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校長挨拶

いずみ高校は、昭和37年開校の埼玉県立与野農工高等学校をその前身として、平成11年に全国ではじめての生物系・環境系総合高校として誕生しました。与野農工時代を含め、すでに1万人を超える卒業生が、県内外において、農業、食品、土木などの幅広い分野で活躍しております。平成30年度にはおかげさまで「改組20周年」の節目の年を迎えました。「Step Forward(さらなる前進)」をモットーに、これからも様々な教育活動を展開してまいります。
 世はまさにグローバル社会です。様々な多様性と専門性が求められる社会にになってきているといえます。このような中、本校は「地球環境のよき理解者としての、グローバルな視点をもった、品格あるスペシャリストを育成する学び舎」を目指す学校像に掲げ、生徒と教職員が一体となって日々の教育活動に取り組んでおります。そして、そのための実践が「時を守り、場を清め、礼を尽くす(正す)」です。
 いずみの名にふさわしく、清らかな心を育み、瑞々しいばかりの若者らしさを応援し、社会に対して潤いを与えられる、そんな学校でありたいと思っています。
 大宮駅西口から一番近い県立学校という恵まれた立地にあり、なおかつ素晴らしい環境を有する本校で、かけがえのない充実した高校生活を送ってみたい、そんな皆さんの入学をお待ちしております。 

 

                                                             埼玉県立いずみ高等学校長  小 川 剛

校長室から

校長's Log

フードデザインの授業での調理実習

 

 

 

 

 

 

 

 いつも、専門学科の授業の様子を掲載しておりましたので、たまには、普通教科の授業もご案内します。

 本日、5・6時間目は、3年生の総合選択の時間で、普通教科や各専門学科の講座から幅広く選択できる時間です。その中から、家庭科で開講している「フードデザイン」の授業で調理実習があるとのことで、見学してきました。

 マドレーヌとカントリークッキーを作る実習でした。左の写真のように、生徒は真剣に先生の説明を聞いています。そして、実習に取り掛かると、右の写真のように班ごとにテキパキ動いています。新型コロナウイルス感染症拡大防止により、調理実習も行えず経験が浅いとのことでしたが、いざ実習が始まると、実習・実験に慣れた生徒にとってはお手の物です。流石です。

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グリーンデザインの授業によるハローウィン装飾

 

 

 

 

 

 

 

 3年生の選択の授業の1つであるグリーンデザインで、ハローウィンの装飾をしていました。

 明日(10月16日(土))、中学生とその保護者を対象とした学校説明会がありますので、それに合わせて、実習も兼ねて飾ってくれたようです。

 あえて顔は誰だかわからないようにしているので、生徒の笑顔をお見せできないのが残念です。

 

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今日から通常登校となりました。

 

 

 

 

 

 

 本校では、10月4日(月)の本日から、通常登校になりました。

 写真は、5・6時間目の環境建設科2年生の工業技術基礎の実習の様子です。いくつかに分かれて、実習をしています。

 左の写真はとびの実習ですが、過日、マイスターの方に教えてもらった生徒が先生役でクラスのみんなに教えています。真ん中、右の写真は測量の実習です。測量のための精密機械も御手の物です。

 実習していたある男子生徒は、「9月まで時差登校と分散登校とで朝が遅かった!今日から通常で朝も早くなり辛い。」と言っていましたが、いつもの学校生活に戻って、友だちとも会え、顔は嬉しそうでした。

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2学期 始業式 校長講話

 2学期の始業式にあたり、私の方から生徒に向けてお話しましたので、その内容を掲載します。

 始業式は、各クラスへの映像配信で行いました。

 

■校長講話

 おはようございます。校長の小川です。2学期の新学期にあたり、2点お話します。

 

 1点目は、この夏休みが有意義に過ごせたか、です。2点目は新型コロナウイルス感染症対策についてです。

  最初の1点目ですが、この夏休みはいかがでしたか?8月2日に埼玉県に緊急事態宣言が発令され、さらに注意を求められました。昨年同様に、自粛を求められた夏休みとなったと思います。

  そうは言っても、自分の時間を有効に使うということはできたはずです。1学期の終業式で、私から夏休みの時間を有効に使うため、目標を立てて過ごすようお話しました。

 みさなん、どうでしたでしょうか?

 

 今日から2学期が始まります。この2学期の目標もそれぞれが立ててください。夏休み中の目標が達成されなかったことの振り返りもしてください。安易に楽な方に流れてしまいませんでしたか?今日は、ゲームをしてしまったから明日からでいいや、とか、テレビを見てしまったとか。

 

 目標を立ててやり遂げようとするなら、踏ん張りが必要です。自分に厳しくしないといけないときもあります。常に楽な方に流れると、水の流れのように低い方にしか流れません。高いところにある目標に到達できないことになります。いまからでも遅くないので、がんばるところはがんばるというメリハリを付けて2学期を過ごしてください。

 

 2点目の新型コロナウイルス感染症対策についてです。

 新型コロナウイルス感染症が、ここにきて感染爆発を起こしたように、感染者が急激に増加しています。いまだに減る傾向も見られず、医療崩壊をするとまで言われているのは、報道等でも聞いているとおりです。また、デルタ株では、昨年のものより感染力が強いことや、若い世代の人にも感染することなど、感染者が増えている理由があります。

 

 このような状況であることから、いつ、だれがなってもおかしくはない状況です。改めて感染予防をすることを心がけてください。手洗い、マスク着用、密を避けることです。学校の帰り際に、気が緩んで友達とマスクをしないまましゃべっていたり、ということもないようにしてください。

 また、自分自身や家族で、ちょっとでも体調が悪いような方がいる場合は、登校を控えてください。他の人にうつさないということも重要になります。学校の方では、9月16日から就職試験が始まります。3年生の就職希望者は、感染しないように、相当注意を払って過ごしています。感染を広めないことに、1・2年生の皆さんも注意を払ってください。

 

 学校としては、このあと、担任の先生から詳細な説明がありますが、登校時間を繰り下げ、分散登校と短縮授業を実施します。午前と午後に登校を分けます。授業も午前と午後に40分授業を3コマずつの実施とします。

  また、この後、養護の片寄先生から説明がありますが、毎日の健康観察を徹底して、対策をしていきたいと思います。朝、自分で体温を計ってください。

  今回は、学校が臨時休校になる一歩手前の状況だと思っています。本校の生徒から同じクラスで複数の陽性者が出た場合は、学級閉鎖や学校閉鎖を実施する場合もあります。9月はどうにか登校できて最低限の授業を実施できるぎりぎりの状況だと思っています。

 そのため、日ごろの健康観察が大事になります。小さなことですが、一人ひとりが意識をもって対応をしてください。

 

  自分自身の身を守ること、家族の命を守ること、周りの人の命を守ることにつながりますので、軽んじた行動をしないようにしてください。先ほどお話したように、少しでも体調が悪い場合、例えば、のどに痛みがある、微熱があるなどの場合は、無理せず登校しないことが大事になります。

  私としては、臨時休業にならず、学校でのみなさんの学びが続けられるようにしていきたいと考えています。

  私からは以上です。

 

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関東地区学校農業クラブ連盟大会 最優秀賞受賞

 

 

 

 

 

 

 

 8月20日(金)に、鴻巣市文化センター(クレア鴻巣)を会場に第72回関東地区学校農業クラブ連盟大会令和3年度埼玉大会のプロジェクト発表会と意見発表会が行われました。

 日頃の学校農業クラブにおける取組などを発表する機会で、本校からは過日県大会の意見発表Ⅲ類(ヒューマンサービス)で最優秀賞であった3年の星 雨音さんが出場しました。

 今回の関東大会においても意見発表Ⅲ類(ヒューマンサービス)で、最優秀賞を受賞しました。この後の全国大会に出場します。おめでとうございます!

 「ムラサキ」の紫根染めについての取組を発表しましたが、自らムラサキを育て、紫根染めを行い、また紫根染めをしている団体のところにも勉強しに行くなどの積極的な姿勢や、紫根染めの歴史や文化的価値にも触れ高尚な発表であったと思います。

 あいにく、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、当日はあらかじめ発表の様子を動画で撮影したものを会場で審査員が審査をするという形態で行なわれました。

 写真左は、閉会式の様子ですが、当日の参加生徒はいないので、表彰はなく成績の発表のみでした。

 ただ、会場の運営などは人数を絞り、本校の生徒も審査の進行などを担当してきました。写真右が担当してくれた生徒です。お疲れ様でした。

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環境建設科 ものづくりコンテスト測量部門 関東大会出場

 

 

 

 

 

 

 埼玉県工業高等学校長協会主催の「高校生ものづくりコンテスト測量部門」の埼玉県大会が、熊谷市にある荒川公園と熊谷市立図書館で行なわれました。私も主催校の代表として参加してきました。

 測量を実際に行う「外業」は、荒川公園で、測量をもとにした計算をする「内業」は、荒川公園の隣にある熊谷市立図書館の会議室で行なわれました。

 熊谷工業高校から1チーム、本校から3チームの出場で、本校のBチーム(環境建設科3年)が優勝し、9月4日(土)に千葉で行なわれる関東大会に出場することが決まりました。

 外業では、炎天下の中ではありましたが、時折吹く風が心地よく、気温も猛暑日となるような気温ではなかったので、無事に行うことができました。

 次に向けても頑張ってほしいです。

  

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軽音楽部 中庭でライブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本日(14日)12時半から、軽音楽部が、本校中庭でライブを実施しました。コロナ渦でなかなか練習ができなかったと言っていましたが、みさなん、上手でした。

 いつもの写真より大きめで掲載します。生徒は芝生に座って聞いています。その後ろの木々も大きいでしょ!ちょっとした野外フェスです。ここはさいたま市です。

 

 

 

 

 

 

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生物生産科 メロンの収穫

 

 

 

 

 

 

 

 

 生物生産科では、授業の一環で、メロンも育てています。今朝、収穫して、授業では、計量や糖度の測定を行っていました。写真はそのときの様子です。

 糖度は、14度とのことです。育てている後半に、病気が出てしまい、メロンは小ぶりとのこと。しかし試食させていただいたところ、メロンでした。(当たり前ですね!)

 本校では、メロンとトマトでS-GAP(埼玉県の「Good Agricultural Practice(良い農業のやり方)」)の指定を受けているので、余計に消毒もできないそうで、病気や害虫対策が難しいようです。

 収穫する喜びを味わえることと、育てているプロセスで日に日に大きく育っていく様子を見て、手塩に掛けることが目に見えて実感できます。本校の大きな特徴の1つです。

 【続きです。】

 次の日にも収穫があるとのことで、朝7時30分にハウスに行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 写真では見づらいですが、札が付いていて、受粉日が記してあります。受粉日から起算して収穫日も記してあり、その日を目安に収穫をするそうです。

 マスクをしていてわかりませんが、女子生徒の収穫して嬉しそうな笑顔が印象的です。

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環境サイエンス科 CODの測定

 

 

 

 

 

 

 期末考査後は、午前中の40分の授業を4コマ行っています。時間が普段より短い中ですが、3年5組の環境サイエンス科の化学班では、化学的酸素消費量(COD)の測定実験を行っていました。

 2人に1セットの実験です。他にもいろいろ実験を行うそうで、なかなかここまで行うことができないと思います。

 白衣を着て、実験をすることにあこがれる中学生、来たれ!!

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期末考査後の最初の土曜日の学校の様子

 

 

 

 

 

 7月9日(土)です。梅雨の合間の良い天気です。写真は、中庭から体育館越しにさいたま新都心を臨む写真です。午前中に撮影しましたが、グランドでは陸上部が練習をしていました。体育館では、バドミントン部とバレー部が練習をしていました。日本農業検定の試験も行っていたはずです。

 

 

 

 

 

 

 他も撮影しました。左は、校舎、テニスコート、テニスコートの右の白い建物が5号棟です。

 真ん中は、茶色い建物が2号棟です。そのすぐ上に1号棟がありますが、1号棟の屋上は草木で覆われていますので、建物があるのがわかりません。左下の白い建物が、この春完成した4号棟で、その上の方の工事をしているようなところが、これから部室棟を建てるところです。部室棟は年末には完成の予定です。

 右は、真ん中の写真の視点を水平にして撮ったものです。首都高の大宮線が見えます。

 

 

 

 

 

 

 本日は、PTAの方が文化祭に向けてイズミンを作っていました。ありがとうございました。

 本校の文化祭では、コロナ渦ということで、保護者のみに公開という制限をしての実施で検討をしています。詳細は、改めてご案内します。

 

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検定試験を本校で行いました

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 本日(9日)、期末考査明けですが、本校で検定試験がありました。

 左の写真は、3年の生物系3クラスで、初級バイオ技術者認定試験が行われました。この認定資格は、日本バイオ技術教育学会が認定するもので、バイオ技術者が持つべき知識・技術を認定するものです。

 真ん中と右の写真は、日本語ワープロ認定試験の様子です。本校の3つあるコンピュータ教室で、1年生の生物系3クラスと2年4組の環境デザイン科の生徒が受験しました。これまでの個々のスキルによって4級ではなく3級や2級を受験する生徒もいます。こちらの資格は、日本情報処理検定協会が認定するもので、パソコンの日本語ワープロソフトの有効な利用を通じて、日本語の入力および文書処理能力を身につけるとともに、情報化社会の中でコンピュータ活用能力の向上を図ることを目的としています。

 いずれの資格も今後の就職やキャリアアップには欠かせないものとなります。

 このほかにも、明日(10日)には、農業検定も行われる予定で、さらに、今月25日には、危険物取扱者の試験が埼玉大学で行われるので受験しに行きます。

 資格試験に合格をすると、それまでの勉強が合格証として手にすることができるので、モチベーションがあがります。普段の授業のほかにもこのような機会で、勉強することを学んでいきます。

 みんな、がんばれ!

 

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ICT活用研修会を実施しました!

 

 

 

 

 

 

 本日(5日)から期末考査です。午後の時間帯で、職員向けのICT活用研修会を実施しました。

 県立総合教育センターから指導主事さんを講師に迎え、Google Classroom をとおしてGoogle Meet で映像配信をすることの実習を行いました。Google Classroom をすでに利用しているので、皆さん、スムーズに使えていた感じでした。

 学校におけるICT活用のほかに、新型コロナウイルス感染症拡大により学校が臨時休校となることも想定して、生徒に映像を配信することに慣れる趣旨もありました。実習などが多い本校としては、生徒が登校できなくなることは大きな痛手となりますので、休校とならないよう気を付けている毎日です。

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学科選択のガイダンス(LHR)

 

 

 

 

 

 

 

 6月29日に県教委で、公立高校の令和4年度の入学定員が発表されました。本校では定員に変更はなく、生物系3クラス、環境系3クラスのくくり募集です。

 入学後、1学年で普通教科を中心に学び、2学年に進級のときに、生物系は生物生産科、生物サイエンス科、生物資源化学科のいずれかに進級し、環境系は環境デザイン科、環境サイエンス科、環境建設科のいずれかに進級します。

 本日(1日)の1学年のLHR(ロングホームルーム)は、学科の選択にあたっての各学科の特色などの説明を受ける機会でした。写真は、各学科の教員が説明をしているところの様子です。

 それそれの学科については、学校案内をご参照ください。

 1学年の生徒にとっては、大きな選択となります。今日の説明を参考にするとともに、不明な点があれば、各学科の先生に聞くこともできます。保護者の方ともよく相談をしてほしいものです。

 ちなみに、他の学年のLHRは、2学年は、秋に沖縄に行くことになっている修学旅行のコース別の紹介があり、この後にどのコースに行くかの選択があるようです。

 また、3学年では、いよいよ今日から就職の求人票の受付がはじまり、進路関係について具体なスケジュールを改めて押さえさせ、就職・進学に関する最終的なガイダンスが行われました。

 

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生徒会 評議委員会

 

 

 

 

 

 

 6月30日(水)の放課後、評議委員会が開催されていたので、覗いてきました。

 生徒会執行部が中心に、学校生活の改善に向けて生徒会としての意見をまとめていました。

 1から3年の各クラスの評議委員が参加し、積極的に意見が出ていました。

 本校の生徒は、放課後も多くの生徒が残っています。上記の生徒会活動のほかに、部活動、補講や実習(課題研究の取組、畑の管理、検定に向けての実習など)、来週から期末考査なので勉強をするもの、がんばっています!

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環境デザイン科 総合教育センターでの共同実習

 

 

 

 

 

 

 

 6月22日(火)、環境デザイン科2年生は、熊谷市にある県立総合教育センター江南支所にバスで行き、1日トラクター乗車の実習を行ってきました。

 私も午前中に熊谷市内での会議があったので、その足で、午後の実習の様子を見てきました。

 トラクターは、大きなもので、マニュアルです。ブレーキとクラッチにどうにか足が届くくらいの生徒もいましたが、全員、うまく乗れていました。

 県立総合教育センター江南支所は、広大な農地で稲や野菜などの栽培、牛などの動物も飼育しています。ここでは教員の研修を行うこと以外に、このように生徒を対象とした実習も行っています。例年であれば、宿泊施設も併設してあるので、1泊とか2泊して実習を行っていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、現在は、泊なしでの実習の実施となっています。

 

 

 

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環境建設科 とび技能実習とアスファルト舗装実習

 

 

 

 

 

 

 

 今週(14日(月)から18日(金))は、三者面談週間で、午前中のみの授業として午後は面談の時間としています。午後の時間に、とび3級資格取得に向けた実習が行われましたのでご紹介します。

 17日(木)の午後に、中央職業能力開発協会からものづくりマイスター(とび)の方4名をお招きして、とび3級技能検定に向けて、環境建設科2年生の希望者12名を対象に、ご指導をいただきました。

 当日は、平成29年11月に行われた第55回技能五輪全国大会の「とび」に出場した橋本さんも応援に駆けつけてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 2つ目は、18日(金)の午前の授業で、環境建設科3年生を対象に、アスファルト舗装の実習を行いました。

 中原建設株式会社様の御支援と御協力により、普段接することのできないアスファルト舗装の機器に触れ、実習を行うことができました。学校でここまで大掛かりに実習を行うところはないと思います。貴重な体験ができました。

 中原建設株式会社様からは、多くの方に御指導をいただき、また重機等も御手配いただき、御礼申し上げます。

 

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学校農業クラブ プロジェクト・意見発表県大会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 令和3年度 埼玉県学校農業クラブ連盟 プロジェクト発表・意見発表県大会が、6月16日(水)に、クレアこうのすで行われました。

 日頃のプロジェクト活動の成果を発表するプロジェクト発表と個人が身近な問題や将来の問題について抱負や意見を述べる意見発表があります。さらに内容によってⅠ類の生産・流通・経営に関すること、Ⅱ類の開発・保全・創造に関すること、Ⅲ類のヒューマンサービスに関することに分かれます。

 昨日(16日)の県大会では、Ⅲ類の意見発表に出場した星さん(3年 左写真)が、「万葉の色彩を繋ぐ」で発表し、最優秀賞をいただきました。8月19日・20日に行われる関東大会に出場します。

 他にも、Ⅰ類のプロジェクト発表で「イズミツプロジェクトvol.2」とⅠ類の意見発表で「ぶんぶんぶん」が優秀賞となりました。

 私は、審査員として参加してきました。コロナ渦ということで、無観客で行われましたが、学校でこんなこともやっているんだとびっくりするほどで、多くの方に見てほしかったです。

 

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関東高等学校 少林寺拳法大会

 

 

 

 

 

 

 

 令和3年6月12日(土)・13日(日)に栃木県大田原市の栃木県立県北体育館で第52回関東高等学校少林寺拳法大会が開催されました。

 私は、関東高等学校少林寺拳法専門部長として、参加をしてきました。また、本校の少林寺拳法部14名も参加してきました。

 昨年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、大会は中止となってしまいましたが、今回は、演武中もマスク着用、式典なし、予選なしで時間を短縮するなど対策を徹底し、実施されました。

 写真左は、行きの大宮駅で新幹線ホームで待っているところです。試合に行くのですが、昨年度は一切行事が中止となってしまったので、楽しそうです。

 真ん中の写真は、12日のホテルでの晩御飯の様子です。コロナ対策が施され、要所要所に透明なボードで仕切りがあります。黙食でしたが、こちらも楽しそうでした。

 右の写真は、13日の午前中の組演武に出場した相原(3年)・大場(2年)のコンビです。成績は36組中19位でした。また、午後には団体にも男女で出場しました。他校の演武を見て勉強になったと思いますので、これから強くなると思います。乞うご期待。

