで色々な種目をやってきましたが、そういった事がコロナでいったん白紙になり、新しい価値観で授業を考えることができています。身体を鍛えるということよりも、身体を動かす楽しさを優先させるような内容を考えて実行するようになりました。合わせて、様々なIT関係の機材を導入すること(リモート授業含む)により、視覚に訴えながら授業を行うという新しい形ができてきました。体育科の先生方とも話し合いを繰り返し、『生徒にとって何が大切か?』という議論をたくさんすることができ、それを授業に生かすことができています。生徒達も余裕のある時間の登校になっている関係か(1限目はAMは9:30開始、PMは13:15開始)、授業中における集中力が高まっているように感じます。

 コロナのマイナスは非常に大きいものですが、そのことによって今までと違った景色を見ることができている面も確実にあります。来週からの部活動は、今までとは違った形での活動にできるのではないか、という期待と不安が入り混じったような気持ちで迎えることになりそうで。就職や進学の対応が約1か月後ろ倒しになる予定です。8月中には複数の試合もありますので、生徒と相談をしながら1つでも多くの試合経験をさせたいと考えています(特に3年生には)。フレッシュな気持ちで頑張ります。

 

 

 

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学校再開

学校再開 

 6月1日から、県立高校を含めた多くの学校が再開されました。およそ3か月ぶりの学校になります。ただ、すぐに通常通りとはいかず、段階的なスタートになります。部活動も6月22日の週からで、最初は週に3日程度、1日に1時間と限定的な活動になります。4月当初インターハイ中止が決まった直後に、7月中旬に各地区大会を開催する予定でしたが、県から7月中は活動を制限するという指示が来る可能性があり、開催が危ぶまれています。正直、私自身も部活動に対する意欲が低下してきていることを認めざるを得ません。本来の学校生活を元にもどすことが一番なので、部活動は二の次三の次の印象を受けます。それはその通りなのですが、人間としての成長は部活動をはじめ、勉強以外の様々な学校生活・活動によるところが大きいと私自身は考えています。ただ、一介の教員としては何もすることができず歯がゆい気持ちでいっぱいの毎日です。インターハイ中止に関して、全国の強豪校の指導者がそれぞれの思いを語っているサイトがあります。京都・洛南高校の柴田博之先生の手記は、非常に胸が熱くなり、共感できる部分が多くあります。是非読んで欲しい記事です。

https://www.bbm-japan.com/trackandfield/17362961

 

 

 今日の朝日新聞に面白い記事が載っていました。大学生が、家事を教える塾を開いているというものです。1つ1つ家事の手順を子供たちに教えて、効率的にできるように工夫させるとともに、家族や周囲の人から『ありがとう』という感謝の言葉をもらうことを目的にしていると書いてありました。多くの子供たちは『ありがとう』という言葉に触れる回数が多いほど、自己肯定感が向上したというデータも出ているそうです。

 同じようなことが、最近読んだ本にも載っていました。中野信子著:『空気を読む脳』という本の中に次のような実験が紹介されていました。テストで80点をとった生徒に対し①(無条件に)君は頭がいいね、とほめる。 ②よく努力をしたね、頑張ったね、と頑張り(過程)を評価する。③何も言わない。という3つの対応をした際に、その後の行動がどのように変化するかを検証したものです。次のステップでは、やや難しい課題と、優しい課題を提示して選択をさせるようにしたところ、①の生徒はほぼすべての子供が、優しい問題を選んだという結果になったそうです。②の生徒の多くは、困難な問題を選ぶ生徒が多く、③の生徒はその中間でした。なぜこのような結果になるかというと、①の生徒は、『頭がいいね』という声掛けは、良い成績をとることが親や教師の期待に応えることであるというメッセージだと理解するのだそうです。だから、難しい問題ができないと周囲の期待に応えられないと感じるので優しい問題を選択するようになります。②の生徒は、努力をすること=挑戦すること、と認められたので、次もチャレンジしようとする気持ちが強くなっていきます。さらに、①の生徒は、結果が伴わないような課題に対して今度は『嘘』をついてごまかすようになることも多くあるそうです。この10年、『ほめて伸ばす』教育、『怒らない』教育が叫ばれてきましたが、その結果は、困難なチャレンジをする生徒が減っているのではないかという指摘があります。1つの例ですが、海外への留学する学生の数は、この10年でかなり減少傾向にあるそうです。