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生物資源化学科 ブルーベリージャムづくり

 

 

 

 

 

 

 

 

 生物資源化学科の取組の紹介が立て続いてしまいましたが、ブルーベリーのジャムを本日の課題研究の時間に作ったものを生徒からいただきました。

 煮詰める塩梅が難しいようです。ブルーベリーは、本校で採れたもので、冷凍して保存しておいたものを使ったとのことです。

 私の家にも背丈くらいのブルーベリーの木がありますが、実が小さく、収穫するほどのものではなく、いつしか鳥がすべて食べつくしてくれます。

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生物資源化学科 苗床づくり

 

 

 

 

 

 

 本日、3・4時間目、生物資源化学科3年 微生物利用の授業で苗床づくりの実習を行っていました。しいたけを栽培するための苗床です。

 苗床の材料となる木片のチップは、本校の木を利用しているとのこと。また11月ころにしいたけが収穫できますが、それも教材になるそうです。

 写真は、苗床の材料に水を加え、適切な水分となるよう混ぜているところですが、適切な水分量となるよう手の感触で確認しながらの作業の様子です。

 さらに、課題研究では、苗床にまぜる肥料も、野菜の切れ端などを用いて、すべて自足で作成する苗床とし、使い終わった苗床は畑の肥料にするという循環型の研究もあるそうです。

 本校では、これまでも何気なくSDGsの取組を行っています。

 

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教育実習生が朝勉強会の生徒を激励

 

 

 

 

 

 

 5月31日(月)から6月11日(金)までの2週間の期間で、教育実習が行われます。今年度は、本校の卒業生3人が実習に来ました。

 写真の様子は本日の朝勉強会で、教育実習生3人が朝勉強会に参加している生徒を激励している様子です。教育実習生も朝勉強会に参加していたこと、その勉強でいろいろな資格を取得できたことなどを話してもらいました。

 危険物取扱者乙4類の試験が7月にありますので、その対策にも熱が入ってきました。法規・物理化学・消防などの3領域からの出題で、3領域とも6割以上をとらないと合格できません。物理化学の領域では、高校レベルのものですが、まだ学んでいないことばかりです。それでも例年、多くの生徒が合格しています。

 そういう、私も、教員になったころに取得しました。学校では暖房用の灯油を備蓄していたりするので、危険物取扱者の資格をもったものが必要でしたが、異動で持っている人がいなくなり、急遽、取得しなくてはならなくなった次第です。法規など知らないと答えられません。私も必死に勉強して臨んだことを思い出します。

 

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ひまわりの種まき

 

 

 

 

 

 

 

 放課後に、農業クラブを中心に、ひまわりの種まきをしていたので見学してきました。種まきは、上級生が丁寧に教えながらテキパキ行っていました。

 1年生を農業クラブに勧誘するための体験と、環境サイエンス科の生徒も混じり、農工連携の取組でもあります。8月のお盆前くらいに種を収穫し、その種から油を搾油し、その油を用いて発電機を回します。発電した電気は、本校のホームカミングデーでのイルミネーションの電気として使う予定です。

 10日程で芽がでるそうなので、楽しみです。

 

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本日(5月24日)の学校の様子

 

 

 

 

 

 

 本日の学校の様子です。

 左の写真は、5時間目の環境建設科の工業技術基礎の授業の様子で、中庭で測量の実習を行っていました。チームで声を掛け合い、機器を使いこなしていたのが印象的でした。

 真ん中の写真は、放課後のフラワー装飾技能検定向けの講習会で、埼玉県フラワー装飾技能士会の方3名を講師にお招きしての講習会でした。3時間の講習です。また全7回の予定で、技能検定に向けて勉強するそうです。

 左の写真は、放課後はちょっと曇空でしたが、卒業アルバムのクラス写真を中庭で撮影していて、その時の撮影待ちの様子です。

 本校の生徒の勉強しているときの真剣な様子と放課後の楽しいひと時を感じていただければ幸いです。

 

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中間考査対策勉強

 

 

 

 

 

 

 5月19日(水)から21日(金)までの3日間、1学期の中間考査です。

 実習棟の実験室を放課後に、生徒が勉強できるように開放しています。HR棟でも残って勉強している生徒や補講が行われていました。

 先週の朝勉強会からも中間考査のための勉強が行われるようになりました。その時の朝勉強会に参加していた1年生に私の方から、テストでは、点数や〇をもらったところに目が行きがちであるが、バツをもらったところが大事で、テスト後に先生から問題の解説があるから確認をして、同じ間違いをしないことが大切であることをお話しました。

 中間考査などのテストでは、それまでの授業の定着を確認するもので、そのための勉強をすることで知識の定着が深まります。バツをもらったところは、勉強し直せばいいのです。

 

 

 

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4/24 第1回PTA・後援会理事会

5月8日(土)の総会が中止となったことから、理事会でのあいさつを掲載します。

 

【理事会 あいさつ】

 皆さん、こんにちは。校長の小川でございます。この4月に着任しました。どうぞよろしくお願いします。

 さて、日頃は本校の教育活動に対しまして、ご理解とご協力を賜り、心から厚く御礼申し上げます。そして、本日は、お忙しい中にもかかわらず、新旧役員の皆さんには、ご来校いただきまして誠にありがとうございます。

 はじめに、本年度のいずみ高校の職員を紹介させていただきます。

 【紹介は省略します】

  次に、理事会を開催できたところですが、新型コロナウイルス感染症が埼玉県でも再度、拡大していることや、それを受けてまん延防止等重点措置がさいたま市に適用されたことを鑑みて、急遽、役員の方と相談させていただき、5月8日のPTA後援会の定期総会は、中止にさせていただければと思います。

  総会では、昨年度の事業報告・決算・監査や今年度の事業案、予算案などの審議をしていただき、承認を得なければなりませんが、この会の直前の常任理事会と今の理事会での審議をもって各案をご承認いただきたいという通知を改めて保護者の皆様にご案内することで、総会での承認に代えさせていただきたいと思いますので、このことについて併せてご審議いただきたいと思います。

 さて、せっかくの機会ですので、学校の近況を含め、新型コロナウイルス感染症対策と高校生活についてお話させていただきます。

  8日に入学式を無事に終え、238名の新1年生を迎え、先ほど紹介した英語科の三木教諭を学年主任としてスタートしました。2学年は、家庭科の西牧教諭を学年主任に229名です。3学年は、数学科の高岡教諭を学年主任に231名です。

  昨年度は、新年度早々からの臨時休校の状況で、授業もままならず、学校に登校できたのが5月下旬であったり、学校行事もほとんどが中止という状況で、大変かわいそうな状況でありました。

 今年度も、新型コロナウイルス感染症対策を徹底してということには変わりありませんが、この間の入学式は、保護者の方1名のご臨席ではありますが、保護者の皆様と一緒に入学を祝福することができました。また、19日(月)には、2年1組の生物生産科40名が、熊谷市の総合教育センター江南支所にバスで出向き、1日生徒実習を行うこともできました。

  感染対策を十分に行いながら、実施できる教育活動は行っていければと考えていますが、感染者数がまた増加しているという余談を許さない状況があり、5月28日の体育際は、2学期に延期することとしました。今後もやむを得ず行事を延期・中止するということもあるかと思いますが、あらかじめご了承いただければと思います。

  一方で、昨年はじめ頃の新型コロナウイルス感染症が感染し始めたころとは異なり、文科省は感染対策を徹底しながら、教育活動は行うというスタンスですので、少なくとも子供たちの学びを止めることはないのかとも思っています。ただ、感染経路が不明なケースが多くあり、誰もが感染するリスクを負っています。もし、体調が優れないときには、無理をせず、学校を休むことも大切です。新型コロナウイルスに感染あるいはその疑いで学校を休む場合は欠席ではなく出席停止扱いとなりますので、欠席日数が増えることはありません。また、学校では、感染対策を徹底しておりますが、何か感染対策に関して不安があるようなことを訴えてきたら、何なりと学校にご連絡ください。

 学校は、学ぶところでありますが、その前提に安心・安全な場所であることが求められます。ご家庭でもお子様の体調管理について、よろしくお願いします。

  2つ目の、いずみ高校での学校生活についてです。

 高校生活を充実したもので、ゆくゆくの進路を実現するための大きなポイントは、自分の生活スタイルを確立して持っているということです。これは、いずみの生徒のみではなく、だれにでも当てはまることです。

 基本的生活習慣ができていることと、学校以外の時間をどう過ごすか決めていることが大事になります。 

 例えば、部活をやっていて、帰ってからは勉強できないから、学校で行っている朝勉強会には毎日行くことにするとか。その日その日でどうするか決めていると、どうしても安きに流れます。スマホを見てとかテレビを見てとか時間を無駄に過ごし結局、トータル的には勉強時間が少なくなります。朝勉強会に毎日行くということは簡単そうですが、自分に厳しくないと継続できません。まずは、何か1つ、これはやり続けるということを見つけてみることです。

 最後になりますが、昨年度までの栗藤校長の学校運営を引き継ぎつつ、コロナ渦においても最善の教育活動を実施していきますので、引き続きご支援・ご協力を賜りますようお願いします。

  本日はどうぞよろしくお願いいたします。

 

【番外編】

 理事会の直前に、ある保護者の方から声をかけられました。

保護者:先生、覚えていますか? 〇〇です。青色の車に乗っていましたよね。〇〇先生と〇〇先生にお世話になりました。校長先生になって来られると知って、今日、楽しみにしていたんです。

 25年以上も前の、私が教員として駆け出しのころですが、フラッシュバックで当時の記憶がよみがえりました。

 保護者の方には、いまだに高校時代を覚えていて下さり、教員冥利に尽きます。

 昨今は、取組に対してすぐに実績を求める風潮がありますが、このような経験から自分の当時の取組は間違っていなかったと、実感できる瞬間です。

 教育は国家百年の大計と言います。いずみの生徒も着実に育てていきます。

 

 

 

 

 

 

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朝勉強会

【本日の朝勉強会の様子】

 7時30分に朝勉強会の会場に行ったら、すでに多くの生徒が勉強をしていました。今日は、教科の勉強ということで、数学のプリントが用意されていましたが、自分なりに他の教科の勉強をする生徒もいました。

 朝勉強会は毎日行っていますので、毎日参加するだけでも勉強時間は多くなります。なかなか家では勉強できないとか、勉強の仕方がわからなければ、とりえあず、朝勉強会に来てみるのが効果的です。

 朝勉強会をして、放課後は部活をしてと、学校生活のスタイルを確立すると、学校生活を充実したものとすることができ、ゆくゆく希望の進路を実現できます。

 

 

 

 

 

 

 

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1学期始業式

 

 

 

 

 

 

【始業式 校長講話】

 皆さん、改めまして、おはようございます。令和3年度の新学期のスタートとなります。

 先ほど、新しい先生方の着任もあり、また、この後の入学式では新1年生も入学してきます。新2年生・3年生にとっても、新たにスタートする機会です。

  新学期にあたり、私から皆さんに、昨年度から引き続き「時を守り、場を清め、礼を尽くす」ことと、今年度の目標をそれぞれが立てることをお願いします。3年生だったら、もう自分の進路について決断するとか、2年生だったら、1年生のときは、だらだら過ごしてしまったから、勉強と部活動の両立をするとか、いろいろあると思います。

  さて、これからの社会は、Society5.0という、AIの人工知能を用いた情報分析が発展することやIoTインターネット オブ シングスと言われるすべての物がインターネットにつながる社会になると言われています。車の自動運転などがそれにあたります。通信回線は5Gが必要です。しかし、すべてがSociety5.0になることとは考えにくいです。

 資源国でない日本は、農業分野では品種改良で商品価値を上げ、工業分野では、その精度や耐久性などで信頼性を得て、発展してきました。引き続き工夫改善をしていかなければなりませんが、それは人の英知に依るところが大きいと思います。

 現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため新しい生活様式が求められ、自宅での食事が多くなってきたことから食に関して再認識されることや、国どうしの利害関係から単に人件費の安い国で、ものを生産することを改める傾向がでてきています。

 本校での学びが、改めて生かせるのではないかと期待するところです。

 新型コロナウイルス感染症が予断を許さない状況にもあり、今年度も制限がある中の学校生活かもしれませんが、これが何十年も続くとは思えません。Withコロナ・アフターコロナの時代となり、皆さんの力を大いに発揮できる時が来ると思います。

  そのためにも毎年自分の目標を設定して、少しずつでもステップアップしてください。また、目標をクリアしなくても、その取り組んだプロセスが大事となります。いずみ高校の学校生活で、自分の可能性を広げていってください。

 始業式にあたって私からは以上です。

 

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令和3年度 入学式

【式辞】

 桜の花から新緑の新芽がまぶしい今日の佳き日に、保護者の皆様の御臨席を賜り、「令和三年度 埼玉県立いずみ高等学校 入学式」を挙行できますことは、本校関係者にとりまして、大きな喜びでございます。

 ただ今、入学を許可いたしました、いずみ高校第二十三期生、二百三十八名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんの入学を心から歓迎いたします。

 本年度も引き続き新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、御臨席について制限をさせていただいておりますが、こうして保護者の皆様と一緒に入学を祝福することができ、教職員一同、心からお慶びを申し上げます。

 本校は、与野農工高等学校をその前身とするも、平成十一年に改組され、全国初となる「生物・環境系総合高校」に生まれ変わりました。東京ドームのおよそ一・五倍を誇る校地は、農業技術者の養成機関として、戦前から戦後にかけてこの地に存在した「農民講道館」から譲り受けたものです。「いずみ」という名は、「湧きて流れる泉の丘に」と歌い継がれてきた校歌の一節に由来します。この地が荒川水系の湧水帯に位置しており、かつて豊富な地下水が湧き出る「泉」が数多く点在していたことを、ボブ・デュランの「風に吹かれて」の邦訳者として知られる、野上 彰 氏が本校のために作詞したものです。

 是非こうした長い本校の歴史と伝統を受け継ぎ、「いずみプライド」を築き上げていってほしいと思います。そのために、新入生の皆さんに是非とも心がけてほしいことを、一つお話しします。

 それは、コミュニケーション力をつけてほしいということです。

 友達同士での何気ない会話の中でも大切です。言葉が足らず、誤解されることや、自分の気持ちが伝わらなかったことはありませんでしたか?きちんと相手に伝えることを心がけてください。

 AIや情報技術の発展により、急激な変化を伴う社会へと変化していくということが言われています。原因は違いますが、新型コロナウイルス感染症により新しい生活様式を求められました。予想もしていなかった変化への対応を迫られました。

 昨年度は、学校が臨時休校となるなど、対面での授業ができず、普段の対面での授業、すなわち、相手の顔をみて、コミュニケーションをとることがいかに大切かということが身に染みて感じられました。SNSやメールなどの文章のみからでは、言葉を省略するなどで、きつい印象で相手に伝わることがあります。自ら口で伝えようとしたこととは異なって伝わるかもしれません。

 今後、急激に社会が変化しても、大切になってくるのが、コミュニケーションで、仕事を行う上でも最大の武器にもなると考えます。本校の教育活動の中でコミュニケーション力を高めてください。

 結びに、皆さんの頑張りを本校の教職員は全力でサポートします。保護者の皆様におかれましては、思春期の難しい年ごろとは存じますが、是非、ご家庭でもお子様とのコミュニケーションを大切にしていただき、基本的生活習慣や家庭学習の御指導などに、格別の御協力をお願い申し上げます。

 いずみ高校での高校生活を思い切り楽しみ、三年後にはお子様が心身ともに大きく成長した姿で、いずみ高校を巣立ってくれることを祈念して、式辞といたします。

令和三年四月八日

    埼玉県立いずみ高等学校長 小川 剛

 

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修了式

 緊急事態宣言が解除され、今日の令和2年度修了式は、久しぶりに在校生のすべてを体育館に集めて実施しました。感染症拡大のリバウンドや第4波の到来が心配される世の中ですが、やはり、意義のある必要な行事は、感染症対策に万全を期した上で、実施することが大切だと考えます。
 そのことは生徒たちの表情から気づかされました。集合時刻の10分前には整然と並び、誰一人おしゃべりをすることなく、式のスタートを待っていました。おかけで8分も早く式を始めることができました。

 それは、式典等に臨む素晴らしい心的態度であり、いずみ高生の誇りであると改めて気づかされました。

 

  

【校長講話】

 皆さん、おはようございます。

 緊急事態宣言が解除され、今朝はこうして、久しぶりにいずみ高生が体育館に一堂に会することができました。
 しかし、油断は禁物です。感染のリバウンド、第4波の到来が懸念される中での宣言解除ですから、引き続き感染防止に努めてください。

 コロナ禍で明け暮れた令和2年度が終了します。
 思うような取組ができなかったり、何かと制約づくめの毎日で、辟易してしまうこともあったかもしれません。しかし、ものは考えようで、ステイホームと3密を避けるというニューノーマルの時代は、皆さんに自分自身を見つめ直すことや、成長のためのエネルギーを蓄積する時間を創り出したとは言えないでしょうか。
 ステイホーム中、YouTubeで数多くの動画を観た、好きな作家の小説を一気読みした、サブスクリプションサービスで、音楽や映画、ドラマやアニメ作品を堪能した、こうした経験は、皆さんの心を成長させる肥しとなったはずです。私も、この1年間はいつもの年より、多くの本を読みましたし、音楽や映画などを家で観る機会がたくさんありました。心にとてもよい栄養を届けられたと思っています。 

 年度末に当たり、この1年間を振り返るとともに、新たな学年に進級して、新たな目標、新たなゴールをイメージしようとしている皆さんに、少しばかりのエールを送りたいと思います。

 今朝は、「成功する人の10か条」を紹介します。

 これは、元々は大和ハウス工業会長の樋口武男さんの「成功する人の12か条、失敗する人の12か条」がオリジナルのようですが、「成功する」のパートのみ、高校生向けに10に絞り込んでみたものです。改めて10か条を見てみますと、なるほどと思う内容ばかりです。皆さんが新学期をどんな気持ちで迎え、どんなスタートを切るのか、そのときに心の片隅に、この10か条を皆さんの指針の一つに加えていただければ幸いです。 

 1つ目は「人間的成長を求め続ける」です。
 学生でも社会人でも、人は生涯にわたって学び続ける存在です。人間としての成長に終わりはありません。永遠なる未完、これこそが成長のかたちであり、今日の皆さんはこれまでのすべての経験によって創り上げられているのだと理解すべきです。無駄なことなんて一つもありません。人間的な成長を続ける姿こそが、人としての魅力につながるのだと思います。 

 2つ目は「自信と誇りを持つ」ことです。
 自分に自信があると胸を張れる人は少ないと思います。でも、やがて大人になる皆さんには、いつかは自信と誇りに溢れる大人に成長してもらいたいと思います。勉強でも、課外活動でも、部活動でも、将来の自信やプライドにつながる何かに全力投球してください。何かの分野に自信をもち、自らのプライドによって人は立つのです。 

 3つ目は「常に明確な目標を指向」する、です。
 心をマネジメントするというお話をしたことがありますが、人の心は自分自信の言葉(声)によって動き出すものです。目標やゴールをしっかり心に描き、現状とのギャップをよく把握して、何が不足しているのか、どんな努力が必要なのかといった、具体的な努力の道筋を立てることが大切です。自分の心には常にポジティブな言葉がけをするべきです。 

 4つ目は「他人の幸福に役立ちたい」です。
 「誰かの役に立ちたい」、これは人間が抱くごく普通の感情であり、他人の幸福に役立つことは、自分自身の幸せにもつながる行動でもあります。他人の幸せのために頑張ることが、廻り回って、実は自分の幸福につながるのだということを忘れないでください。人生を幸せに送りたければ、「誰かのためになる」「社会のために貢献する」ことに努力を注げはよいのです。 

 5つ目は「失敗も成功につなげる」ことです。
 失敗は成功の母と言いますが、発明王のトーマス・エジソンも数多くの失敗から成功を導き出しています。誤った選択、間違った行動などの結果として生じた失敗は、失敗したそのことよりも、どうやってそこから立ち上がるかの方がはるかに重要です。そのためにも、失敗から学び、何度でも立ち上がる、レジリエンス力を鍛えていくことが大切です。 

 6つ目は「いまここに100%全力投球」です。
 何事にも全力投球できるというのは皆さん方、若者の特権です。躊躇することなく、己の信じるがままに全力を注いでみてください。100%の力で失敗することは、やらずに後悔するのに比べること幾万倍だと思います。全力を出し切ったチャレンジには、その成否にかかわらず、その人を必ず成長させるものだと言えます。