 このことからも、『正しくほめる』ということは、単に結果だけを見て、言葉をかけるというものではなく、その過程をきちんと認めてあげることなのだと再認識しました。

『21世紀の男の子の親たちへ』:おおたとしまさ著:という本の中で、中高一貫の有名進学校のベテラン教師が全く同じような指摘をしていました。成績トップの子に対して『お前は頭がいいな』という言葉だけで済ますのではなく、『この解答に行きつくまでどれくらいかかったの?何度も消しゴムで消した跡がある。よく頑張って解いたね』というような言葉かけをすることにより、生徒たちはさらに頑張って勉強していくというものです。この指摘は、はなまる学習塾主催の高濱正伸氏も全く同じような経験談を雑誌で紹介していました。

 ただ、本当に『認める』ということは、簡単なことではなく、日々生徒の変化をしっかりと見ながら、変わった瞬間を逃さないで言葉かけをする必要があります。決してたやすいことではありません。なおかつ本人が自覚をしている部分(変化した部分)に焦点を当てられれば、結果はものすごくよい方向へつながっていくのではないかと思っています。

 

 かなり制約のある学校生活ですが、生徒の気持ちをよく理解し、うわべの言葉かけをするのではなく、生徒の変化に敏感に対処できるような教員になる必要があると痛感させられました。3か月ぶりの授業になります。新任の気持ちで頑張ろうと思います。

※昨日は3年生が午前・午後の分散登校でした。午後に登校した男子の数名は、学校に来る前に競技場で練習をしてきたそうです。生徒たちはまだあきらめていません。私自身も生徒に刺激をもらいました。最後まであきらめないで最善を尽くそうと思います。

 

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お知らせ

☆埼玉県インターハイ予選   
 5月12日から15日の4日間、熊谷スポーツ文化公園で埼玉県インターハイ予選が行われました。男子の三段跳、走高跳、やり投げ、女子の100MH、男女のリレー4種目の合計8種目で参加をしてきました。結果は男子の三段跳が9位とわずかに決勝まで届きませんでした。予選では、最終跳躍者の前までベスト8にいたのですが、最後に逆転をされてしまいました。残念ですが、記録的にも自己ベストが出せたので、満足とはいきませんが順当な結果だったと思います。ただ、1本目が一番良い跳躍だったのが、力んでバランスを崩してしまったのが悔やまれます。3年生ですが、残りの試合でさらなる自己ベストを目指して頑張らせます。2番目に期待をしていた1年生の走高跳は、最初の高さの1m75をかなり余裕をもって跳べていたので期待をしたのですが、1m80はふくらはぎをする惜しい跳躍で跳べませんでした。秋からは走高跳と三段跳で県の決勝を目指します。やり投げに出場した2年生は、5月3日の記録会で46m08の自己ベストを更新していたので、48m以上の記録を狙って勝負に行きましたが、周囲の選手の迫力に気持ちで負けてしまったのか、43m87で終わってしまいました。まだまだ記録に波があるので、筋力を強化するとともに技術の安定を図りたいと思います。1年生女子の100MHは自己ベストは更新することはできましたが予選落ちでした。中学時代にユースハードルで15秒台の記録を持っていましたが、今回は練習が詰めていなかったのですべて4歩で行かせました。逆にインターバルが詰まってうまく走れませんでした。7月の国体予選に向けて3歩で行く練習に切り替えていきます。昨年は、個人種目で春の県大会に出場することができませんでしたが、今年は4種目出場することができ、決勝まであと1息の所まで来ることができました。来年は関東大会に出場できるように、練習を開始します。
 6月は各種の記録会が予定されているので、1年生も積極的に参加をさせていきます。同時に、今まで試合のために調整していたので、基礎体力を向上させるトレーニングを徹底的に課していく予定です。秋には男子の走高跳で1m90以上、三段跳で13m80、やりは50mオーバー、2年生の走幅跳で6m40、1年生女子の100MH・400MHで県の準決勝以上を狙います。また、長距離部員を集めて11月の県高校駅伝に出場することが当面の目標です。来年のインターハイ予選まであと1年、逆算の発想で1日1日大切にしながら頑張っていきたいと思っています。
  三段跳 松田佑矢  ☆13m48  第9位
  走高跳 鈴木大翔  1m75   
  やり投げ 高津太陽 43m87  
  100MH 小池彩音  ☆17"10       ☆:自己ベスト

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☆南部地区インターハイ予選   ◎男子三段跳 優勝!!
 4月21日から23日の3日間、上尾運動公園で南部地区インターハイ予選が行われました。陸上競技の場合、関東予選がそのままインターハイへつながっているため、それこそ、この試合が本番(インターハイ)へのスタートになります。結果は、男子三段跳で、キャプテンの松田が優勝することができました。記録は1回目の13m36でしたが、Fを含めて5回13mを超えることができ、だいぶ力がついた印象があります。1年生の鈴木大翔も、走高跳で公認自己ベストの1m80を跳ぶことができ、第5位に入賞できました。男子やり投げの高津が9位、女子100MHの1年生の小池が10位で、ここまでが県大会出場です。男子走幅跳で同記録・セカンド負けや女子の400MHであと1人、女子のやり投げもあと2人で県大会と、惜しい種目がいくつかありました。今回の南部地区大会は、例年よりも気温が低く、ホームストレートが向かい風になるなど、あまり良いコンディションではなかったと思います。その中でも、90%近い種目で自己ベスト記録を更新することができていたので、そういった意味では当初の目標は達成できていたと思います。ただ、2年生の男子の元気がありませんでした。試合の緊張感に負け、自分の力をきちんと出し切ることができていませんでした。まだまだメンタル面の強化が必要です。合わせて、普段から繰り返し行っている『試合に対する準備』が十分ではなかったように思います。県大会までは幸いに3週間の時間があります。今回の試合の振り返りをきちんと行って、修正するべき点を修正し、ベストな状態で県大会に臨みたいと思っています。いずみ高校陸上競技部は、前身の与野農工高校時代から関東大会への出場したことはないと思います。是非とも初の関東大会、インターハイへつながるように、できることはすべてやりつくして試合に臨みます。応援よろしくお願いいたします。

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☆初試合
 3月12日に鴻巣で今シーズン最初の試合に出場してきました。気温もまずまず、風も弱くコンディションとしては良い方だったと思います。学年末考査後、2月24日から練習を再開しましたが、考査前に比べて生徒の集中はいまいちでした。2週間近い考査前の練習の中断があまりいい方向へいかなかった感じです。キャプテンも軽い疲労骨折が判明して今回の試合は出場ができませんでした。この冬は、10月下旬から冬季トレーニングを開始しましたが、正直生徒はマンネリになっていて、惰性で練習している部分があったと思います。そういった中での最初の試合でしたので、記録を求めるのではなく、この試合から1つでも多くの課題をもらってくることを一番の目標にしていました。走幅跳の1年生は、高校から陸上競技を始めて、昨秋に6m00を跳んだ生徒です。今シーズンは6m30以上で県大会出場が目標ですが、練習の中から若干集中力を欠いてる姿が見られました。今回の試合でも、明らかに助走スピードが遅く、板に合わせることができませんでした。途中でアドバイスをしようかとも思いましたが、本人がどれくらい今の状況を理解しているかが大切だと思い、そのまま競技をさせました。案の定、5m47しか飛べませんでした。本人は6mを超えると張り切っていましたが、現実は甘くはありません。走力や筋力の面では十分に6m30が狙えるレベルに来ていると思います。ただ、試合では自分の力を100%引き出すための考え方、臨み方が最も大切になります。今回はそれがわかるかが課題でしたので、試合後に話をして、なぜうまく跳べなかったのかを繰り返し問いかけました。最初は自分の課題が理解できていなくて、関係のない指摘が多かったですが、しばらくしてやっと助走の課題を口にしました。それが最初に出てくるようになると記録は高いレベルで安定すると思っています。今後の課題です。やり投げの1年生も同じように高校から始めた初心者です。ただ、彼はアドバイスを自分の中で咀嚼(かみ砕く)する能力がある方だと思っています。体重はやっと50kgを超えるくらいですが、今回は昨年の秋よりも4m記録を伸ばすことができていました。スポーツは身体的な能力が重要なのは言うまでもありません。しかし、持っている能力をきちんと発揮する力が低いと、試合では勝負をすることができません。この部分にこれからの1か月、焦点を当てて練習をしていくつもりです。次の試合は3月26日、27日の越谷市の記録会です。今回の試合よりも一段階上のレベルで勝負ができるように、それぞれの課題を明確にして練習の中で対応していきたいと思っています。キャプテンも練習を始めることができそうなので、4月21日からの南部地区大会では、全員がベスト記録を更新できるように、残りの日々を逆算しながら日々意図のある練習をしていきたいと思います。まもなく新入生が入ってきます。有望な生徒もいるので、部として少しでも上のレベルで勝負ができるように準備をしていくつもりです。
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☆駅伝
 2月12日に南部地区新人駅伝が、大宮武蔵野高校周辺で行われました。チームが組めないのでロードレースの部に女子が1名参加してきました。彼女はテニス部と兼部をしている生徒ですが、長距離走への適性があると感じて、声をかけて現在週に3日程度練習をしています。12月の上尾市選手権では3000m13分10秒でしたが、今回は3kmで12分30秒でした。40秒の短縮です。彼女は体形、骨盤の前傾具合、頑張る気持ちと長距離向きな資質をたくさん持っています。継続した練習ができれば、秋には3000mで県大会が十分に狙えるだけ能力があると思っています。2月11日の練習をもって、考査前の自主練習期間に入りました。この冬でベースとなる基礎体力は確実に向上しました。考査明けからは、それを実践につなげていいく練習が必要になります。質を高めて試合につながる技術を身に着けられるように全力を尽くしたいと思っています。春までもう少しです。気持ちをためて爆発できるように頑張りたいと思います。