  7つ目は「自己投資を続ける」ことです。
 先ほども、人は生涯にわたって学び続ける存在だと言いました。人間としての成長に終わりはありません。自分へ向けた投資とは、お金だけを指すものではなく、時間も大切な投資対象となります。そして、読書によって新しい知識を獲得したり、世の中で生きるための経験値を積み上げていくための投資が大切になってきます。 

 8つ目は「時間を有効に活用」する、です。
 Time is money(時は金なり)といいます。「時を守る」実践の中で時間を守ることの大切さは十二分に理解しているでしょう。時間を守ることは人との約束を守ることであり、相手をリスペクトすることです。何人にも平等に与えられた時間を有効に活用してください。そして、その限られたリソースを何に投資するかはあなた次第です。 

 9つ目は「できる方法を考える」です。
 複雑化する今日の社会においては、問題解決のため唯一の「正解」を見つけることは極めて困難です。あらゆる方法を試し、問題解決に近づける「至適解」や「最適解」を導く力が求められています。決して諦めず、トライアンドエラーを繰り返してでも、粘り強く真実・真理に近づいていく努力こそが尊いのだと思います。 

 10つ目は「可能性に挑戦し続ける」ことです。
 「諦めたらそこで試合終了ですよ」とは、あるバスケットボール部の監督の言でしたが、本当の才能とは「諦めない心」だと思います。生まれもった才能より、実は、諦めない心の方が、はるかに重要です。諦めさえしなければ、夢が叶う可能性は飛躍的に向上します。夢や希望が成就しないのは、能力がないからではなく、途中で諦めるからなのです。 

 以上が「成功する人の10か条」です。

 皆さんの心に一つでも刺さるものがあれば、今後の学校生活に生かしていただきたいと思います。
 とはいえ、今お話しした10か条すべてを振り返るのは、話を聞いただけでは、かなり困難でしょう。今日のお話は学校ホームページにも掲載していますので、是非読み返してみてください。 

 さて、春は出会いと別れの季節です。
 先日、卒業生と別れたばかりですが、4月になると先生方の異動があり、何人かの先生方は別の学校に転出され、お別れになります。もちろん、新しい先生をお迎えすることにはなるのですが、なんとも淋しい限りです。
 ですが、新しい人との出会いは新たな縁をもたらします。新しい友、新しい先生との出会いから、皆さんの人生が大きく動き出すことだってあります。
 そして、新たな人間関係は、皆さんの新たな面を輝かせるかもしれません。出会いの春に期待するとともに、そうした新たな人間関係構築のための自分磨きをお忘れなく。 

 新型コロナウイルス感染症の蔓延が予断を許さない中で春休みを迎えることになりますが、皆さんにはどうかお元気で。 

 私の話は以上です。

 

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第57回卒業証書授与式

  

 

【式辞】

 春風駘蕩たる穏やかな日和に恵まれた今日の佳き日、本校PTA会長 金 由香里 様をはじめ、多くの保護者の皆様にご臨席を賜り、こうして「埼玉県立いずみ高等学校 第五十七回卒業証書授与式」を挙行できますことは、コロナ禍による様々な困難がある今日の状況を鑑みますと、大変ありがたいことだと思っております。「難があるから有難い」だそうですが、まさに感謝の気持ちでいっぱいであります。
 ただ感染防止の観点から、在校生の参列を叶えることが出来なかったのは誠に残念でありますが、彼らは皆、温かい気持ちで卒業生を祝福する思いでいることをお伝えさせていただきます。 

 さて、本校第五十七回卒業となる二百六名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。

 皆さんの高校時代の後半は、感染症による闇が世の中を覆いました。先を見通すことができず、ステイホームと三密を避け、マスクと手洗いを続ける日々が続きました。そして、人々との接触を断つことがいかに辛いことであるかということを思い知らされました。
 人類の歴史を振り考えれば、感染症をもたらすウイルスは、常に人類と共生する関係にあります。生き物について学び、生き物の生命の源である地球環境に関する多くの知識を得た皆さんには、私たち人類がそのウイルスとどう対峙していくべきかを知っているはずです。これから皆さんが社会に出で、世の中に貢献していく上では、環境問題をグローバルに思考できる力は、いずみ高生の大きなアドバンテージとなり得るものです。

 今こそいずみ高校での学びの成果を生かし、環境の保全とその利活用について、世の中に役立つ実践者になっていただきたいと思います。 

 今日は、そんな皆さんに、この先不透明で難しい時代を逞しく生きていく上で、心にとめておいていただきたいことを二つだけお話しさせていただきます。

  一つ目は「夢を追い続け、諦めず挑戦し続けること」です。

 皆さんもよく知る発明王のトーマス・エジソンは、電球を実用化する際、実に二千個ものフィラメントを試し、ようやく低価格で効率的に生産できる電球を考案しました。気の遠くなるような努力を支えていたのは、夢を諦めない彼の熱意や情熱でした。エジソンは多くの失敗を経験するうちに、失敗とは目標に一歩ずつ近づいていることだという考えを持つようになったと云います。

「これは失敗ではない。うまくいかない一万通りの方法を発見したのだ。」

 失敗とは人生を豊かにするスパイスのようなものだと云う人がいます。エジソンは自分の夢を追い続け、諦めずに挑戦するという意味で、非凡の才能の持ち主だったのだと思います。また、こんなことを言う人もいます。失敗や挫折のない人生なんてつまらない、人としての魅力もない。失敗や挫折の経験を素直に語れる正直さ、そこから諦めずに行動し、成長し続けたサクセスストーリー、そういうところに人は惹かれるのだ、と。

 皆さんのこの先の人生にも、失敗や挫折が待ち受けているかもしれません。しかし、そこから学び、己を磨く機会と前向きに捉えることのできる、何度でも立ち上がれる、強いレジリエンスを持った人であってほしいのです。

 二つ目は「心優しい人であること」です。

 ある花屋さんに五歳くらいの小さな男の子がやって来ました。小さなカーネーションのバスケットを抱え、一人でレジにやってきた彼は満面の笑顔でレジ係の若い男性店員に「お母さんにあげるんですけど、これで足りますか。」と、かわいらしい小銭入れを渡しました。店員が中身を見ると、小さく折りたたまれた千円札が一枚入っていました。このバスケットは千五百円の商品だったので、これではお金が足りません。ところが、その店員は店の主に目配せをすると、千円札を取り出し「ああ ぴったりだ、買えるよ。お母さんきっと喜ぶね!」と男の子に優しく声をかけたのです。男の子は「ありがとうございました」と深々とお辞儀をして帰っていきました。時々こちらを振り返り、嬉しそうな表情で大きく手を振りながら。

 このお話には二人の優しい人物が登場します。一人はカーネーションを買いに来た五歳の男の子、母親思いの優しさに溢れています。そしてもう一人はレジの店員です。男の子の健気な想いに気づき、機転を働かせて、最高の接客を行いました。それは優しくそして勇気ある行動でした。 

 私はこれまで、「諦めずに努力を続けること」こそ、人が最大限に力を発揮できる原動力だとお話ししてきました。また、人間だけが持つ「優しさや思いやりの心」を大切にしてほしいと、繰り返してきました。一人一人が夢を諦めずに努力を重ね、優しい気持ちを失わず、相手の立場に立って行動できさえすれば、この世の中は素晴らしいものになると信じているからです。おそらくこれは、人々が幸福に生きるためのただ一つの真理なのだと思います。 

 私の好きな映画にロビン・ウイリアムズ主演の「パッチ・アダムス」という作品があります。その主題歌「Faith of the heart」は、感動のラストシーンで、ロッド・スチュワートによって情感豊かに歌い上げられるのですが、この歌の歌詞の一部を紹介します。 

「Cause I've got faith of the heart.(心に信じるものがあるから)
 I'm going where my heart will take me.(心の導かれる道を進むんだ)
 I've got faith to believe.(自分の信念を信じているから)
 I can do anything.(どんなことでさえできる)
 I've got strength of the soul.(くじけぬ魂があるから)
 And no one's going to bend or break me.(誰にも屈することはないんだ)
 I can reach any star.(どんな星にだって手が届くさ)
 I've got faith,(信念があるから)
 I've got faith,  Faith of the heart.(自分の心の声を信じ続けよう)」

 いずみ高校を巣立ち、人生という大海原に漕ぎだしていく皆さん、皆さんの心のうちにある信念、自分の心の声を信じて、皆さんの人生を正々堂々と歩いて行ってください。 

 さて、今日は皆さんの卒業の日ですが、これは皆さんだけのお祝いの日ではありません。ちょうど皆さんの誕生日がご家族の大切な記念日であるように、今日の卒業もご家族とともにその喜びを噛み締める日です。皆さんが生まれたとき、初めて言葉を発したとき、小学校や中学校時代の様々な出来事、そして三年前、このいずみ高校に入学したことなど、そのどれもがご家族の大切な思い出です。嬉しいことや辛いことなどが交錯する中、ご家族が今日までどんな思いで皆さんを見守ってきたか、家族の数だけ物語があるのです。
 ですから、今日は、感謝の思いを表現することで、これまでの家族の思いに応えなければなりません。少し照れくさいかもしれませんが、「ありがとう」と声にしてみてください。 

 保護者の皆様におかれましては、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。

 本校入学時と比べて心身ともに立派に成長した卒業生の皆さんの姿を、職員一同とても頼もしく思っております。そして、この卒業を機に、さらなる大人としての成長を遂げてくれるものと期待しております。お子様の在学中、本校教育活動への格別のご支援とご協力をいただきましたことに、改めて衷心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 

 結びに、第五十七回卒業生の皆さんが、素晴らしい人生を歩み、未知なる地平に勇敢に旅立つことを心から願い、私の好きな言葉を添えて、式辞といたします。 

 To boldly go where no one has gone before!

 

 令和三年三月十二日

    埼玉県立いずみ高等学校長 栗藤 義明

 

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卒業記念品について

 本日の第57回卒業証書授与式で披露された「卒業記念品」をご紹介します。

 本校の象徴的存在である中庭に「サインポール」を設置していただきました。サインポールとは風見鶏付きの案内板のことです。いずみ高校には多くの施設がありますが、今年度までに新しい実習等が2棟建築され、実験実習1号棟から5号棟までがようやく揃いました。こうした施設を指し示す矢印の形をした看板がこのサインポールに取り付けられています。写真をご覧になれば一目瞭然、いずみ高校の新たなシンボルとなりそうです。

 第57回の卒業生の皆さん、ありがとうございます。
 末永く大切に使わせていただきます。

  

 平成30(2018)年度に実施した「グローバル・ワークショップ  in  Zew Zealand(海外研修)」に行ったとき、NZ最南端の街「Bluff」で見たサインポールを彷彿とさせる、とてもスマートなデザインです。

(H30.8.24 GWNZ報告書から)

 

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第3学期始業式

【始業式・校長講話】

 皆さん、おはようございます。

 新しい令和3年がスタートしました。この冬休みはコロナ禍の影響で「静かな年末年始」となりましたね。私も帰省は見送り、自宅でのんびりと過ごしました。比較的まとまった時間がとれましたので、年末に三木先生が「海外ドラマを観てみよう」とお話しされていましたが、私は昨年話題となったアニメーションとその映画を観てみました。

 今日はその作品のメッセージでもある「思いやりの心とレジリエンス」についてお話しします。 

 私が観た作品とは、もちろん吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さん原作の「鬼滅の刃」です。皆さんもよく知っているとおり、原作の方は昨年5月に4年と3か月間の連載を終えています。一昨年にアニメ化され、地上波UHF局の深夜枠で放映されると、その後の再放送、動画配信サービスなどで人気に火が付き、空前のブームとなりました。
 私はこのブームの背景には「コロナ禍」があったと思っています。それは主人公の竈門炭次郎という少年のもつ「思いやりの心」と「立ち直る力(レジリエンス)」が、コロナ禍に疲れた私たちの心を捉えて離さなかったから。新型コロナウイルスによって、理不尽な状況に苛まれ、得体のしれない閉塞感のようなものに包まれていく中、劇中に登場する鬼という禍に巻き込まれて生き死にを懸けて戦う主人公たちの理不尽極まりない状況とが重ね合って見えてくるような気がしてならないのです。

 炭次郎はもとより、妹の禰豆子、善逸、伊之助といった仲間、他の剣士、柱、そして鬼までも、その生きざまや家族のあり方などが、物語が進むに連れて明らかになっていきます。「鬼退治」が中心の物語であるものの、単なる勧善懲悪にはなっていません。理不尽で身勝手に振る舞い、悪として描かれる鬼たちでさえ、私たちとはかけ離れているのかと問われれば、人間が持ち得る負の側面を持っていることに気づかされます。自己中心的な考え方、怖れ、妬み、憂いなど、人間の持つ醜悪な部分が「鬼」という存在に象徴されているに過ぎません。現実の社会にある禍や人間のもつ負の部分を「鬼」と表現し、諦めず前向きに立ち上がるレジリエンス、許す心、寄り添い労わる心、そして未来を捉える視点が炭次郎たちの行動を通じて描かれているわけです。

 「レジリエンス」という言葉は、皆さんにとっては耳慣れない言葉かもしれませんが、阪神淡路大震災や東日本大震災といった厄災の後に、日本人がもつべき大切な力としてしばしば用いられてきました。大きな試練や困難に直面した時、その状況を受け止め、それを乗り越えようとする前向きな力のことを「レジリエンス」と言います。この力は人間に生まれつき備えられた力ではなく、様々な経験やトレーニングによって培われ、鍛えられていくものです。たくさんチャレンジし、たくさんの失敗を重ねながらも、それを乗り越えることで強くなっていくものです。実はこのレジリエンスという力に最も必要とされるものが「感謝する気持ち」「人を思いやる気持ち」であって、炭治郎はこうした強いレジリエンスの持ち主だと言えます。

 報道のとおり、国がいわゆる新型コロナ特措法に基づく緊急事態宣言を発令し、埼玉県知事・県教育委員会が指示しました。前回4月とは異なり、学校を一斉休業することはしないこととなりましたが、これは、これまでの経験、とりわけ疫学的知見の積み上げによるものであり、ウイルスの感染症が弱くなったわけでもなければ、決定的な治療薬や予防法が確立したわけでもありません。緊急事態宣言は、現行の法律でできる最大限のメッセージに過ぎず、大切なのは一人一人の受け止めとそのことによる行動変容です。生徒の皆さんにできることは、まずはマスクを確実に着用することです。そして食事中に会話をしない、寄り道をせずに帰宅することです。

 東京大学などの研究チームの実験では、飛沫を出す側がマスクをすると対面した者が吸い込むウイルス量は大幅に減るというデータが示されました。吸い込む側がマスクをした場合も一定の効果が確認されています。こうしたエビデンスが出てきていてもなお、公共の場でマスクを着用しない人や着用の仕方が不十分な人がいて、そのことを巡って揉めごとも起きています。昨年11月には、東京メトロ半蔵門線の車内で、マスクで鼻を覆っていない男を別の40代男性が注意したところ口論となり、男が催涙スプレーを噴射するという傷害事件がありました。人には他人に指摘されると自分の意思決定が阻害された気がして攻撃的になる心理が作用するとの指摘もあります。マスク着用は「社会を守る、大切な人を守る」ために必要なマナーです。法律で定められているわけではありませんが、マスク着用をしない人には、世の中からかなり強い社会正義圧がかかってくるということを覚悟しなければなりません。昨年クラスの授業を見学したとき、マスクを着用していない人が数人いたクラスがありましたが、その後はどうでしょうか。

 マスクを正しく着用してください。これは校長からのお願いです。先生方から指摘されても攻撃的な反応をすることがないように、これらは皆さんを守るために行っているのですから。

 コロナ禍でストレスが溜まるのはよくわかりますが、炭次郎のような「思いやりの心とレジリエンス」で、頑張ってほしいと思います。レコード大賞を受賞したLiSAさんの「紅蓮華」はこの物語の主題歌ですが、歌詞に「ありがとう 悲しみよ」という部分があります。実はこの部分、テレビシリーズのオープニングでは「何度でも 立ち上がれ」と歌詞が差し替えられています。元々の歌詞は物語の後半で炭次郎が達観する思いを表現したものですが、物語の冒頭部を描いたテレビシリーズにはそぐわないと、LiSAさん自らが書き直して唄っているのだそうです。この「何度でも 立ち上がれ」こそがレジリエンスの強さをストレートに表現していると思います。 

 緊急事態宣言下の学校運営について、本日、保護者宛てに通知を出しました。詳細は通知を見てほしいのですが、感染防止の更なる徹底、登下校時の3密の回避、部活動などの課外活動の中止、各家庭へのお願いの4点を記してあります。
 この通知の趣旨を生徒の皆さんもしっかり受け止め、「思いやりとレジリエンス」をもって、ともに、この難局を乗り切りたいと思います。気持ちを一つにして取り組みましょう。

R03.1.08(始業式・配付用).pdf

R03.1.08「緊急事態宣言下の学校運営について」.pdf

 

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第2学期終業式

【校長講話・全文】

 皆さん、おはようございます。

 コロナ禍の影響で、8月25日にスタートした、長かった2学期も本日で終了となります。ドイツの詩人フリードリッヒ・シラーは、「時の歩みは三重である。すなわち、未来はためらいつつ近づき、現在は矢のようにはやく飛び去り、過去は永久に静かに立っている」と表現したそうですが、時の流れは不可逆的で、あっという間の刹那に過ぎていくものですね。
 そう考えると、皆さんが、遠くない将来、社会人になるのもほんの少しだけ先の話です。 

 一番近いところにいる3年生の中には、あと3か月で社会人デビューする人もいます。1年生の皆さんだってあと数年経てば高校を卒業し、自分のやりたいことを見つけ、自分の人生を切り拓いていくことになります。就職や進学を控えた2年生の皆さんは、来年の夏にかけて、自分自身のポテンシャルを高めるとともに、資格取得や企業研究に取り組み、「コレだ」と思える仕事や学校を探していくことになります。

 世の中には、実に様々な仕事がありますが、社会で働くということは、「誰のために自分は役に立っているか」ということではないでしょうか。自分がこの世の中で、何かしら貢献しているという実感こそが、「働く歓び」につながり、心が満たされ、つまりは幸せを感じることにつながります。マネジメントの父として知られるP・ドラッカーは、「組織とは、個として、あるいは社会の一員として、貢献の機会と自己実現を得るための手段である。」と述べています。つまり、何かしらの事業に関わるということは、働く歓びと生きる喜びを得ることになると言っているのです。


 働く歓びとは何か、今日は「イソップ物語」からある寓話をご紹介します。 

 中世のとあるヨーロッパの町。旅人がある町を歩いていると、汗をたらたらと流しながら、重たいレンガを運んでは積み、運んでは積みを繰り返している3人のレンガ職人に出会いました。
 旅人は「何をしているのですか?」と尋ねました。
 すると、そのレンガ職人たちはこう答えました。

 一人目は、「そんなこと見ればわかるだろう。親方の命令で『レンガを積んでいる』んだよ。暑くて大変だからもういい加減嫌になってしまうよ。」と不満顔で答えました。

 二人目は、「レンガを積んで『壁を作っている』んだ。この仕事は大変だけど、日当がいいからやっているんだ。すべては家族を養うためさ。」と汗をぬぐいながら答えました。

 三人目は、「レンガを積んで、後世に残る『大聖堂を造っている』んだ。こんな仕事に就けてとても光栄だよ」と満面の笑みで答えました。

  3人のレンガ職人は、それぞれ「レンガを積んでいる」という仕事自体は同じです。仕事の内容や役割が同じであるため、賃金もほとんど変わりません。しかし、「動機」がまったく違っていました。働く意識、目的意識が全く違うのです。

 一人目は、希望・夢・志といった使命感はまったくありませんでした。ただ言われたからやる。言われなければやらない。ただ「レンガ」しか見ていないのです。作業としての仕事、労役としか感じていません。

 二人目は「金を稼ぐため」に否応なしに働いている。目の前にある「壁」しか見えていません。頭の中は「もっとお金になる仕事はないか」という思いしかないのかもしれません。

 三人目は、後世に残る歴史的事業に参加して、町中の人々を笑顔にするためという大志を抱き、明確な目的意識を持って働いています。この先100年後に完成するであろう「大聖堂建設」のため、仕事を「使命」と感じています。