☆春に向けて
 新年があけて1か月、冬季練習も1つの区切りの時期になりました。本校では2月20日から学年末考査になるので、練習は12日で全体での練習はいったん終了になります。1月に入ってから、練習の内容を少しずつ変化させてきました。量を維持しながら、質を向上させるようにしています。幸いに大きな怪我人もなく練習は消化できています。1月28日には、上尾市陸協・福原さんのご厚意で、上尾運動公園で練習を行いました。やや気温は低かったですが、冬季練習の成果が少しずつ目に見えてきている部員が出てきました。昨年の秋、やり投げで38mを投げた1年生は、練習ですが43mを超えるようになっていました。三段跳のキャプテンも、10歩助走で昨年のベスト近い記録が出せています。今までの統計上、10歩助走の記録+80cm~1mが実際の記録になるので、コンディションに恵まれれば14mを超える可能性も出てきました。そのほかにも県大会を狙える生徒がだいぶ出てきました。現在練習に参加をしている7人のうち、6人を春のインターハイ予選で県大会に出場させることが、私自身の目標です。学年末考査あけの2月下旬からの練習が非常に重要になってくると思います。今年最初の試合は、3月12日の鴻巣市の記録会です。どこまで記録が出せるかわかりませんが、試合の感覚を思い出すべく、全力で取り組ませたいと思っています。春休みには校内での合宿も計画中です。できることをすべてやった上で4月21日~23日の南部地区インターハイ予選に臨みたいと思います。
お知らせ
☆スタート 
 2017年が始まりました。1月4日から新年の練習を始めていますが、今年は、酉年だけに大きく羽ばたけるように頑張りたいと思っています。年末には校内で合宿を行いました。3泊4日、天候にも恵まれてしっかりと練習ができましたが、集中力が続かない場面が垣間見られました。練習はこなすことも大切ですが、それ以上に内容を高めていくことが重要になります。10月下旬からの冬季練習で、量をこなすだけの体力は身についてきましたが、疲れてくると集中力を高めて内容を高めることがまだまだできていません。この部分が改善できると、試合でも次のラウンドに行くことができるのですが、当面の大きな課題になります。冬季練習も1/3が過ぎ、次のステップに移る時期になりました。1月は今までよりも質を上げて追い込みを厳しくしていきます。気温も低く、練習環境は決して良くない時ですが、この時期の練習の成果がシーズンの成績に大きく影響してきますので、妥協させないように励ましながら過ごしていきたいと思っています。11月頃に比べると、日の暮れがだいぶ遅くなりました。確実に春が近づいてきている証拠です。今年の最初の試合は3月12日の鴻巣市の記録会です。まずは1月の練習をきちんと消化できるように全力を尽くしたいと思っています。
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☆刺激 
 11月3日の練習は、上尾運動公園陸上競技場で行いました。前任校の伊奈学園総合高校の卒業生のお父さんが、上尾市内の中学校で外部指導者をやっている関係で年に10回くらい使用させてもらっています。ありがたいことです。天候も最高で非常に良い練習ができました。練習には栃木県・石橋高校の監督と選手が参加しました。栃木県新人大会の三段跳優勝者です。監督が大学時代の私の後輩で、先日の関東高校新人大会で三段跳の技術的な話になり、合同練習に至りました。ちなみにこの監督は1988年のソウルオリンピック100mの日本代表だった名選手です。ただ、三段跳の指導方法についてアドバイスをして欲しいとのことでした。私自身は800mを専門種目にしていましたが、今までの指導者生活の中で三段跳でのべ9人の選手を全国大会に出場させることができました。三段跳を含めて跳躍競技に関しては、練習方法の引き出しが比較的多くあるほうだと思っています。ドリルを含めて一通りの練習方法を一緒に行いました。特に、椅子の背もたれを使ったドリルは効果的だと思っています。数年前に埼玉陸上競技協会主催の指導者講習会で、北川辺中学校の鎌田先生が紹介していたものですが、非常に良い練習方法です。跳躍競技の名指導者と言われた、福岡大学の立石晃義先生がおっしゃられていた、『跳躍競技はかかとからつま先へうまく抜けることが最も大切』という言葉と非常に共通性があります。さらに跳躍競技の名門、愛知県・岡崎城西高校で行われている『ドロップジャンプ』もおこないました。このドリルも跳躍競技には非常に効果があると思っています。さすがに栃木県のチャンピオンだけあって、能力の高さが、練習のいろいろな場面で見られました。きちんとした技術が身につけられれば、来年の山形インターハイで表彰台にあがれると思いました。一緒に練習をした生徒も刺激を受け、集中して練習をすることができました。来年、千葉県の関東大会で再会することを約束して練習を終えました。冬季は試合もなく、刺激が必要です。他校との練習をこれからも積極的に入れていきたいと思っています。