 ここで皆さんに質問です。もしあなたが家を建てるとしたら、三人の職人のうち誰に頼みますか?
 -もちろん三人目の職人に依頼したくなるはず。 

 世の中に貢献しているという実感、誰かのために役立っているというモチベーションこそ、プロフェッショナルが最も大切にしなければならないものです。目の前のレンガを積んでお金を稼ぐという気持ちでは自分自身の満足は得られません。世のため人のためにと大志を抱いて努力することで、例えば大聖堂建築という偉業につながれば、それはそのまま自分自身に反ってくる。

 いずみ高校は「地球環境のよき理解者としての、グローバルな視点をもった、品格あるスペシャリストを育成する学び舎」です。相手の立場になって、相手の心を労わることのできる、そんな人になってほしい。そうした気持ちが、やがて「誰かの役に立つ」という歓びに変わっていき、真のスペシャリスト、プロフェッショナルになっていくのだと思います。「時を守り、場を清め、礼を尽くす」ことを第一歩として、世の中に役立つ人になるよう頑張ってください。 

 ところで、先ほどの三人のレンガ職人たちのその後はどうなったのでしょうか。件(くだん)の旅人が10年後再びその町を訪ねました。

 一人目は10年前と同じように文句をいいながらレンガを積んでいました。二人目はレンガ積みよりお金の良い仕事に探し出し、転職していました。その仕事といのうは、危険を伴う教会の屋根の上での仕事でした。三人目は建築現場の施工管理者として施工を任されるようになり、のちに出来上がった大聖堂には彼の名前が付けられたということです。 

 コロナとともにいろいろなことがあった令和2年が終わります。

 皆さんにとってこの1年はどんな1年だったでしょうか。相手の気持ちを思いやれるような、そんな心づかいができましたか。そして、誰かのために役立つことができたでしょうか。コロナ禍での年の瀬に、自分自身の心の成長を振り返り、新たな1年に向けて、大きな夢や志を抱いてほしいと思います。

 それでは新年1月8日(金曜日)、皆さんと元気に再会できることを、、、
 私の話は以上です。
 

R02.12.24(終業式・配付文書).pdf

 

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陸上部壮行会(2-6田畠さん)

 今週末に群馬県の「正田醤油スタジアム群馬」で開催される「令和2年度 第24回 関東高等学校選抜新人大会陸上競技選手権大会」に出場することとなった、2年6組の田畠杏純さんの壮行会を行いました。本来なら体育館で行うところですが、コロナ禍のため放送による壮行会となりました。

【校長あいさつ】
 皆さんもご存知のとおり、新型コロナウイルスの感染拡大によって、多くの対外的行事が様々な制限・制約を受けています。生徒会活動はもとより、運動部・文化部の活動、農業クラブや各種資格試験等、例年とは異なる活動を余儀なくされており、青春のエネルギーが持て余し気味だ、なんていう人も多いかもしれません。
 そうしたコロナ禍ですが、いずみ高校陸上部がまたやってくれました。昨年度に続いての関東大会出場です。

 先月9月26日から28日にかけて熊谷スポーツ文化公園で開催された「令和2年度埼玉県高等学校新人陸上競技大会」の女子棒高跳び競技において、2年6組の田畠杏純さんが、埼玉県第2位の栄誉を獲得しました。記録は3m30、優勝した選手とはわずか10センチの差でした。2m90までをパスした田畠さんは、3m、3m10、3m20、3m30とそれぞれ1本目の試技でクリアしました。ここまでは優勝した選手と互角の状況です。バーの高さが3m40になると雌雄が決しました。3回目の試技でクリアした相手方の選手が優勝となりました。
 それでも準優勝という結果です。素晴らしい、本当によく頑張ってくれたと思います。この大会結果を受けて、田畠さんは、今週末、群馬県前橋市にある正田醤油スタジアム群馬で開催される「令和2年度第24回関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会」に出場することになりました。

 田畠さんのなし得た成果は、もちろん本人の努力の結果ですが、田畠さんの指導に当たってくださった先生やコーチの方々、ともに汗を流した陸上部のチームメイト、そしてご家庭など、多くの方が田畠さんを支えてくれました。正田醤油スタジアムのフィールドに立つのは田畠さん一人ですが、田畠さんの後ろにはそうした大勢の人たちの思いが込められていることを忘れず、大応援団を従えて競技するつもりで頑張ってください。今度の土曜日午前10時、私たちも、ここ「さいたま」の地から、田畠さんの競技を応援します。

 

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第2回学校説明会

 生憎の雨模様の中、いずみ高校に足を運んでくださった中学生、保護者の皆様に感謝申し上げます。
 第2回目となった学校説明会も「生徒の学科プレゼン」「体験授業」など盛りだくさんのプログラムを用意させていただきました。今回は今年3月末に完成した「実験実習5号棟」での足場体験にお邪魔しています。土木を学ぶ「環境建設科」では、建設現場に欠かせない足場組立を学びます。また、そのスキルについての資格取得にも力を入れています。2年前には技能五輪全国大会(足場組立解体)に選手を輩出するほど熱心に取り組んでいます。
 事前に申込みいただいた中学生(女子も複数いました)たちにヘルメットや安全具等を身に付けてもらい、足場組立と解体の簡単な工程を経験していただきました。写真では伝わりにくいですが、高いところでの作業は心理的に難しく、恐怖心から思ったとおりに身体が動かなくなることもあります。本校の職員と経験とスキルをもった生徒たちがサポートしながら、足場作業の実際を体験していただきました。

 

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実践的職業教育(食肉加工)から

 生物資源化学科は「食品製造」について学ぶ学科です。
 毎年、豚の半身を教材に、食肉加工の授業を行っています。以前からずっとお世話になっているプロフェッショナルの方を講師にお迎えし、豚を解体し肉としての加工を行いながら、手際よくさばいていく様子を見させていただきました。
 時間の関係で解体するところだけの取材となりましたが、生徒たちは、その後、実際にボーンレスハムやソーセージの加工などにも挑戦するなど、プロのテクニックを学びました。

 

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ソーシャルスキル・トレーニング講習会

 本校の特別支援教育委員会が委嘱している、巡回相談員(カウンセラー)の宮本先生にお願いして、第1学年を対象にソーシャルスキル・トレーニング(SST)講習を行っていただきました。
 ソーシャルスキル・トレーニング(Social Skills Training)とは、対人関係や集団行動を適応的に営むための技能(スキル)のことです。対人場面において、相手に適切に応答するために用いられる言語的・非言語的な対人行動のことであり、その対人行動を習得するための練習とも言えます。
 多くの人たちと関わりながら知識を身に付けていく中で、親や周りの人の行動を見聞きしたり習ったりして、自然に社会生活に必要な行動を習得し、小さな成功体験を積み重ねることで自己肯定感も育つことが多いとされていますが、これらのスキルの習得に何らかの困難さを抱え、学校や家庭等で社会生活に過ごすだけでは適切な対人関係を築くのが難しいこともあるそうです。
 宮本先生の巧みな話術(アクセルとブレーキの話は分かりやすかったですね)、またお勧めの漫画の紹介など、時間の経つのを忘れるほどの1時間でした。生徒たちも集中して聞いていました。

 

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第1回学校説明会

 新型コロナウイルス感染症の影響で、今年度の学校説明会は約2月遅れてスタートしました。
 先週末はその第1回目でしたが、中学生が200名、その保護者の方が195名参加してくださいました。3密を避け、マスクの着用と手指消毒をお願いしての実施となりました。

 昨年度までは生徒会の生徒が学科紹介をしていましたが、今年度は学科選出の選りすぐりの生徒がプレゼンをすることとなり、各学科ごとに工夫をこらした紹介となりました。

 

学科紹介

 

体験授業の様子

 

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第2学期始業式(放送による講話)

【校長講話】

 まずはこの曲を聴いてください。
 この曲はアイドルグループ嵐が唄う「カイト」です。今年開催されるはずだった東京オリンピック・パラリンピックのNHKソングとして書き下ろされたものです。今年いっぱいで活動を休止する嵐のため、最高の楽曲とするべく、米津玄師さんが作詞作曲を手掛け、リーダーの大野智さんがCDジャケットのための絵を描くなど、大変力の入った作品となっています。「カイト」はオリンピック・パラリンピックの応援歌として日本を盛り上げるはずでしたが、残念ながらこの夏は大会を応援する歌として聴くことはできませんでした。この曲が制作・発表された昨年末の段階で、誰が今日のような状況を想像し得たでしょうか。

 この曲からイメージされるものは、圧倒的な高さと広がりをみせる「青い大空」です。大空は自由や未来、広大さを象徴するとともに、頭上はるかまで広がる空間としての、未来や無限の可能性を願うという意味が込められています。誰もが幼いころ心に思い描いた「夢」「希望」「憧れ」、そうしたキラキラしたものを「凧(カイト)」に乗せて、自由で無限の可能性をもった青い空に飛ばしていく様子を想像させるものです。糸を離さないようにギュッと握りしめていたという表現も、幼いながらに抱いた想いの強さとして汲み取ることができます。アスリートやこれからの時代を担っていく若い世代を応援する楽曲として、頑張っている人が救われるような優しさに溢れていて、爽やかな感動を覚える歌に仕上がっています。私も大好きな歌の一つです。

 そして、煌めく⼀番星をそばに感じることで、憧れた未来に届いたことを想像する彼は、ふと家族のことを考えます。自分がここまで来れたのは、両親や家族の温かい愛情や支えがあったからだと気づき、今の自分は誰かに⽣かされているということを知るのです。歌詞の中に、“母は言った「泣かないで」と”、“父は言った「逃げていい」と”というフレーズが出てきますが、おそらく、「再び立ち上がるのよ」という母の思いと、ギリギリのところで努力をしてきたことをよく知る父の「逃げてもいいんだぞ」との思いを綴ったものなのでしょう。「逃げてもいい」という歌詞は応援ソングには馴染まないものですが、いつも少年をそばで支えていてくれた両親からの言葉として彼にとっての救いの言葉となったのだと思います。

 皆さんにもそうした家族の方の愛情や支えを感じる瞬間はありませんか。それらを感じたら 是非感謝の気持ちを言葉にして伝えてみてください。そうした大切な人に支えられて自分は生かされているのだと感じることで、他の人にも優しく接することができるはずです。コロナ禍と言われる昨今ですが、だからこそ、優しい人になってほしいと思います。 

 さて、その新型コロナウイルス感染症は「第二波の真っ只中」にあります。すぐ近隣の県立高校でも陽性患者やその濃厚接触者が複数表れるなど、事態は対岸の火事とは言っていられない状況です。引き続き、一人一人が「登校前の検温」「マスクの着用」「手指の消毒」等に努め、学校においてはフィジカル・ディスタンスを意識して生活するようお願いします。また、1学期の終わりから夏季休業期間中にかけては「部活動」での接触が原因と思われる感染が数多く発生しました。今日から部活動はコロナ以前と同等の活動が可能となりますが、感染症を防ぐためには、備品や用具の消毒もさることながら、体力や免疫力を低下させないことが大切です。そのため、次のルールを守ってください。「平日の練習は120分程度、土日など学校が休みの日は180分程度の練習とすること、また、週に2日は練習を休むこととし、1日は毎週木曜日に、もう1日は土日いずれかの日とすること」です。これらはスポーツ庁、埼玉県教育委員会が定めたガイドラインによるものです。毎週木曜日を一斉の部活動休養日とするというのは、いずみ高校のローカルルールですが、木曜日を一斉に休むことで、体力の回復と用具の消毒等を行えると同時に、課題研究や資格試験のための準備などに充てることも可能となり、部活動と学科の取組等との棲み分けが容易になります。顧問の先生とよく相談して、できるだけ木曜日を休むよう協力してください。こうすることで皆さんの免疫力の低下を防ぐことができ、新型コロナウイルスに負けない健康な身体を維持することにつながると考えています。

 短い練習でも集中して取り組めば、十分効果が上がります。知っている人も多いと思いますが、静岡の聖光学院ラグビー部は、週3回たった1時間の時短部活で、花園での全国高校ラグビー大会への出場を果たしています。集中力こそが力です。皆さんもメリハリをもって取り組んでください。

  集中力と言えば、先に紹介した嵐のリーダー大野智さんもこんな話をしています。大野さんは曲の振り付けのために一人でスタジオに籠ることがあるそうですが、考えながら曲に合わせて体を動かすのはとても大変な作業で「集中力は3時間が限度、疲れたら帰る」と述べています。歌にダンスにそして芸術にと、多彩な才でマルチな活躍をみせる彼も、短い時間でしっかり集中して取り組む方がよいパフォーマンスを発揮できるということを知っているのです。

 コロナ禍で楽しみにしていた様々な学校行事が中止となってしまう2学期ですが、その分を 学びや資格取得等に集中して取り組んでみてください。集中力こそがその人の真の力なのです。

 

配布した講話資料はこちらから

 

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第1学期終業式(放送による講話)

【校長講話】

 5月に緊急事態宣言が解除、経済活動が徐々に再開され、ニューノーマルと呼ばれる「新たな日常」が始まりました。マスクの着用、手洗い・手指の消毒、3密を避けること、こうした生活にもようやく慣れてきましたが、2か月遅れてスタートした今学期、いつもと異なる学習環境の中、いつもより遅い1学期の終業を迎え、皆さんは今どんな思いでいるのでしょうか。
 休業中はスタディサプリやオンライン授業等で学校とつながっていたとはいえ、学校再開後の学びのボリュームは削られ、課外活動は制限され、学校行事の中止や土曜考査日の設定など、忙しくもあってなかなか心の隙間が埋まらない日々だったかもしれません。もしかすると、後世の歴史家から「学校教育の転換期」と表現される時代の只中に私たちは立っているのかもしれませんね。そう感じるのは社会全体に大きなパラダイムシフトが起きているからです。今回のコロナ禍で、「働き方」「都市機能」「人々のライフスタイル」が劇的に変わっていくのを感じませんか。皆さんが社会にでるとき、アフターコロナの世の中はどうなっているか気になるところです。

 ところで、今回の新型コロナウイルスの騒ぎで、感染症の予防には手洗いが効果的であるということに改めて気づかされた人も多いのではないでしょうか。医学界では当たり前と考えられているこの常識は、かつては非常識だったという歴史があるのを知っているでしょうか。
 ハンガリーの首都ブダペストには「公衆衛生の父」と称されるセンメルヴェイス・イグナーツという医師の像があります。彼は19世紀半ばの産科医ですが、この時代、女性の出産とはまさに命がけであり、出産直後の感染症で命を落とすことがよくありました。ひどいときには30%近い妊婦が死亡するという状況でした。
 センメルヴェイスは自分が勤務する病院の第一産科と第二産科で出産した女性たちの死亡率に違いがあることに注目しました。男性の医師が働く第一産科は死亡率が高いのに対し、女性の助産師が働く第二産科は死亡率が低かったのです。当時ヨーロッパでは、医師は男性ばかりで、汚れが目立たないようにと、白衣ではなく、黒い服を着ていました。そして、高尚な仕事に携わる医師の手は汚れているはずはないと考えられていたため、患者を診察する前に手洗いをするという習慣もありませんでした。無理もありません。このころは「近代細菌学の開祖」とされるパスツールやコッホの細菌論が確立される前であり、病の原因に瘴気や霊気といった非科学的なものが強く関係していると信じられていたからです。センメルヴェイスが指摘したことは、言うまでもなく、医師が感染源となっているという衝撃の事実でした。
 センメルヴェイスは診療従事者たちに次亜塩素酸カルシウムで手洗いをさせることに取り組みます。その結果、感染症での死亡率を1%未満にまで下げることに成功しました。彼の主張は、エビデンスを数多く示し、手洗い法の有効性を実証するものでしたが、医師が感染源となり得ることを前提とするこの考え方は、当時の医学界には受け入れ難く、周りの医師たちは彼の研究に嫌悪感を示し、彼のことを「石鹸屋の回し者」と吹聴する者さえ現れました。やがて彼は医師の職を奪われ、失意のうちに精神療養所に幽閉されると、衛兵からの暴行を受け、その傷がもとで死してしまいました。46歳の若さでした。
 
 今般の新型コロナウイルスでは「正しく恐れる」という言葉が生まれました。私たちが生きるこの世界には自分の目には映らないがために、恐ろしいと感じるものがいくつもあります。細菌やウイルス、PM2.5、放射性微粒子といった極小の脅威から、同調圧力、誹謗中傷、根拠なきレッテルなど実体のないものまで、これらに対する恐怖心こそが人を傷つけ、誰かを攻撃をする原動力なのかもしれません。正体がわからないもの、これまでの常識が通用しないものを怖く感じるのが人間の性であり、こうした人間らしさが殺人や略奪、戦争などといった過ちを繰り返してきたのかもしれません。先に紹介したセンメルヴェイスの悲劇は、通説にそぐわない新事実を拒絶する傾向、常識から説明できない事実を受け入れがたい傾向のことを指す「センメルヴェイス反射」という言葉を生み出しました。21世紀に生きる私たちは、過去から学び、二度と同じ過ちを繰り返してはならないのです。こんな時代だからこそ、視野を広げ、考え方を柔軟して、世界中の人々と連帯して、この難局を乗り切りたいものです。

 短い夏休みですが、この2か月で失ったものを取り返すつもりで様々なことにチャレンジしてみてください。3年生は進路活動の正念場です。2年生はその進路決定まで残り1年となりました。1年生は入学したばかりと思っているとあっという間に時が流れます。夢、志、それぞれの目標に対する現在の自分の状況を客観的に捉え、そのギャップをどう埋めていくか、そのためにどんなアプローチが必要か。これを実行することがマネジメントです。目標到達のための戦略や戦術をしっかり練って、有意義な夏としてください。
 最後に、これが一番大事なことですが、新学期8月25日には、いずみ高生が全員元気に再会できるようにしましょう。約束です。

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いずみ高初の「土曜考査日」の様子から

 新型コロナウイルスの影響によって失われた学習を取り戻す、いわゆる「学習保障」が求められている中、いずみ高校では、学校再開後の授業時間確保の一環として「土曜考査日」を設定することとしました。週末にかかる日程となっている第1学期期末考査、第2学期期末考査、学年末考査(1・2年)について、土曜日にも考査を実施するというものです。
 これまでも、進学校を中心に「土曜公開授業」として取り組まれている例はありますが、本校では初の試みとなります。生徒たちにとっては、土曜日にテストを受けなければならないということで、なかなか辛いところもあるかもしれませんが、前例のない長い臨時休業明けの学習保障として思い切った発想で対応する必要がありました。
 考査前の生徒たちの様子をみていると、いつもよりテスト範囲が広くなり、また、この1回の考査で成績が決まるとの緊張感からか、放課後に教室に残って勉強している姿をあちらこちらで観ることができました。

 流した汗は嘘をつきません。努力は決して裏切りません。これまでの成果をしっかり出すべく、コンディションを整え、頑張ってほしいと思います。

 頑張れ! いずみ高生!!

   

 

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期末考査、いよいよ近づく

 新型コロナウイルス感染症の関係で6月に再開した学校ですが、これまで順調に授業を進めることができ、今週土曜日(7月18日(土))からのは今年度の最初の定期考査「第1学期期末考査」が始まります。いずみ高校では、授業時間を確保する観点から考査期間に土曜日を含めることとしており、その最初の土曜考査日がやってきます。

 生徒たちは考査の準備に余念がありません。あるクラスでは、担任の号令により、クラス全員で放課後に残って「考査前勉強会」を行っています。今日は職員会議があって、担任も会議に出席していましたが、会議を終えて会場に行ってみるとご覧のとおり。できるだけ密にならないように着席してもらっていますが、40人近い生徒が参加しているため、間隔をあけた着座では、ほぼ満席の状態でした。

 頑張れ、2年5組!! 「期末考査は団体戦だ!」

  

 

  

 

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朝勉強会の様子(6/22・23)

 昨日6月22日から学校の通常登校が再開されました。
 新型コロナウイルス感染のリスクを抱えながらも、「新しい学校生活」の下、マスクやフェイスシールドをして、多少の不自由は強いられているものの、いずみ高生と徒教職員たちは元気に学校生活をリスタートさせています。

 昨朝と今朝は、4月から延期されていた、1年生の「朝勉強会」の初日にお邪魔しました。
 3つの密を避けるため、生物系・環境系それぞれで曜日を分けての勉強会ですが、昨日と今日を合わせた学年全体では、100名近くの生徒が集まってくれています。勉強会に参加してくれている生徒には毎年話していることですが、夢を抱き、目標を掲げ、充実した学校生活を送れる人は成功します。そして必ず幸せになれます。
 このクラスは「1年7組」です。チューターの林先生の下に集う皆さんは、共に闘う「仲間」です。朝勉強会は「団体戦」なのです。ともに励まし支え合うことで自己を高め合う機会にしたいですね。
 今朝の言葉は短くまとめれば「初心忘るべからず!」です。

   

 

 

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「新しい学校生活」下の授業~分散登校中の様子~

 学校が再開されて3週間目を迎えています。今週もクラスを半分に分けての午前・午後授業ですが、全部のいずみ高生が毎日登校するようになりました。梅雨入りしたとはいえ、暑い日々が続いており、新型コロナウイルス感染症対策もさることながら、熱中症予防に万全を期す必要があります。

 それでも今日は「暑さ指数(WBGT)」がそれほど高くならず、気温も昨日と比して幾分穏やかでしたから、屋外での実習授業等も気持ちよく行えたのではないでしょうか。校内をぶらり散歩しながら、いずみ高生が学びに集中している姿を見てとても嬉しくなりました。

   

各教室では3密を避けるため、座席は一つ置きとしています。十分なフィジカル・ディスタンスをとっています。

  

体育の授業ではエクササイズ・ダンス、専門学科の学びも本格化しつつあります。

 

生徒も教職員もマスク又はフェイスシールドを着用し、屋外実習の後には十分な水分補給を心掛けています。

 

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熱中症に注意し「事故ゼロで安心安全ないずみ高校を!」

 学校再開とともに夏の暑さがやってきました。特に梅雨時の今は、真夏以上に湿度が高く熱中症のリスクが高まります。新しい生活様式とともに定着したマスク着用ですが、マスク着用時は喉の渇きを感じにくくなり、熱中症になりやすいとの指摘があります。喉が渇いてからではなく、定期的な水分補給・塩分補給を心掛けましょう。

 厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染予防が必要なこの夏は例年より一層、熱中症に注意する必要があるとして、「新しい生活様式」を踏まえた熱中症を防ぐためのポイントをまとめていますので、これらの注意をしっかり守ってください。

1 マスクの着用
 マスクは飛沫の拡散予防に有効だが、着用していない場合と比べると心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど身体に負担がかかることがある。高温や多湿といった環境下でのマスク着用は熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合にはマスクをはずすようにする。マスクを着用する場合には強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がける。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要。

2 エアコンの使用
 熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効。ただし、一般的な家庭用エアコンは空気を循環させるだけで換気はしていない。新型コロナウイルス対策のためには冷房時でも窓を開けたり換気扇を使ったりして換気を行う必要がある。この場合、室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をする。

3 涼しい場所への移動
 少しでも体調に異変を感じたら速やかに涼しい場所に移動することが熱中症予防に有効。屋外の実習時に体調の変化を感じたら、担当教員に申し出て、日陰や風通しのよい場所に移動してするなどして休息する。それでも体調が落ち着かなければすぐに保健室に。

4 日頃の健康管理
 毎朝など決まった時間の体温測定、健康チェックは熱中症予防にも有効。平熱を知っておくことで発熱に早く気づくこともできる。日頃から自分の身体を知り、健康管理を充実させ、体調が悪いと感じたら無理せず自宅で静養する。

 

 

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実験実習棟建設の進捗について

 昨年から今年度上半期にかけて行われている実験実習5号棟の工事はほぼ終了しました。現在は体育館の南側に実験実習4号棟の建設を行っています。

 本館(HR棟)の道路を挟んで北側にある実験実習5号棟は今年3月に竣工し、今年度の授業から活用されています。「環境建設科第二実習棟」と呼ばれていた旧棟の北東側に時計回りに約60度ほど向きを変えて建設されたものです。現在は旧棟の取り壊しがほぼ終了して、実験実習5号棟の姿がよく見えるようになりました。この棟では測量等の実習を中心に授業が行われます。

  

 

 実験実習4号棟は昨年度後半から工事が始まったもので、古い実習棟であった「生物系第一(環サ等の授業で使用してた建物)」と「環境系第一(通称:環デ棟)」の2棟を取り壊し、それに代わって建設される新棟は両旧棟の機能を合わせた複合実験実習棟となるよう設計されています。
 作業工程の関係から、まず生物系第一棟と部室棟を取り壊した上で、この地に新たに新棟を建築するための基礎工事等が行われているところです。実験実習4号棟の写真は「小川工業株式会社」の専用サイトからの転載です。

  
  中庭南側から見た旧生物系第一棟   取り壊される旧生物系第一棟(泣)   更地となり基礎工事が始まる

      

体育館南東角から見た新棟建設の現場  ドローン撮影による建設現場の様子  解体に携わった友伸工業の皆さん

 

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校長講話に代えて(学校再開にあたっての校長メッセージ)

 いよいよ学校が再開されました。
 以下に示すものが「いずみ高校・学校再開ロードマップ」です。今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のための臨時休業が長く続いたり、学校再開後は、授業時間確保のために夏休みが8月1日から24日までとなったり、土曜日に定期考査を実施したりすることを余儀なくされるという、大変変則的なスケジュールとなっています。
 まずは体調に注意して、元気に健康で学校生活を送れるようにしましょう。

 なお、ロードマップでは6月22日から「通常登校」となっていますが、これは学校設置者である県教育委員会が判断することとなっています。そのため、その判断によっては通常登校の時期はズレることがあります。

 

【校長講話(文書で配付済み)】

 新型コロナウイルスの感染を防ぐ目的で、国の緊急事態宣言や埼玉県の緊急事態措置がようやく解除されました。

 学校の臨時休業という長いトンネルを抜けて、いよいよ今日から学校が再開されます。皆さんには、休業期間中の「STAY HOME」に協力してもらうとともに、学校からの課題、スタディサプリや自宅での学習に意欲的に取り組んでもらったことに感謝します。先生方も、オンライン教育に挑戦し、数々のコンテンツを配信してくれました。離れていても、皆さんのことばかり考えながら、思いを込めて作成した一つ一つのコンテンツこそが、皆さんに対する愛情の証です。

 ところで、4月以降、ほとんど学校に来ることが叶わなかった皆さんには、この春のいずみ高校の転出入職員を紹介する暇(いとま)がありませんでした。コロナ禍は、出会いと別れの季節を別のものに変えてしまいました。いつもなら5月には「離任式」を行っていますが、今年度は実施できませんでした。転出や退職された先生方はお別れの言葉もなく学校を離れることとなったことをとても残念がっていました。

 さあ、待ちに待った学校の再開です。友達や先生方とともに学べることに感謝しつつ、自分の夢や目標に向かって、焦らず一歩ずつ向かっていってください。まずは感染症と向き合いながら、自分や家族、大切な人の健康を守ることに務めてください。埼玉県教育委員会は、学校の安心安全のために、以下のような「彩の国 新しい学校生活 5つの安心宣言」を掲げています。

1 家庭と学校が連携した健康管理の徹底 
2 マスク着用の徹底
3「3つの密」の回避の徹底
4 手洗い等の徹底 
5 環境衛生管理の徹底

 毎日、朝と夕方、必ず自分の体温を測ってください。発熱や空咳などの症状、強い倦怠感等を感じたら、すぐに保護者と相談して、学校に連絡してください。また、登下校中を含め、学校生活の中ではマスクを着けてください。飛沫感染を防ぐために最も有効な手段がマスクです。さらには、普段の学校生活の中で、握手やハイタッチ、近距離での会話など、密集・密接場面を作らないようにしましょう。そして、休み時間、トイレに行ったときなど、石鹸を使ってこまめな手洗いを徹底しましょう。いずみ高校では、皆さんが共用するドアノブ、スイッチ、蛇口等は、先生方が定期的に消毒をしてくれています。身の回りのものを消毒することも大切ですが、それよりも効果的なのは手洗いの励行だと言われています。新型コロナウイルスの感染は「飛沫感染」と「接触感染」ですから、一人一人が感染防止の行動をしっかりとること忘れないでください。 

 もう一つ、心掛けてほしいことがあります。それは「他者を思いやる心」を持ち続けることです。 長いSTAY HOME生活によって、多くの人々が強いストレスを感じているはずです。そのため、思いやりの気持ちが欠如すると、ちょっとしたことでもトラブルになってしまいます。世間では、SNSなどのネット上で、フェイクニュースが流れ、出処不明の怪しい情報が溢れています。SNSで「わかりやすい医療情報」を発信している山本健人医師によれば、ネット情報を見極める7つのポイントがあると言います。
 その情報を発信している人が、本当に専門家なのか。一見すると、専門家のようでも、実は厳密に言うとその分野は専門ではない、という場合もあります。また、その情報の「出典は何か」「エビデンス(科学的根拠)はあるのか」を常に考えましょう。出典がないのであれば、それは「あくまで個人的な意見に過ぎない」可能も大きいのです。さらには、医療に関する情報は、最初は正しいと思われていたことでも、時間が経って研究が進んだ結果、誤った情報となることもあります。最新の情報を入手するとともに、SNS上にある情報はいつのものなのかを確認しましょう。そして、リプライ欄を見ていると、専門家がデマを否定していることがあります。リツイートする前にリプライ欄を見れば、「これデマじゃないかな?」と疑うことができます。「他の人がどういう見解を示しているか」を常に確認することが大切です。

 このように、人は不安を感じるとたとえ悪意がなくても、デマを流したり、「自粛警察」さながらに、他人の行為を強く批判するといったことが起きたりします。脳科学者の中野信子氏によれば、人間の脳には「他人を引きずり下ろしたり、自分よりも上だと思っている人が失敗したときに快感を覚える」という「シャーデンフロイデ」と呼ばれる働きがあり、嫉妬や妬みなどの負の感情を抱きやすいところがあるのだそうです。注意していないと、知らぬ間に自己を「スカッ」とさせるため、デマやフェイクニュースを創り出してしまうというのです。

 せっかく会えた人たちと良好な関係を築くため、思いやりの心をもって、今日からのいずみ高校を心楽しい空間にしてください。すべては皆さんの心がけ次第です。

 

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学校再開に向けて

 5月22日、緊急事態宣言が首都圏でも解除されました。
 県内の県立学校の再開が決まり、いずみ高校でもその対応が慌ただしく行われています。2・3年生の皆さんには久しぶりの学校、1年生の皆さんには入学式以来の登校となります。5月の連休以降、急遽構築した「Google Classroom」というオンライン教育のプラットフォームを活用するなどして、自宅での学習に取り組んでくれた皆さん、本当によく頑張りましたね。先生方も慣れないオンライン教育のコンテンツづくりに汗を流してくれました。いずみ高校が一丸となって、このコロナ禍に立ち向かってくれたことに、校長として、心から感謝しています。本当にありがとう。
 今日27日と明日28日には、学校再開に向けたオリエンテーションのため、皆さんが登校しています。時差登校の上の分散登校ですので、教室ですべてのクラスメートに会えるわけではありませんが、皆さんの声が響く教室の様子を見ていると、やはり学校は「生徒なくして学校にあらず」ということを実感します。私たち教職員も、生徒の皆さんが目の前にいることの喜びを噛み締めています。 

 さて、今日は、6月1日からの学校再開に向け、学校関係者の間で話題の動画を紹介します。ニュースなどでも取り上げられたので知っている人も多いと思いますが、「健康戦士 コロタイジャー」シリーズです。左の画像はNHKのニュースからキャプチャしたものです。
 この動画は、静岡大学や法政大学、それに劇団(公益財団法人静岡県舞台芸術センター)の有志が制作したもので、健康戦士コロタイジャーが、悪の化身「コロナー」と戦うというストーリーです。大学教授など、教育や心理学の専門家が制作に携わっていて、ヒーローたちがクイズ形式で正しい手洗いの方法を問いかけるなど、楽しみながら感染防止対策の知識などを学べるようになっています。コロタイジャーの1人、「おもいやりピンク」は、感染した人や医療関係者への差別や偏見を生まないためにも、相手の気持ちを考えて行動するよう呼びかけています。
 学校が再開されることをとても楽しみにしている人が多いと思いますが、これまで「ステイ・ホーム」の生活が長かったことで、さまざまなストレスが学校生活によくない影響をもたらす可能性もあります。久しぶりに会うことができるクラスメートたちと心優しく接することを意識するようにしてみてください。「一人はみんなのために、みんなは一つの目標のために」です。このコロタイジャーの動画はそうしたことを教えてくれる楽しい動画です。子供向けの動画だと馬鹿にせず、みんなで視聴してみてください。主題歌(作詞/作曲/歌  棚川寛子)は、中毒性のある不思議なボーカルで、一度聴いたら耳を離れませんよ。

♪コロコロ コロナ ぶっとばせ、新型ウイルス負けないぜ♪

 YouTubeへのリンク

 健康戦士コロタイジャー ~せいえいレッド編~
 健康戦士コロタイジャー ~めんえきホワイト編~
 健康戦士コロタイジャー ~おもいやりピンク編~ ※一押しの動画です
 健康戦士コロタイジャー ~メタにんちイエロー編~

 公式サイト https://mt-100.com/corotaiger/

 

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生徒の皆さんへメッセージ動画を作成しました

 本校でもようやく Google Classroom によるオンライン教育のプラットフォームが構築されました。本校の教職員もGoogle classroom を活用した教材開発に余念がありません。
 そうした彼らの熱い思いに刺激を受け、校長もメッセージ動画を作成してみました。拙い動画ですが、どうぞご覧ください。


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エッセンシャルワーカーって何だろう

 最近、ニュースやSNSでよく耳にするエッセンシャル ワーカーとは何でしょうか。

 新型コロナウイルス感染症の最前線で奮闘する医療関係者を筆頭に、私たちが生きていく上で大切な食料やライフライン(電気・ガス・水道等)の供給に関わる仕事、鉄道やバスなど公共交通機関に関わる仕事、物流を支えるトラックドライバー、生活の支援に当たる市役所の職員、警察官や消防の救急隊員、さらにはスーパーやドラッグストアの店員などがそうです。こうしたエッセンシャルワーカーの方々の頑張りがあるからこそ、私たちは新型コロナウイルスと闘うことができるのです。皆さんの身近な方の中にも、こうしたお仕事に従事している方がいるのではないでしょうか。
 最近、ニュースやSNS上で、「クラップ・フォー・ケアラーズ(医療従事者に感謝の拍手を)」や「ブルー・ライトアップ(感謝の灯)」などは、エッセンシャルワーカーに対して、感謝の気持ちを表現するための取組が話題となっています。右の写真は東京スカイツリーの特別ライトアップの様子です。
 皆さんにとっても、学校が臨時休業となったり、何かと生活に不自由を感じる世の中ですが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、世の中の多くの人たちが心を一つにして闘っているということを忘れないでください。

 高校生である皆さんには、自分を守る、家族を守る、そして社会を守るための行動をお願いします。人との接触を7割から極力8割減らすことが急務です。社会全体で新型コロナウイルスと闘っていくという強い決意を持って取り組んでください。

 

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今日は開校記念日です

 今日4月16日は埼玉県立いずみ高等学校の開校記念日です。
 新型コロナウイルス感染症に対する「緊急事態宣言」が発令され、生徒は臨時休業のため登校していませんし、教職員も自宅勤務を余儀なくされていることから、校内にはほとんど人気もありません。

 学校の開校記念日は、その学校の様々な歴史にちなんで決められます。例えば、県議会で設置条例が改正され、その学校の設置が条例上効力を発した日とするとか、新しい学校の名を県知事が公表したその日とするなどがあります。
 いずみ高校の場合は、昭和37(1952)年の4月16日に埼玉県立与野農工高等学校の開校式並びに入学式を挙行したことにちなんで、この日を開校記念日としています。第1回目の入学生は、園芸科51名、食品化学科44名、土木科44名の計139名であり、当時は男子のみの募集でしたので、男子農工高校としてスタートしました。男女共学となったのは昭和49(1974)年4月からのことです。 

 右の写真は昭和38(1953)年に完成したHR棟(本館)です。これはのちに耐震補強などの改修を経ていますが、現在も使用している校舎です。

 

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埼玉県知事による緊急事態措置と休業期間中の過ごし方

 報道等ですでご存じのとおり、新型コロナウイルスの感染拡大で「新型インフルエンザ等対策特別措置法(以下「特措法」)」に基づく緊急事態宣言(東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・福岡の各都県)が発令され、これを受けて埼玉県では、知事による緊急事態措置が示されるとともに、4月13日午前0時からは休業要請も始まりました。
 対象は学校などの教育施設、劇場や映画館、展示場、集会場や公会堂などの施設、体育館やボウリング場などの運動施設、キャバレーやナイトクラブなどの遊興施設です。また、大学などの教育施設や学習塾、博物館や美術館、図書館、ホテルや旅館の宴会場については、延べ床面積が1000平方メートル以上の施設に対し、休業を要請しています。このほか病院や保育所、介護施設、レストランなどの飲食店、生活必需品の小売店など、生活の確保などに必要な施設は、適切な感染対策を講じたうえでの事業継続を求めています。

❖埼玉県知事による緊急事態措置(4/7発表)

1 外出自粛の要請
 県民に対して、医療機関への通院、食料・医療品・生活必需品の買い出し、職場への出勤、屋外への運動や散歩など生活の維持のために必要な場合を除き、不要不急の外出の自粛を要請しています。特に、遊興施設など、いわゆる「3つの密」がそろう場への外出や集まりへの参加は自粛するを求めています。(特措法第45条第1項適用)

2 多数の者が参加するイベント開催についてのお願い
 事業者の皆様に対して、多数の者が参加するイベントの開催を控えるよう御協力をお願いしています。

3 県立学校への休業要請
 県立学校(特別支援学校を含む)について、県教育委員会に対して休業を要請しました。これを受け、県立学校は休業を延長することとなりました。県内の小中学校、幼稚園などについては、この方針を踏まえ、適切な措置を講ずるようお願いていします。

4 生活必需品の物資確保についてのお願い
 生活必需品などの物資の確保について、事業者の皆様には県民が安心して購入できる環境を整えていただくとともに、県民には冷静な対応をお願いしています。買い占めや売り惜しみなどについては、躊躇なく対応していくとのことです。

 

❖休業期間中の過ごし方
 さて、ここからが本題です(笑)。
 4月8日・9日の登校日にお伝えしたように、5月6日までは新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、学校は臨時休業となっています。ただし、通常の長期休業(例えば夏休みなど)と異なり、部活動も休止されていますし、不要不急の外出もできません。もっぱら家で過ごしてもらわなくてはならないため、時間の使い方がとても難しくなっています。ぜひ、これまで時間がなくて取り組めなかったというものにじっくり取り組んでみてはどうでしょうか。もちろん、課題もありますし、スタディサプリの活用による自主学習の機会もありますから、そうした学校から指定された学習活動をこなした上で、ということになります。
 資格取得のための自主勉強をスタートさせてはどうでしょう。生物や環境について学ぶいずみ高生ならではの資格に挑戦してみるのです。例えば、農業と気象との関係はとても深いので、平均合格率4~5%の難関資格ですが、「気象予報士」にチャレンジしてみるとか。気象予報士の最年少合格者は小学校6年生です。熱力学や大気大循環などの分野がやや難解だと思いますが、高校生なら可能性は十分です。実は私もこの資格をねらって勉強をしていた時期がありましたが、仕事との両立が上手くいかず、未受験のまま、ペンディング状態にあります。定年退職したら再び挑戦したい資格の一つです。
 もっぱら家で過ごさねばならいこの1か月の間、何か目標をもって、何かに挑戦してみてください。将来の自分をイメージして、それに近づくためのマネジメントを構築するのです。将来の自分の姿が思い描けないというなら、小説や映画を鑑賞して、その主人公の人生を疑似体験してみるのも手です。

 有意義に時間を過ごす、簡単そうで難しいことに皆さんはチャレンジしていることになりますが、ぜひ5月の連休明けには元気な姿で再開したいですね。いずみ高校の先生方も、感染拡大を防止するため、自宅での勤務(リモートワーク)を行っています。静かな学校となっていますが、中庭のイズミンは皆さんとの再会を心待ちにしていますよ。

 

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入学式(校長式辞)から

  本日、いずみ高校は入学式を実施しました。新型コロナウイルスの感染が拡大し、ついに「緊急事態宣言」が発令された中での式典でした。こうした状況下ですので、参加者がどれくらい集まるか不安でしたが、開けてみれば欠席はごく僅かでした。今日は午前中に第2学年の生徒の登校日でもあり、午後にはフレッシュな新入生を迎えることができ、学校がパーッと明るくなった思いです。やはり学校には子供たちの姿がないとダメですね。

 三つの密(密閉空間・密集場所・密接場面)の重なりを極力なくす形で式場をレイアウトし、新入生と教職員によるシンプルながら心温まる式典となるよう心がけました。新入生の皆さんはどう感じたのでしょうか。