☆ご挨拶
 今年度よりいずみ高校の陸上競技部顧問になりました笛木といいます。昨年度までは、あまり活発に活動をしていないようでしたが、これからは徐々に本格的な活動をしていきたいと思っています。試合の結果等を載せていきますのでご覧ください。

  2016年度の試合結果

 ◎平成28年度学校総合体育大会南部地区予選   於:上尾運動公園

  100m 佐藤大起 予選 11″59
  200m 佐藤大起 予選 23″12 準決勝 22″93(あと0.05″で県大会に届かず)

 ◎平成28年度埼玉県学校総合体育大会     於:熊谷スポーツ文化公園

  400MR  森‐佐藤‐松田‐大塩  失格
  1600MR  佐藤‐松田‐柏原‐栗原  3′42″80

 ◎平成28年度埼玉県陸上競技選手権      於:熊谷スポーツ文化公園

  400MR  柏原‐佐藤‐松田‐菅原  46″40
  1600MR  松田‐佐藤‐柏原‐栗原  3′38″24

 ◎平成28年度南部地区国体予選       於:上尾運動公園

  三段跳  松田佑矢  第7位  12m56

 ◎平成28年度南部地区新人陸上競技大会   於:上尾運動公園

  走幅跳  松田佑矢  5m90
       柏原将人  6m00(同記録・セカンドの差で県大会に届かず)
  三段跳  松田佑矢  第4位  13m16
  やり投げ 高津太陽  33M90(あと1人で県大会に届かず)