  なお、今回の式場内に敷かれた「緋毛氈(ひもうせん)」は、この春の第56回卒業生からの卒業記念品(他にパイプ椅子もいただきました)です。真新しい緋色がお祝いの席を美しく彩ってくれました。緋色には生命力の意味があり、魔除けの効果が期待できるのだそうです。この緋毛氈が新型コロナウイルス感染症をはねのけてくれると信じます。
 第56回卒業生の皆さん、ありがとうございました。大切に使わせていただきます。

  

  

 

【校長式辞】

 ただ今、入学を許可いたしました、いずみ高校第二十二期生、二百三十八名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんの入学を心から歓迎いたします。
 本来であれば、保護者の方にも参列していただき、一緒に皆さんの入学を祝福するところでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、このような入学式となったことをお許しください。 

 さて、本校は、与野農工高等学校をその前身とするも、平成十一年に改組され、全国初となる「生物・環境系総合高校」に生まれ変わりました。東京ドームのおよそ一・五倍を誇る校地は、農業技術者の養成機関として、戦前から戦後にかけてこの地に存在した「農民講道館」から譲り受けたものです。いずみいう名は、「湧きて流れる泉の丘に」と歌い継がれてきた校歌の一節に由来しますが、この地が荒川水系の湧水帯に位置しており、かつて豊富な地下水が湧き出る「泉」が数多く点在していたことを、ボブ・デュランの「風に吹かれて」の邦訳者として知られる、野上彰氏が本校のために作詞したものです。
 是非こうした長い本校の歴史と伝統を受け継ぎ、「いずみプライド」を築い上げていってほしいと思います。そのために、新入生の皆さんに是非とも心がけてほしいことを、二つほどお話しさせていただきます。 

 一つ目は「大きな夢と志を描き、それを叶えてほしい」ということです。
 「夢を叶える秘訣は、四つの「C」に集約される。それは、『Curiosity(好奇心)』、『Confidence(自信)』、『Courage(勇気)』、そして『Constancy(継続)』である。」これはミッキーマウスの生みの親であり、ディズニーランドの設立者であるウォルト・ディズニーの言葉です。
 大きな夢や大志を抱くことは若い皆さんにはとても大切です、いや若者の特権だと言ってもいい。これからの高校生活を、なりたい自分を実現するための三年間と捉え、自分の夢や志の「種」を探し、育て、美しく咲かせてほしいのです。そして、こうした夢や志の種を花咲かせるため、ディズニーの言うところの「好奇心」、自分にもできるんだという「自信」をもち、挑戦する「勇気」を忘れず、あきらめずに「継続」して取り組んでいってほしいのです。
 人には生まれながらに持っている「天賦の才」があると言われますが、皆さんは「勉強やスポーツ・芸術などは持って生まれた才能によって左右される」と諦めていませんか。私が思うに、本当の才能とは「諦めない心」です。天賦の才よりも、実は、諦めない心の方がはるかに重要です。諦めさえしなければ、夢が叶う可能性は飛躍的に向上します。夢や希望が成就しないのは、能力がないからではなく、途中で諦めてしまうからだと思っています。
 このいずみ高校で、大きな夢と志を描き、是非ともそれを叶えてください。

  二つ目は、「昨日の自分を超えるために常に変化し続けること」についてです。
 日本の武道、弓道は知っていると思います。弓道は、他の武道がそうであるように、技術もさることながら、禅にも通じる精神を鍛錬する側面があります。弓の世界では「紅の一入ごとに色勝る、昨日の我に今日は勝れり」と教えられるそうです。一入ごととは一塗りごとという意味で、「紅花で染めた鮮やかな赤色は、その赤色を重ね塗ることによって深みを増していく。はじめは清楚な赤色であったものが、何回も何回も塗重ねることによって、高貴な紫に近い、紅の色に染まっていく」というものです。一入ごとの違いは分からなくても、稽古を重ねることによって、確実に色はその深みと美しさを増していくのです。つまり、この教えは、他の誰かと競争しているわけではなく、自分で決めた高みを目指し、己の限界に挑戦し、常にギリギリのところで頑張ることを伝えているのです。
 皆さんには、今の自分は昨日までの自分の積み重ねであると認識した上で、昨日の自分ができなかったことを今日の努力によって乗り越えていく、つまり「昨日の自分を超えていく」ことを実践してほしいと思っています。 

 このいずみ高校で、大きな夢(大志)を持ち、将来に向けて自己を磨き、常に昨日の自分を超えていくように努力してください。そのためにも、一緒に苦楽をともにできる「一生の友」を見つけ、諦めず、粘り強く挑戦する気持ちを忘れずに、様々なことに積極的に取り組んでほしいと思います。

 結びに、そうした皆さんの頑張りを本校の教職員は全力でサポートします。いずみ高校での高校生活を思い切り楽しむことを期待し、式辞といたします。 

 令和二年四月八日

    埼玉県立いずみ高等学校長 栗藤 義明

 

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「緊急事態宣言」の発令を受けた今後の学校運営に思うこと

 報道等でご案内のとおり、政府は7日夜、新型インフルエンザ等対策特別措置法(以下「特措法」)に基づく「緊急事態宣言」を発令しました。埼玉県の大野知事はこれを受けて埼玉県内の緊急事態措置を示し、併せて埼玉県教育委員会は学校休業の延長について発表しました。
 大野知事の緊急事態措置は、限られた医療資源を上手に活用する(医療崩壊させない)ため、これ以上の感染者の増大を食い止めることを目的に、特措法第45条第1項を適用して「不要不急の外出をしないこと」を県民に要請することとしたようです。これは神奈川県、千葉県とほぼ同じ対応であり、東京都は特措法第45条第2項の適用までも検討しているようですので、東京都と隣接3県とでは少し対応が異なる状況にあることになります。

 いずれにしても、国がこれまで抜いてこなかった「伝家の宝刀」をついに抜いたということになります。
 いずみ高生の皆さん、この重みをどうか分かってください。国難もいよいよこの段階まできているのです。世界中に蔓延する新型コロナウイルスのことを考えると気が重くなってしまいますね。ですが、今朝は2年生の登校日であり、しばらくぶりに生徒の姿を見ることができ、とても元気づけられた思いがします。やはり教師というのは、生徒たちからたくさんの元気をもらっているのだと改めて思った次第です。

 今朝は生徒が一堂に会しての始業式を行うことはできませんでしたが、校長としての今の思いをペーパーにまとめました。ぜひ保護者の方と一緒に読んでみてください。

 

【生徒に配付した「校長講話」から】

 今週Twitterでは「#国のせい」がトレンド入りしました。新型コロナウイルスの感染拡大とそれに対する国や各地方自治体からの相次ぐ自粛要請により、人々の間に「自粛疲れ」が起きているからなのでしょう。人々の心がだいぶ荒(すさ)んできているように感じます。誰かのせいにしたいという気持ちは分かりますし、国のせいだとかリーダー個人のせいだとかいいたくなる気持ちも分かります。しかし、冷静に考えれば、諸外国の状況をみても、これという成功例はありませんし、おそらく今は全人類の叡智を集めたところで絶対的に正しい解に導けないのだと思います。だからこそ、一人一人ができることを世界の人々と一緒に乗り越えていかねばならないのです。まずは自分を守る、そして家族を守る、同時に社会を守るということ第一に行動してください。

 リスクをコントロールするということは、プライオリティ(優先順位)を考えることに他なりません。医療の現場には「トリアージ」という言葉があります。災害や大事故の現場において手当の緊急度に従って治療や搬送の優先順位を決めるというものです。限られた医療資源を効率的に配分し、最大限の人数の命を救うための方法がトリアージなのです。救急救命(ER)を舞台としたドラマ(コードブルーの写真)の中にも度々登場しています。主人公の台詞に「ここで悲しんでられない。俺たちは、助けられる患者を助けるんだ。」というのがあります。

 トリアージは元々、フランス軍の野戦病院にあった「戦場トリアージ」に由来しますが、今の医療現場は、ある意味、戦場に置かれているような状況だと言えます。爆発的な感染者増大に医療崩壊をいかに防いでいくかが、国や自治体の最も上位のプライオリティとなるわけです。

 学校の休校や再開もこうした中でコントロールされています。生徒の命を守るという観点と生徒の学びを保証するという観点との間で、どちらを優先させるべきかが問われています。大勢の人々が集まることを避けなければならないのは医学的・防疫的には自明のことです。しかし、このことには、経済活動をすべて停止することと人々の暮らしを守ることとの間で揺れ動いているように、なかなか難しい価値観の衝突があります。新型コロナウイルス感染症においては、子供や若者は感染しにくい、あるいは死亡率は低いとされていますが、ということは、別の見方をすると、無症状の軽症感染者として「媒介者」になるリスクがあるとも言えます。つまり、若者たちが感染拡大に拍車をかける可能性があるというロジックが成り立つわけです。だからこそ、 皆さん方には慎重な行動が求められているのです。

 また、しばらく皆さんには会えなくなりそうですが、どうか感染症拡大の防止に力を貸してください。最後に、そのことについて述べたドイツのメルケル首相(イラスト)のメッセージの一部を紹介します。
「一人一人がその行動で、感染の広がる速度が遅くなるよう、医療システムに過大な負荷がかからないよう、貢献しようということです。そのために私たちは取り組んでいます。命を救うための取組です。」

 

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今週末(3月最終週)の外出自粛について

 埼玉県は、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、感染拡大を防止するため、県民に対して今週末の不要不急の外出自粛を要請しました。また、東京都で25~26日にかけて、新型コロナウイルスの感染者が1日あたり40人を超える状況にあることを受け、小池都知事が今週末の不要不急の外出を控えるよう要請していますが、これを受けて、埼玉県の大野知事はもとより、神奈川県や千葉県、山梨県も今週末の外出自粛を呼びかけています。

 新型コロナウイルスには「賢く恐れる」ことが大事だと言いました。いずみ高生の皆さんも、こうした世の中の情報・動きを敏感にキャッチして、高校生としてできることを考え、行動してください。

 

【3月29日追記】
大野知事のコメント(http://www.pref.saitama.lg.jp/a0701/message2020032901.html

 さて、県民の皆様には、この週末の不要不急の外出自粛にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
 今日は、私の方からこの外出自粛に変わる措置として東京都への不要不急の旅行の自粛の柱とする措置についてご説明したいと思います。
 さて、現在のところ、本県の感染者数は1日あたり、だいたい10名以下で推移していますが、東京では、昨日には60件を超える63人の陽性者がでるなど、さらなる増加が懸念され、大変心配をされるところであります。週末における自粛については、このように東京都での感染者数が公表ベースですけれども、跳ね上がったことを受けまして、埼玉と東京の状況をみていると、だいたいその10日遅れぐらいで発生しているということも判明しておりますので、この辺の懸念を含めて、我々としては自粛をお願いしてまいりました。
 他方で、この東京における陽性者の状況が徐々に判明をしてまいりまして、既に都知事の方からの話がありましたけれども、例えば、「夜の歓楽街」、あるいは「病院」における集団感染、これらが主たる原因であることがわかってまいりました。このようなことに対処するということが大変重要であることが判明してまいりましたので、県民の皆様につきましては、この週末に続く、明日、30日に始まる来週の当面、平日についてでございますけれども、出勤について自粛をお願いするものではありません。しかしながら、この出勤については、時差通勤や在宅勤務などを進めるなど工夫を行っていただくようお願いをするところでございます。
 また、その一方で、屋内で集団で過ごすなど、「密閉空間」、「密集場所」、「密接場面」の3つの危険、3つの「密」が同時に重なるような集まりは当然ではありますけれども、それだけではなくて、数名以上の会食や夜間の外出については避けていただくようお願いいたします。また、歓楽街をはじめ、不要不急の用件で都内に赴くことも避けてください。そして、冠婚葬祭については、葬儀において感染が広がった例も報告されていますので、あり方について工夫をお願いいたします。また、病院や福祉施設の中において、大きな感染の広がりが発生しているケースがあります。施設内における感染防止対策について、引き続き徹底・強化をお願いいたします。
 学校につきましては、先週も申し上げたとおり、現在、再開に向けた準備を粛々と進めているところではありますが、判断については、直近の感染状況を踏まえながら、4月の初頭にさせていただきたいと思います。
 県民の皆さんには、引き続き、手洗いを行っていただくとともに、咳エチケットを徹底していただくようお願いを申し上げます。そうしたことが、皆さんの愛する人やご家族を守ることになります。 なお、事態が急変した場合には、急きょ、県民の皆様に例えば外出自粛を求めるなど、要請することもあり得ることはご理解ください。
 改めて、県民の皆様には大変な御不便、御迷惑をおかけすることとなりますが、現下の状況に鑑み、そして、中期戦、長期戦を覚悟しなければならないという、総理の見解もありましたが、何とぞご協力をお願い申し上げます。

※下線部は引用者が付したもの

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修了式の講話に代えて

 今日は、本来ならば、全校生徒を体育館に集めて修了式を行う予定でした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から、それぞれの教室で担任から学年修了の話をしてもらい、教室を掃除して、新しい教室の準備等を行ないました。
 修了式で行ういつもの校長講話は、今回は「文書講話」として生徒に配付しましたので、ご家庭でも話題にしていただけると幸いです。お気づきのとおり、一つ前の記事をアレンジしたものです。

 また、トップページに掲載してありますが、保護者向けの文書も配付しています。現在のところの今後の対応について、その考え方も含めてまとめたものです。
 報道によれば、本日午前に文部科学大臣が学校再開に係るガイドラインを各自治体に発出したようですので、そう時間を置かず、県教委からも何らか示されると思います。今後の情報をお待ちください。

 

【修了式・校長講話】

 「心」は誰にも見えないけれど、「心づかい」は見える。
  「思い」は見えないけれど、「思いやり」は誰にでも見える。その気持ちをカタチに、、、

 これは、9年前の東日本大震災の直後、民放各局では企業のコマーシャル放映が自粛され、代わって毎日流れていたスポットCMです。当時幼かった皆さんは覚えていないかもしれませんが、今もYouTube等で観ることができます。制作したのは公共広告機構(現ACジャパン)で、様々なCMが流れましたが、ひときわ私たちの心に染み入ったのが、このフレーズでした。
 このフレーズは、埼玉県内の小中高校の校歌の作詞を数多く手がけた、羽生市出身の詩人 宮澤章二(1919年-2005年)さんが作った「行為の意味」という詩から抜粋したものです。 

 

 「行為の意味」宮澤章二

あなたの心はどんな形ですかと
 人に聞かれても答えようがない

自分にも他人にも心は見えない
 けれど本当に見えないのであろうか 

確かに心はだれにも見えないけれど
 心づかいは見えるのだ
それは人に対する積極的な行為だから

同じように胸の中の思いは見えないけれど
 思いやりは見えるのだ
それは人に対する積極的な行為なのだから 

あたたかい心があたたかい行為になり
 やさしい思いがやさしい行為になるとき

心も思いも初めて美しく生きる
 それは人が人として生きることだ

 

 改めてこの詩を読んでみると、人々がもつ「思いやりの心」がいかに大切かを知ることができます。震災と感染症という違いはありますが、今日の「国難」をこの国の人々がみんなで心を一つにして乗り越えるために、この詩のように美しく生きてほしいと思います。

 新型コロナウイルスの感染拡大では、不足するマスクの不当な転売や購入を巡ってのトラブル等がニュースを騒がせています。こんな時こそ、人々の思いやりの気持ちが大切なのです。また感染者を差別的に扱ったり、休校になった子供たちが公園にいることを怒鳴りつけるなど、日本人の無理解・不寛容さがとても気になります。感染のリスクをいかに上手にコントロールしようとも、どんなに免疫力を高めるための努力をしようとも、明日のことは誰にも分りません。感染した人を非難したり、感染防止のための努力が足りないからと言って、他人を傷つけるのはやめましょう。温かい心が温かい行為につながり、優しい思いが優しい行為となるのです。

 思いがけず長い春休みとなった令和2年の春ですが、歴史に残るような数多くの場面を経験して過ごすことになりました。新型コロナウイルスと上手に付き合っていくには、「賢く恐れることが大事だ」とあるジャーナリストが言っています。感染症のリスクコントロールを怠らず、規則正しい生活を送りながら、健やかに過ごしていてください。私は今後の学校再開を先生方とともに祈っています。そして、4月8日(水)には元気に皆さんと再会したいと願っています。

令和元年度修了式・校長講話(配付プリント).pdf 

 
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宮澤章二「行為の意味」を再び

 「心」は誰にも見えないけれど、「心づかい」は見える。「思い」は見えないけれど、「思いやり」は誰にでも見える。その気持ちをカタチに、、、

 9年前の東日本大震災の直後、民放各局では企業のコマーシャル放映が自粛され、代わって毎日流れていたのは、公共広告機構(ACジャパン)が制作した数々のメッセージでした。なかでも、ひときわ私たちの心に染み入ったのが、このフレーズ。
 これは、埼玉県内の小中高校の校歌の作詞を数多く手がけた、羽生市出身の詩人、宮澤章二(1919年-2005年)さんが作った「行為の意味」という詩から抜粋したものでした。当時幼かった生徒の皆さんはあまり覚えていないかもしれません。今でもYouTube等で観ることができます。

 

  「行為の意味」 宮澤 章二

  あなたの心はどんな形ですかと
   人に聞かれても答えようがない
  自分にも 他人にも心は見えない
   けれどほんとうに見えないのであろうか

  確かに心はだれにも見えないけれど
   心づかいは見えるのだ
  それは 人に対する積極的な行為だから

  同じように胸の中の思いは見えないけれど
   思いやりは見えるのだ
  それは 人に対する積極的な行為なのだから

  あたたかい心が あたたかい行為になり
   やさしい思いが やさしい行為になるとき
  心も思いも、初めて美しく生きる
   それは 人が人として生きることだ


 改めてこの詩を読んでみると、人々がもつ「思いやりの心」がいかに大切かを知ることができます。震災と感染症という違いはありますが、今日の「国難」をこの国の人々がみんなで心を一つにして乗り超えるためには、この詩にあるように、美しく生きてほしいと思います。

 感染のリスクは誰にでもあります。どんなに感染のリスクコントロールをしていても、どんなに免疫力を高めるための努力をしていても、明日のことは誰にも分りません。感染した人を非難したり、感染防止のための努力が足りないからと言って、他人を傷つけるのはやめましょう。温かい心が温かい行為につながり、優しい思いが優しい行為となるのです。

 

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第56回卒業証書授与式

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止する観点から、在校生・保護者の参列がなく、しかも体育館ではなく各ホームルーム教室で実施した卒業証書授与式でしたが、皆さんの旅立ちを祝福する気持ちはどの学校にも負けてはいません。いずみ高校のすべての教職員がみな共通の思いで、皆さんの巣立ちを祝っています。
 お天気も皆さんの心のように絵に描いたような快晴、しかも春本番を思わせる麗らかなお天気に恵まれました。

 いろいろな意味で記憶に残る卒業式になったのではないでしょうか。 明日からはいずみ高校は「帰るべき母校」になります。そして、後輩のことを応援する応援団の一員として、母校を支えてください。
 心が折れそうになったときはいつでも帰ってきてくださいね。ここは皆さんの第二の故郷(ふるさと)です。

     

 

【式辞】

 ただ今卒業証書を授与された209名の皆さん、卒業おめでとうございます。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今回はこのような卒業証書授与式となりました。在校生や保護者の方の参列がない式となりますが、今日はいずみ高校で過ごす最後の日です。いずみ高生としての誇りを忘れず、今日一日がよき思い出の日となるよう、一瞬一瞬を心に焼き付けてほしいと思います。

  三年前、私は、皆さんの入学とともに、この学校に着任しました。そういう意味では、私にとって最も思い入れのある生徒たち、ということができます。そして、この三年間で、多くの師や友とともに、様々な経験を通じて、自らを成長させてきたことをしっかり見させていただきました。
 六学科の特色ある学びをとおして、地球環境のよき理解者として、その分野のスペシャリストへと歩みを進め、それに見合うだけの実力を身につけてきましたね。卒業にあたり、自らの成長とそれぞれの分野における自信「いずみプライド」をしっかり確認してください。
 それこそが、皆さんの今の姿であり、これからの財産になっていくものです。これからの人生で、苦しいときや辛いときは、母校いずみ高校のことを思い出して頑張ってほしいと思います。 

 今、この国「日本」は未知なる感染症拡大という大変な危機を迎えています。振り返れば、9年前の3月11日も東日本大震災が起きた災厄の日でした。「国難」という言葉がありますが、危機的状況を乗り越えるとき、先人の努力やその英知を生かして、人々が一丸となって、心を一つにして頑張らねばなりません。
 東日本大震災の犠牲者の一人に、宮城県南三陸町の危機管理課の職員だった 遠藤 未希 さんという女性がいます。町の防災無線を担当していた彼女は、地震の直後から「早く高台に避難してください」と懸命に放送を行っていました。職員の多くが庁舎の屋上に避難してもなお、遠藤さんはマイクの前から離れようとしませんでした。彼女は知っていたのです。一回でも多く呼び掛ければ、それだけ助かる人が増えるということを。津波から難を逃れた町の人たちは、「あの時あの女性の声があったから、私たちは何とか命が助かったのです」と異口同音に話しています。その声は「天使の声」だったのかもしれません。
 皆さんは学校を巣立ち、やがて社会人となるわけですが、社会で働くということは、「誰かのために役に立っているか」ということを感じることではないでしょうか。自分がこの世の中で、何かしら誰かの役に立つ、社会に貢献している、という実感こそが、「働く歓び」につながり、心が満たされ、つまりは幸せを感じることになるのです。「天使の声」のお話はもの哀しいエンディングを迎えてしまうわけですが、それでもなお、私たちの心を激しく揺さぶるのは、彼女の使命感、誰かを助けたいという一途な思い、そうしたものが感じられるからではないでしょうか。皆さんには、「誰かのために」という、他人を労われる、そんな大人になってほしい。心の痛みが分かり、困っている人や苦しんでいる人に寄り添って、優しく接することのできる人になってほしいと思うのです。 

 お別れの時がやってきました。最後に校長として皆さんに言いたいのは、「これからの人生においても学び続けることを決して辞めないでください」ということです。教科書に載っているようなことに限らず、自分という人間を常にバージョンアップしていくということが大切です。そのためには、「何故」「どうして」という探究心や、これから皆さんが出会うものに対する好奇心を忘れないことです。 

 第56回卒業生の皆さんが、これからも精進を重ね、すばらしい人生を歩んで、未知なる地平に勇敢に旅立つことを心から願い、結びに、人生において好奇心を持ち続ける重要性を説いたアルベルト・アインシュタインの言葉を添えて、私の式辞といたします。

   Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. The important thing is not to stop questioning.

  

  令和二年三月十一日

   埼玉県立いずみ高等学校長 栗藤 義明

 

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新型コロナウイルス対策専門者会議の示した「3つの条件の重なり」について

 昨日、国の新型コロナウイルス対策専門者会議(以下「専門者会議」)が新たな見解を示しました。国内の感染状況について「爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度持ちこたえているのではないか」という認識を示しましたが、その一方で、感染者の増加傾向は続き、警戒を緩めることはできないとしています。専門者会議が「今後1、2週間が感染拡大のスピードをおさえられるかどうかの瀬戸際である」としてから2週間、新型コロナウイルスの感染拡大については、なかなか先が見えてきていません。

 昨日の専門者会議では、これまで感染が確認された場所に共通していた、「3つの条件の重なり」を示しています。それは(1)換気の悪い密閉空間、(2)多くの人が密集、(3)近距離での会話や発声、です。これらが同時に重なるような場所や場面を避ける行動をとるよう呼びかけています。

 本校では、明日第56回卒業証書授与式を挙行します。
 3年生の皆さん、一人一人がこの3つの条件を頭に入れで、感染症拡大を防止するよう行動しましょう。まずは、教室内は換気を行って空気が滞留することのないようにしてください。そして、2月末以来久しぶりに会うクラスメートといろいろな話をしたいと思うなら、必ずマスクを着用するようにしてください。

 

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新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて

 これは現在「臨時休校中(当面の間3月2日~3月24日まで)」である学校からの緊急メッセージです。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が続いています。2月28日現在、埼玉県では市中感染との情報はありませんが、全国各地の状況を見ていると、わが国全体が厳しい状況にあることがわかります。
 政府は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、この1~2週間が極めて重要として学校の休業を要請しました。埼玉県では、子供たちへの感染を防止するため、3月2日から春休みまでの間、県立中学校、高校をすべて休業とすることとし、県内市町村立学校及び私立学校にも同様の対応を要請したとのことです。
 国内に目を向けると、散発的に小規模複数の患者が生している例がみられます。厚生労働省によれば、この段階では、濃厚接触者を中心に感染経路追跡調査するとにより拡大を防ぐための取組を進めているとのこと。今重要なのは、今後の国内で感染拡大を最小限に抑えるため、小規模な患者のな患者の集団(クラスター)が次の 集団を生み出すことの防止です。

 本校では3月3日付けで保護者の皆様(卒業生・在校生)あてに文書を発出しましたが、学校としては、県教育委員会の指示の下、新型コロナウイルスの感染防止に全力挙げるとともに、教育活動に大きな影響が出ないように丁寧に対応していく思いを込めました。

 卒業証書授与式は、第3学年の保護者の皆様にとっては、お子様の成長を見られる機会として楽しみにされていたのではないかと思いますが、感染拡大を防止するため、断腸の思いで、当該卒業生・教職員のみの参加とさせていただきました。なお、今後の感染症拡大の推移を見極めながら、体育館で行うのか、ホームルーム(教室)ごとに少人数で実施するか等について、その実施形態について検討をしてまいります。3月9日(月)午後5時までにお知らせする予定です。

 在校生については、臨時休業中は授業やその他の学校行事は行いません。部活動などの課外活動も同様です。学校は生徒たちの感染リスクを極力低くすることが求められていますので、そのように対応せざるを得ません。なお、国が重要な2週間としている3月15日以降において、年度末・新学期に必要な手続きや連絡を行うため、登校日(3月24日(火))を設定させていただくこととしました。もちろん、そのころの感染拡大の状況を見ながら、感染リスクをコントロールしながらの登校を目指します。
 年度末の成績処理・進級認定についてですが、基本的には2月末までの学習を踏まえた成績処理・進級認定となります。単位認定等に向けて特別な対応が必要な場合には、担任から個別に連絡をさせていただきますが、進級に支障があるようなケースでは、個別に課題等に取り組んでいただくこともあります。感染リスクを考慮の上となりますが、必要に応じて登校してもらうこともありますので、何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
 

※いずみ高校の生徒・保護者の皆さん。情報をしっかりつかんで、一人一人がその感染予防に努めてください。

①「適切な手洗い」と「マスクの着用を含む咳エチケット」の励行
② 体調管理の徹底(十分な睡眠をとることも大切)
③ 不要不急の外出を避ける、人混みを避ける

 

【必ず読んでいただきたい資料等】

 大野元裕埼玉県知事のメッセージ【埼玉県】

 令和2年2月28日付け教育長通知「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に対応した臨時休業等について

 新型コロナウイルス感染症への対応について【埼玉県教育委員会】

 

【新型コロナウイルス感染症 関連リンク】

 新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について【内閣官房】

 中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生について【厚生労働省】

 新型コロナウイルス(2019-nCoV)関連情報について【国立感染症研究所】

 新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について【文部科学省】

【参考となる情報】

 新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック~【東北医科薬科大学作成】
 ※このハンドブックは、令和2年2月現在の情報を元に作成しており、今後、最新情報に沿い変更する場合あり

 

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予餞会の様子から

 本校の生徒会活動が光るイベント「予餞会(3年生を送る会)」が開催されました。
 予餞会の実行委員と生徒会役員とが力を合わせ、今日まで準備をしてくれました。吹奏楽部や少林寺拳法部、お楽しみ抽選会、感動の思い出のスライドなど、3年間の思い出を振り返る楽しく優しい時間を過ごすことができたのではないでしょうか。
 校長にも「挨拶」の場面をいただいたのですが、今回は挨拶の代わりに、あるパフォーマンスで以下のメッセージを伝えました。3年生の皆さん、校長の思いを受け取ってくれたかな。
「頑張れ! 人は心が原動力だから! 心はどこまでも強くなれる!」

  

 

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産業人材イノベーション事業(商品開発)の様子から

 本校では埼玉県教育委員会の「次代を担う産業人材イノベーション事業」について、複数の学科で様々な分野に取り組んでいます。その中の地域創生分野において、イオンリテール株式会社様と連携し「商品開発」を行いました。この取組ではイオンリテール様の全面的なご協力により、今年で5年目のコラボレーション企画です。

 今日から3日間、イオンモール与野では生徒の対面販売も行われます。今日は平日の昼間ながら大勢の方が立ち寄ってくださり、コロッケをアレンジしたお惣菜「オムコロ」や抹茶を使ったロールケーキ「ババロール」が跳ぶように売れていました。中には毎年この時期の販売を楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるようで、本当にありがたいことです。

   

 

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降雪に注意しましょう

 気象庁によると、低気圧が東シナ海にあって、北東へ進んでいます。低気圧から前線が日本の南に延びており、埼玉県内は、曇空となっています。今日の午後から夕方にかけて、雪や雨となるとの予報が出ています。前線や低気圧の影響により、1月28日(火)の未明までには雪となる見込みだそうです。

 現在のところ、明日1月28日(火)は通常通り授業を実施する予定です。生徒の皆さんは普段よりも早起きをして、気象や交通の状況を確認し、余裕をもって行動するとともに、安全を最優先にして登校してください。万一の天候悪化の場合は、午前6時までに、本校ホームページでお知らせいたします。

 アクセス集中によるホームページに接続できない場合は、緊急情報サイトに自動的にジャンプします。

(上図及び下のコラムは日本気象協会のwebサイトからの転載です)

雪のピークは、27日夜~28日明け方の所が多いでしょう。お帰りが遅ければ遅いほど、雪の降り方が強まる恐れがあります。ちょうど夜の暗い時間が、雪のピークなので、28日朝、起きると、雪化粧している所もありそうです。お出かけの方は少し早起きをするなど、時間に余裕をもった行動がおすすめです。

また、強まるのは雪だけではありません。28日は、雪から雨に変わる所が多くなりますが、28日の夜は、沿岸部を中心に、冷たい雨や風が強まるでしょう。傘があおられるほどの風が吹く心配もあります。「雪ではないから」と油断しないで、冷たい雨に濡れて体調を崩さないよう、ご注意下さい。

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第3学期始業式

 第3学期の始業式の様子です。
 今日は「学ぶこと」と「覚えること」の違いについてお話しました。
 当初は、新春らしく「落語(時蕎麦)」のネタを披露することも考えたのですが、尺が長くなるのでやめました(笑)

 また、今朝は令和2年1月1日から任期がスタートする「いずみ高校第22期生徒会役員」の紹介を行いました。
野口生徒会長が代表して「生徒の代表として、生徒会行事をはじめ、よりよい学校生活のために取り組んでいく」との頼もしいスピーチをしてくれました(写真右)。ぜひ頑張ってほしいと思います。 

 

  

 

【校長講話】

 皆さん、おはようございます。
 新しい年のスタートです。
 何といっても、今年はオリンピック・イヤーですね。東京オリンピック・パラリンピックが、今年7月から8月にかけて、東京をはじめ、日本各地で行われます。ここ埼玉の地でも、さいたまスーパーアリーナでのバスケットボール競技をはじめ、様々な競技が行われます。とても楽しみです。

 さて、新学期の1日目。
 新年を新たな気持ちで迎え、新しい目標に向け頑張ろうとしている皆さんに今更かもしれませんが、今朝は「学ぶこと」と「覚えること」の違いについて考えてもらいたいと思います。

 授業中、先生方はよく「はい、ここはテストに出すからよく覚えておくように。」とか、「これは公式を暗記しておけば答えられるんだから頭に入れておきましょう」などと言いますね。これは皆さんの脳内に、情報をインプットさせる、つまり「覚える」というアクションを促すものです。皆さんも経験上知っていると思いますが、現在のようなテスト問題を解くためには、とても効率がいいものです。それに対して「学ぶ」とは、真似るが語源とも言われるように、未知のことを目の前で見て聞いて、それを真似ながら、そのことがもつ原理・法則を理解して、自分の知識の懐に取り込んでいくことなのだと思います。そこでは必ず脳内で「思考」という情報処理が生まれ、思考をつかさどる大脳新皮質のあちこちで、活発な信号のやり取りが行われ、脳内が活性化します。平たく言えば、学ぶということは、脳が活性化する活動に他ならないわけです。ですから、当然頭が疲れます。

 概念的な説明だけではわかりにくいので、具体的に試してみましょう。
 例えば、今年は子(ねずみ)年ですから、子に関連してこんな話を一つ。
 皆さんは地球の座標系については知っていますよね。ここはいずみ高校の体育館。北緯35度53分44秒、東経139度36分41秒というところに位置しています。地球の座標系で南北を示すのが緯度で、緯度0度は「赤道」になります。では、東西を示す0度は何というでしょうか? 
 環境建設科の皆さんには簡単すぎましたね。そう「本初子午線」です。
 本初とは「はじめ」とか「もと」という意味ですが、それはちょっとこっちに置いといて、「子午線」とはどう書きますか。子供の「子」に、牛という字に似ているけど突き抜けない「午(ご)」という字を当てますよね。
 これを小学生に教えるとします。
「地球上における東西の座標系の基準となる線のことを子午線と言います。しっかり覚えてね。ノートに子午線って5回書いて覚えちゃおう。」子供たちはすぐに覚えられるでしょうか。出来る子もいるとは思いますが、中には午(うま)を牛(うし)と間違えて「子牛線」と書いてしまう児童もいるかもしれません。
 では、子午線を覚えるのではなく、学ぶとしたらどうでしょう。
 皆さんであれば知っていると思いますが、「子、丑、寅……」という十二支は、元々動物とは無関係のもので、単に東西南北の方角を表したものに過ぎません。これは古代中国、殷王朝の時代に決められたものですが、その十二支を覚えやすくするために、後の時代になって、その字に動物を当てはめていったのだそうです。皆さんは寓話として、干支の並びはその順番を決めるために神様が行ったレースの結果だ、というストーリーを聞いたことがあるかもしれませんね。干支に猫が入っていないのは一番にゴールを切ったねずみが知恵を巡らせた結果であるというアレです。私も「まんが日本昔ばなし」で観ました。
 とにかく、十二支の最初の子を北とし、以下時計回りに、丑、寅、卯、辰、巳ときて、真南を午としたわけです。子午線とは、地球の北(北極点)と南(南極点)とを結ぶ線ですから、真北を表す干支の「子」という字と、真南を表す干支の「午」という字からなったというわけです。
 わかりましたか。学ぶというのは、既知の情報と新しい情報とを結びつけて、知識として体系化していくプロセスなんです。こうやって学んでいくと、間違った漢字表記をすることもなくなります。覚えるというやり方では、ちょっと見間違えただけで誤った情報を記憶してしまったり、意味を理解せずに記憶しようとするために、関連情報と切り離された、何の意味も持たない単語をメモリーバンクに押し込める、というつまらない作業になってしまいます。

 私が皆さんに言いたいのは、物事は覚えるのでなく、学ぶのだということです。もちろん、概念の前提となる構成要素としての単純記憶というのも必要です。しかし、大きな意味を捉えて、自分の知識に落とし込むことが大事なのです。新しい学習指導要領でも、「個別の知識だけでなく、習得した知識を既存の知識と関連付けて深く理解し、社会の中で生きて働く知識となるものにする」と謳っています。

  子午線の話に戻りますが、仮に子午線という漢字を忘れてしまっても、子と午が十二方位を表すことが分かっていれば、子午線という活字を見ることでその意味を理解することができます。子午線の概念ごとしっかりインプットできるわけです。単純に記憶しただけでは、文字を見てもその意味が思い浮かばない。

 新しい1年が始まりますが、ぜひ「学ぶこと」を大切にしてほしいと思います。卒業を控えた3年生には、この「学び」は実社会においても必要となるものですから、「守・破・離」で学ぶということを、生涯に渡って学び続ける力を、養ってほしいと思います。

 最後に、新春らしく干支の話が出たついでに、もう少しだけお話ししておきます。
 日本では、江戸時代まで、時刻も十二支で表していました。ただ、町人たちはお寺がつく鐘の音で刻を確認していましたから、鐘の回数が刻を表すものでした。
 鐘は午前0時には九つ鳴ります。なぜ最初が九つなのかと言えば、中国から伝わった「陰陽五行」思想がもとになっていて、一桁の一番大きい数「9」からスタートし、二番目は9の2倍の18を意味する「8」、その次は3倍の27を意味する「7」、そして「6、5、4」と2時間ずつ時を刻んで、12時間分進むと正午となりました。そうすると、また「九つ刻」に戻り、「8、7、6、5、4」と2時間ずつ進んで 24時間となるわけです。「明け六つ」「暮れ六つ」というのは午前6時、午後6時頃のことであり、「お江戸日本橋七つ立ち♪」という歌詞は日の出前の午前4時ごろに出発するという意味になります。また、今でもよく使われる「おやつ」という言葉は、午後2時から4時頃、つまり「八つ刻」にとる軽食のことを指しています。

 江戸時代の時の刻み方がわかってくると、古典落語にある「時そば」なんかを楽しみことができるようになります。知識が次なる知識へとつながっていくわけです。古典落語はSpotifyなんかでも楽しめるそうですから、興味のある人はぜひ。

 私の話は以上です。

 

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第2学期終業式

  


【校長講話】

 皆さん、おはようございます。
 長かった2学期も本日で終了となります。

 皆さんは、遠くない将来、社会人になります。一番近いところにいる3年生の中には、あと3か月で社会人デビューする人もいます。1年生の皆さんだってあと数年経てば高校を卒業し、自分のやりたいことを見つけ、自分の人生を切り拓いていくことになります。就職や進学を控えた2年生の皆さんは、来年の夏にかけて、自分自身のポテンシャルを高めるとともに、資格取得や企業研究に取り組み、「コレだ」と思える仕事や学校を探していくことになります。

 世の中には、実に様々な仕事がありますが、社会で働くということは、「誰のために自分は役に立っているか」ということではないでしょうか。自分がこの世の中で、何かしら貢献しているという実感こそが、「働く歓び」につながり、心が満たされ、つまりは幸せを感じることにつながります。例えば、私たち学校の教師は、目の前にいる皆さんの学びを支援し、人としての成長を期して、日々汗をかいています。公立学校の運営には莫大な税金が投じられていますから、その税金を納めている皆さんの保護者や県民を意識しながら働いているとも言えます。そして、皆さんが成長する姿や地域に貢献する人材として巣立っていく姿こそ、教師という職業における「働く歓び」になります。
 マネジメントの父として知られるP・ドラッカーは、「組織とは、個として、あるいは社会の一員として、貢献の機会と自己実現を得るための手段である。」と述べています。つまり、何かしらの事業に関わるということは、働く歓びと生きる喜びを得ることになると言っているのです。

 働く歓びとは何か、今日は「ある親子」のお話をします。
 ひと月ほど前、ある研修会で、かつての教え子のお母さま(ここでは仮にKさんと呼びます)とご一緒する機会がありました。Kさんは熊谷市を中心に「乳がん」の啓発活動を行っている方で、「くまがやピンクリボンの会」の代表理事をされています。
 実はKさん自身が「乳がん」の経験を持つ「がんサバイバー」であり、今でこそ、再発のリスクも少なくなり、本業の新聞記者としてのお仕事もバリバリこなしているのですが、がんを宣告され、その後、胸の手術や抗がん剤治療をしている間は、それはもう様々なご苦労がありました。
 Kさんが自分の乳房にしこりのようなものがあると気付いてから、乳がんであると診断され、がん細胞の切除と抗がん剤治療を開始するまでに、多くの時間が必要でした。病院を変え、セカンドオピニオンを求め、気がつけば3人のドクターと出会うことになったそうです。そのため、正確な診断と治療計画が整ったころには、がん細胞は大きく増殖し、あと少し遅ければ、乳房全てを摘出しなければならないほどだったそうです。がんという病には、早期発見のための健診が重要であること、良いドクターと早く出会うことが大切だとおっしゃっていました。
 乳がん健診について言えば、欧米諸国が7~8割の健診率なのに対し、日本は45%前後にとどまっています。特に埼玉県は全国的にも低い傾向にあって、さいたま市ではわずか22%程度です。現在、全国で毎年9万人近くの方が乳がんに罹患するそうですが、そのうちの約3万人が全摘出に至っています。女性にとって乳房の全摘出は大きな精神的ダメージを伴います。Kさんの場合、最後のドクターに出会ったことで、乳房を温存する術式でがん細胞を摘出することができましたが、その後は転移や再発に苛まれ、生きるという気持ちを強く持つことが難しかったといいます。やはり、どうしてもがん患者さんたちは「がん=死」と考える傾向が強いので、その精神的な負担は他の病気の比ではありません。