 ◎平成28年度埼玉県高校新人陸上競技大会   於:熊谷スポーツ文化公園

  三段跳  松田佑矢  12m61 第19位

 4月から部活動を見始めましたが、ここまでの半年間はこれからの土台を作ることに力を尽くした感じの時間でした。大会に持っていくブルーシートさえない中からの出発で、1つ1つ練習道具をはじめ準備をしてきました。砂場の砂をすべて入れかえてもらったり、傾斜板(90㎝×60㎝)や、跳躍用のボードを作成しました。そんな中、6月の県の記録会で、3年生の佐藤大起が、100m:11″19で走ることができました。春の県大会には届きませんでしたが、県の50傑に入れるくらいの良い記録です。2年生の松田も秋に、いずみ高校としては10年ぶり(?)の県大会に出場することができました。松田は4月まで長距離選手でしたが、適性を考え跳躍にコンバートさせたことが成功しました。県新人戦では、ランキング9位で臨みましたが、経験不足が露呈して、1本も踏切板に合わせることができませんでした。しかし、今後の伸び幅は大いに期待ができます。本人も来年には14mを跳んで関東大会以上に出場したいと口にするようになっています。1年生も、陸上競技初心者の柏原が走幅跳で6m00、やり投げの高津が38m42と、来年度十分に県大会を狙える位置にまで来ています。
 私自身は、いずみ高校で5校目になりますが、今までの4校では、良い生徒と運に恵まれて、すべて全国大会に生徒を連れて行くことができています。これまで蓄積してきたノウハウをすべて投入して、来年の春には10種目以上県大会に出場できるようにこの冬の練習に全力を注ぎたいと思います。
陸上競技部活動報告
 今年度よりいずみ高校の陸上競技部顧問になりました笛木といいます。昨年度までは、あまり活発に活動をしていないようでしたが、これからは徐々に本格的な活動をしていきたいと思っています。試合の結果等を載せていきますのでご覧ください。

  2016年度の試合結果

 ◎平成28年度学校総合体育大会南部地区予選   於:上尾運動公園

  100m 佐藤大起 予選 11″59
  200m 佐藤大起 予選 23″12 準決勝 22″93(あと0.05″で県大会に届かず)

 ◎平成28年度埼玉県学校総合体育大会     於:熊谷スポーツ文化公園

  400MR  森‐佐藤‐松田‐大塩  失格
  1600MR  佐藤‐松田‐柏原‐栗原  3′42″80

 ◎平成28年度埼玉県陸上競技選手権      於:熊谷スポーツ文化公園

  400MR  柏原‐佐藤‐松田‐菅原  46″40
  1600MR  松田‐佐藤‐柏原‐栗原  3′38″24

 ◎平成28年度南部地区国体予選       於:上尾運動公園

  三段跳  松田佑矢  第7位  12m56

 ◎平成28年度南部地区新人陸上競技大会   於:上尾運動公園

  走幅跳  松田佑矢  5m90
       柏原将人  6m00(同記録・セカンドの差で県大会に届かず)
  三段跳  松田佑矢  第4位  13m16
  やり投げ 高津太陽  33M90(あと1人で県大会に届かず)

 ◎平成28年度埼玉県高校新人陸上競技大会   於:熊谷スポーツ文化公園

  三段跳  松田佑矢  12m61 第19位

 4月から部活動を見始めましたが、ここまでの半年間はこれからの土台を作ることに力を尽くした感じの時間でした。大会に持っていくブルーシートさえない中からの出発で、1つ1つ練習道具をはじめ準備をしてきました。砂場の砂をすべて入れかえてもらったり、傾斜板(90㎝×60㎝)や、跳躍用のボードを作成しました。そんな中、6月の県の記録会で、3年生の佐藤大起が、100m:11″19で走ることができました。春の県大会には届きませんでしたが、県の50傑に入れるくらいの良い記録です。2年生の松田も秋に、いずみ高校としては10年ぶり(?)の県大会に出場することができました。松田は4月まで長距離選手でしたが、適性を考え跳躍にコンバートさせたことが成功しました。県新人戦では、ランキング9位で臨みましたが、経験不足が露呈して、1本も踏切板に合わせることができませんでした。しかし、今後の伸び幅は大いに期待ができます。本人も来年には14mを跳んで関東大会以上に出場したいと口にするようになっています。1年生も、陸上競技初心者の柏原が走幅跳で6m00、やり投げの高津が38m42と、来年度十分に県大会を狙える位置にまで来ています。
 私自身は、いずみ高校で5校目になりますが、今までの4校では、良い生徒と運に恵まれて、すべて全国大会に生徒を連れて行くことができています。これまで蓄積してきたノウハウをすべて投入して、来年の春には10種目以上県大会に出場できるようにこの冬の練習に全力を注ぎたいと思います。
お知らせ
今年度より、いずみ高校陸上競技部の顧問になりました、笛木といいます。昨年まではあまり活発な活動をしていなかったみたいですが、徐々に本格的に活動していきたいと思っています。活動の内容を以下に載せていきます。興味関心のある中学生の方がいましたら、学校までご連絡ください。

 本年度の成績

 平成28年度学校総合体育大会 南部地区予選会 於:上尾運動公園陸上競技場

 男子100M  佐藤大起  11″51