 そんなとき、Kさんを救ったのは家族の献身的な愛でした。特にKさんの息子(S君と呼ぶことにします)がある決意をしたことがとても大きかったそうです。このS君、実は私の教え子なんですが、高校卒業後、大学の工学部に進学し機械工学を学びます。そして大学院に進む際、どの分野にするか迷っていたころに母親ががんだと知ります。彼は、考え抜いた末に、こう結論付けたのでした。
 「母親ががんと闘おうとしている。自分も病気と闘おう。大学院では医療工学を専攻し、母親のように病気で苦しむ人々の役に立つ技術者になろう。自分はドクターじゃないから直接病に立ち向かうことはできないけれど、一流のメディカル・エンジニアとなって、多くの患者さんたちを救うドクターの手足になろう」。
 このことを知ったKさんは、その志の行く末を最後まで見届けようと、がんと闘うことを決意したのです。人間にはがん細胞を死滅させる力を持つナチュラル・キラー細胞がありますが、活性化させるには「笑う」ことが効果的だと医学的に証明されています。Kさんは息子さんの思いをしっかり受け止め、笑顔を絶やさず前向きにがんと闘うことにしたのです。
 果たして、S君は医療工学分野のリーディング・カンパニーである「オリンパス」に入社しました。そして、病気の早期発見と患者さんの負担の少ない治療への挑戦が始まったのです。彼がメディカル・エンジニアとして仕事をするとき、自分が開発した技術やデバイスが医師の診察や診断をより確実なものにし、その医師が診る患者さんたちの命を救うことにつながる。それが世の中に貢献していることを実感する瞬間なのだといいます。その一方で、なぜもっと早く安全で確実な方法を開発できないのかという歯痒い思いも沸き上がり、それは研究に打ち込むエネルギーに昇華していくのだとか。
 世の中に貢献しているという実感、誰かのために役立っているというモチベーションこそ、プロフェッショナルが最も大切にしなければならないものです。自分の母親のためにと思った努力が、今やその形を変えながら世界中の人々の命を守ることにつながっている。こうして、S君の医療工学への飽くなき探究は続いているのです。

 いずみ高校は「地球環境のよき理解者としての、グローバルな視点をもった、品格あるスペシャリストを育成する学び舎」です。相手の立場になって、相手の心を労わることのできる、そんな人になってほしい。そうした気持ちが、やがて「誰かの役に立つ」という歓びに変わっていき、真のスペシャリスト、プロフェッショナルになっていくのだと思います。「時を守り、場を清め、礼を尽くす」ことを第一歩として、世の中に役立つ人になるよう頑張ってください。

 ところで、先ほどのS君のその後ですが、エゴサーチならぬ「教え子サーチ」をしてみたところ、オリンパス社内でも卓越したエンジニアの一人として活躍していることがわかりました。WIPO(世界知的所有権機関)のポータルサイトで、彼が開発した手術器具などが世界でパテント(特許)を取得していることを知りました。まだ35歳ですが、入社10年で名実ともに優秀なエンジニアに成長したようです。これこそ、教師冥利に尽きるというもので、私の「働く歓び」を大きく刺激するものでした。

 さあ、令和元年が終わります。皆さんにとってこの1年はどんな1年だったでしょうか。相手の気持ちを思いやれるような、そんな心づかいができましたか。そして、誰かのために役立つことができたでしょうか。令和最初の年の瀬に、自分自身の心の成長を振り返り、新たな1年に向けて、大きな夢や志を抱いてほしいと思います。
 それでは新年1月8日(水曜日)、皆さんと元気に再会できることを、、、私の話は以上です。

 

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避難訓練から

  

【校長・講評】

 皆さん、本日の避難訓練はいかがだったでしょうか。

 日本は地震大国などと呼ばれます。今から四半世紀近く前の平成7年1月の「阪神淡路大震災」のころから、日本列島は地震の活動期に入ったと言われています。皆さんも、幼いころに「東日本大震災」を経験したはずですから、地震の怖さ、災害の恐ろしさというものは、十分わかっているのではないかと思います。
 日本という国は自然災害と切っても切り離せない関係にあります。この国に暮らす以上、何十年かに一度は大きな地震やその他の災害が襲ってくるかもしれないと捉え、日ごろから防災意識を高めておくことが大切です。かつて「天災は忘れた頃にやって来る」という言葉がありました。しかし、最近では、「天災は忘れずにやってくる」という言葉の方がしっくりきます。

 今年を振り返っても、秋には相次いで上陸した台風等による風水害がありました。県西部の越辺川や入間川流域では、台風19号の際の河川氾濫により、未だに水害の影響が残っていますし、ここさいたま市でも台風19号の接近の際には多くの方が避難をされました。県の防災拠点校であり、さいたま市の広域避難所に指定されている本校には、多くの市民の方が避難して来られました。
 避難所の運営は区役所の職員と私たちいずみ高校の職員とでその任に当たりましたが、避難してきた方々が想定を超えて500名を超えるような状況では、明らかに運営スタッフ数が足らず、避難所運営は大変厳しい状況にありました。台風が通過した後の午前3時半頃、私たちは体育館の入口のところで、防災用の毛布の梱包を大汗かきながら行っていたのですが、そこに若い20代くらいの男性と女性が一人ずつやってきて、「お手伝いをします。何かでることはありませんか」と申し出てくれました。
 前日からほぼ不眠不休で動いていた私たちにとって、とても有難い申し出でした。心の底から嬉しく思えました。きっと私たちの姿を見て、「困っている人たちのために頑張りたい」と思うに至ったのでしょう。

 人は誰でも被災すると要救助者となるわけですが、小さいお子さんやお年寄りはともかく、皆さんのような若い力は、ぜひ避難所で生かしてもらいたいと思います。実際、その夜の体育館には、いずみ高生と思わしき高校生が何人か避難してきていました。勝手知ったる学校なのですから、助けてもらうだけではなく、ともに助け合う人の輪を創り出してもらいたいと思いました。
 今日の避難訓練は、グラウンドコンディションの関係から、体育館への避難となりましたし、正直なところ、やや緊張感に欠けていたかもしれません。しかし、「天災は忘れずにやってくる」もの。ぜひ大災害にあったときのことをしっかりイメージし、想像力を働かせ、その場に相応しい行動をとってほしいと思います。皆さんは高校生ですから、小さい子供のように正しく逃げる、正しく身を守るということだけでなく、災害そのもののメカニズムをよく理解し、防災・減災という視点から、自分自身の命の守り方を考えてほしいと思います。

 この後、消防署の方からご指導をいただきます。最後までしっかり聴いてください。

 

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ホームカミングのお土産

 今年の「ホームカミングR1」にご招待する第2期生の皆さんへのお土産が完成しました。
 今年も生物資源化学科の生徒たちによる創作和菓子です。岩槻区の老舗の和菓子店「藤宮製菓」さんとの開発で、本校のマスコットであるイズミンをモチーフとしたキュートなフォルムが売りのお菓子です。その名も「イズミンの麦わら帽子」です。某国民的漫画「✖✖ピース」みたいな名前ですが、とてもおいしいスイーツです。

 

 

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 広報と広聴活動に力を入れている本校では、ホームページを通じた皆様とのコミュニケーションを大切にしたいと考えています。お手数ですが、この記事を見て「いずみ高校の学びがわかった!」と思った方は、下の「いいねボタン(手のマーク)」を押してください。よろしくお願いします。

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ホームカミングR1

 令和の時代に入って最初の「ホームカミング」を開催しました。
 平日の寒い夕刻から夜間にかけての実施でしたが、多くの本校関係者、卒業生、地域住民、中学生に参加していただき、盛大に行うことができました。ありがとうございます。
 昨年度は、気温の低いわりに、日没時間が遅い2月に実施したため、なかなか夜の帳が降りずにライトアップ・ガーデンの運営は苦労しましたが、今年は午後4時半には日没を迎えたため、早い時間からイルミネーションを楽しんでいただくことができました。ホリデーシーズンでの開催ははじめてでしたが、シーズンカラーを使った電飾で集まった皆さんを楽しませることができたようです。

  

オープニングセレモニーでは、校長が開会宣言の後、わかくさ会の野口会長から本校の60年近い歴史が語られました。

  

軽音楽部の演奏でライトアップガーデンが点灯し、ホームカミングがスタートしました。

  

ホリデーシーズンならではの「赤と緑色のLED」が美しい光のページェントを演出しています。
 

 【ホームカミング・開会宣言】

 皆様、こんばんは。
 ようこそ、いずみ高校にお越しくださいました。

 本校の歴史は、戦前から戦後にかけて存在した「農民講道館」という農業技術者養成機関をそのルーツとし、昭和37年創立の与野農工高校から始まります。そして、現在のいずみ高校となってから、おかけ様で、今年で21年を迎えております。これまで本校を愛し、育ててくださった皆様方に感謝するとともに、卒業生の皆さんにいずみ高校の素晴らしさを感じてもらいたい、これが「ホームカミング」開催の意義です。

  「いずみホームカミングR1」は、昨年度に続いて2回目、令和の時代となって最初となります。令和元年だからR1なのであり、某ヨーグルトとは何ら関係はございません(笑)

 受付で配付した「ライトアップガーデンのご案内」にも書かせていただきましたが、このライトアップの電力は、地球環境に優しいバイオ・ディーゼル燃料による発電によって得ているものです。生徒たちが夏の間に圃場で栽培した「ひまわりの種」から搾油して精製した燃料で、ディーゼル発電機で発電しています。石油のような化石燃料とは異なり、発電の際に生じる排気ガスに含まれる炭酸ガスは、ひまわりが生育期間中に吸収したCO2と、理論上、ほぼイコールの関係になることから、地表のCO2を増加させません。これは「カーボン・ニュートラル」という考え方に基づくものです。先日開催されたCOP25で、日本は不名誉な「化石賞」を受賞することとなりましたが、いずみ高校では、美しい電飾もただ鑑賞するためだけでなく、こうしたグローバルな環境問題にもその学びの成果を生かす場としたいと思っています。

 私は思います。やはり、学校というところは「卒業生が誇れる存在」でなければなりません。本校の更なる前進には、生徒や教職員も頑張りますが、卒業生や地域の皆さんの応援も欠かすことができないと思います。今回のホームカミングは学校と卒業生・地域等が一つになるための機会です。

 今年は、今から20年前に入学し、17年前に卒業したいずみ高校の第2期生を招待しました。来年度は第3期生を招待する予定です。そうやって、卒業生との絆を深めていけたらと考えております。 

 それでは「いずみホームカミングR1」、ただ今からスタートです。

 

  

  

 

【The Time Machine/ミニミニ同窓会・校長挨拶】

 いずみ高校・与野農工高校の卒業生の皆様、こんばんは。
 ようこそ、いずみ高校にお越しくださいました。校長の栗藤と申します。 

 本校の歴史は、戦前から戦後にかけて存在した「農民講道館」という農業技術者養成機関をそのルーツとし、昭和37年創立の与野農工高校から始まります。そして、現在のいずみ高校となってから、おかけ様で、今年で21年を迎えております。これまで本校を愛し、育ててくださった皆様方に感謝するとともに、卒業生の皆さんにいずみ高校の素晴らしさを感じてもらいたい、こうして、いずみ改組20周年を迎えた昨年度、これを合言葉に「ホームカミング」をスタートさせました。

 昨年度はいずみ高校第1期生をご招待し、2年目の今年は第2期生の皆さんをお迎えしております。第2期生の皆さんが高校3年生だった2002年(平成14年)は、学校が完全週5日制になった年であり、日韓ワールドカップが開催された年でありました。当時のヒット曲はといえば、CDの売り上げ枚数で言いますと、浜崎あゆみ さんの「H」、宇多田ヒカル さんの「traveling」、元ちとせ さんの「ワダツミの木」などがありました。またノーベル賞(物理・化学)に日本人2人(小柴・田中)がダブル受賞するという快挙もありました。

 この夏、皆さんのところに、同窓会(わかくさ会)から往復はがきで招待状をお送りしましたが、昨年度もそうだったのですが、60通ほどが宛名不明で戻ってきてしまいました。17年という時の経過を感じさせるものです。ところが、今年の文化祭の際、第3期の卒業生の方から、来年は自分たちが招待される順番のはずなので、同窓会に登録してある住所を更新したいと、わざわざ事務室に足を運んでくださるということがありました。少しずつではありますが、このホームカミングが卒業生の皆さんに浸透してきていることをうかがわせる出来事で大変うれしく思いました。 

 さて、今宵は懐かしい顔と再会し、大いに盛り上がってください。
 後輩たちは皆さんをおもてなしすべく、ライトアップガーデンをはじめ、「イズミンの麦藁帽」というお菓子などを用意しています。おもてなしは必ずしも十分ではないかもしれませんが、いずみ高校のハートフルな思いがたっぷり詰まったものです。短い時間ですが、懐かしの母校を味わっていただければ幸いです。


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朝勉強会の様子から⑦

 昨日から2学期の期末考査が始まりました。
 月一程度で応援に来ている「朝勉強会(1年7組)」ですが、今朝もみんな真剣に取り組んでいました。

 今日は「後悔は過去を変えたがる気持ち。反省は未来を変えようとする気持ち。」という言葉を紹介しました。
 これはあるブログにあったものなのですが、誰の言葉かはわからない「詠み人知らず」なんだとか。よく「やってから後悔したくない」とか「反省ならサルでもできる」などという言葉をよく聞きます。ですが、後悔とは過去に縛られた言葉であり、反省とは未来志向の言葉だと言えます。別の言葉に「人間には現在はむろん大切ですが、どうせなら過去の結果としての現在より、未来の原因としての現在を、より大切になさるべきだ」というのがあります。未来はその人の努力でどのようにも変わるわけであり、未来志向で今を考えるということが大切なのだと思います。
 少々哲学じみたお話になってしまいましたが、朝勉強会のみんなには、まずは今回の期末考査に全力投球してもらいたいものです。後悔のないようベストを尽くしてください。(撮影時刻:午前7時45分ころ)

   

 

今日の「心に火をつける言葉」

 

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自転車安全運転推進講習会

 本校の風紀委員会の活動のひとつに自転車マナー向上があります。
 今年度も夏に開催された埼玉県教育委員会主催の「自転車安全運転推進講習会」に参加しました。今日はその伝達講習会です。実際に参加した3年生の風紀委員会によって、当日の研修内容等をプレゼンやクイズ等を織り交ぜながら、和やかな中にも自転車の安全運転についての啓発を行うことができました。
 いずみ高生の皆さん、自転車運転のマナーアップに努め、危険な運転は厳に慎んでください。皆さん自身やご家族、友だちの幸せのために。
 

  

 

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バイオマス燃料で点灯させるLED電飾の設営

 今日の環境サイエンス実習では、来週末に開催される「ホームカミングR1」のメイン催物となる中庭のLEDイルミネーションの設置作業を行っていました。今年はホームカミングが12月に実施されるようになったため、ホリデーシーズン用の電飾配置を行うことになりました。赤や緑色のLEDを追加購入し、美しさに磨きをかけます。
 今年は生徒たちの発案で化学構造式を芝生の上に描くことにしたそうです。ホリデーシーズンの電飾としては少々アカデミックな出来になりそうです。

   

 冬至が近づいていることを実感させるように日没の時間がとても早くなりました。
 夕刻になって、テスト点灯をしてみることにしました。13日(金)の当日は、ひまわりの種から搾油したバイオ・ディーゼル燃料を使って発電するのですが、今日は一般の電気を使って光らせています。

  

 

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第4回学校説明会

 第4回学校説明会に多くの中学生・保護者の方にご参加いただき、ありがとうございます。
 中学生の皆さんにとっては、冬の訪れによって来春の入学者選抜がいよいよ近づいてきたという実感が出てきたのではないでしょうか。学校選びは固まりましたか? いずみ高校の学校説明会はあと1回を残すのみとなりました。第5回学校説明会は1月18日(土)に実施予定ですので、最後にもう一度、いずみ高校を見ておきたいという方も是非お立ち寄りください。

 なお、これ以外にも本校では「ナイトキャンパス」という平日夜間のミニ説明会も実施しています。ナイトキャンパスはご覧の日程で行われますので、こちらにも足を運んでみてください。12月のナイトキャンパスでは「ホームカミング」を同時開催しており、中庭の美しいイルミネーションをご覧いただくことが可能です。

❖ナイトキャンパス実施日: 12月13日(金)、2月7日(金)※いずれも午後5時30分から受付開始
                               (電話でご予約承り中(当日参加も可))

 

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That'sいずみ高校⑤「生徒会役員立会演説会」

 生徒会役員の任期が終わり、第22期生徒会役員の選出の時期を迎えました。
 今日までに多くの立候補があり、生徒会長と生徒会副会長については投票による選出となりました。この日は立会演説会及び投票を行いました。立候補者からは「チームいずみとして、良い学校にしたい」「生徒と大人たちの架け橋になりたい」といった決意表明がなされ、演説会後、投票が行われました。

 

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プロフェッショナルに学ぶ「豚肉加工実習・ハム製造」

 生物資源化学が毎年実施している豚肉加工の実習に、今年度もプロの職人(精肉のプロフェッショナル)さんをお呼びしました。匠の技を実際に見させていただくとともに、プロの方のご指導の下、生徒たちも実習体験をするというものです。半身の豚(といっても30Kg以上はありますが)から丁寧に除骨をし、様々な部位の肉を取り出していきます。
 この解体の部分については見学することはできなかったのですが、1頭の豚から実に様々な肉を取り出し、精肉へと加工していきました。今回は実習の第2弾として「ハム」の製造を行いました。骨を取り除き、ボーン(骨)・レス(なし)のハムを丁寧に作り上げていきました。後ほど我が家の食卓でいただきましたが、大変美味しかったです。

 

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次年度修学旅行のための「アイヌ文化講演会」

 現在の第1学年の来年度の修学旅行は「北海道(道南)方面」となっています。そのため、本日は来年度の北海道修学旅行を見据えた北海道の自然・文化等についての学習会を実施しまた。前半のパートでは、公益社団法人「北海道観光振興機構」の次長さんがお越しになり、北海道の自然や観光資源、修学旅行の実際について説明をしていただきましたが、後半のパートで「アイヌ文化講演会」を行いました。

 アイヌ文化講演会では、公益財団法人アイヌ民族文化財団から宇佐照代さん以下4名の方にお越しいただきました。「アイヌ民族文化財団」は、アイヌ文化の中核をなすアイヌ語やアイヌの伝統文化の保存振興及びアイヌの人々やアイヌの伝統等に関する知識の普及を通じ、アイヌの人々の民族としての誇りが尊重される社会の実現と国民文化の一層の発展に資することを基本理念に掲げて活動をされています。

 アイヌの人々は古くから北海道に居住し、長い歴史の中で熊の霊送り儀礼に象徴される世界観やアイヌ文様などの文化的特色を育み、独自の言語であるアイヌ語を現代まで保持しています。
 北海道の名産であるシシャモ、鮭、ルイベなどはアイヌ語ですし、アイヌ語で札幌は「乾いた広大な河」、苫小牧は「沼の奥にある川」という意味になりますが、北海道の地名の大半がアイヌ語由来のものになっています。また、ファッション雑誌の「non-no」とはアイヌ語で「花」という意味ですが、これは女性が花のように美しくあってほしいという願いを込めて名付けられたそうです。
 これ以外でも、口承文芸や衣服、音楽、民具、芸能、儀礼など様々な点に独自の特色があり、歴史的遺産として貴重なものであります。しかしながら、アイヌの歴史や文化についての理解は、未だに低い段階にとどまっていると言わざるを得ません。今日のご講演をきっかけに、「アイヌ文化」に興味関心を抱き、来年度訪れる北海道の歴史や文化について理解を深めてほしいと思います。

 

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修学旅行 〜八重山の風④〜

第3日目

 今朝の八重山地方は良いお天気に恵まれています。午前中、石垣島の中心市街「美崎町」での班別自由行動を終えた生徒たちは、バスで石垣空港に向いました。素晴らしい大自然を感じ、様々な体験を行った八重山諸島を後にし、沖縄本島経由で羽田空港を目指します。
 1~3組の生徒は13:15発の、4~6組の生徒は14:00発の日本トランスオーシャン航空の便(NU612、NU614<いずれもB737-8Q3型機>)で、それぞれ那覇空港を目指します。NU612便は20分ほど、後続のNU614便は30分ほど遅れて離陸しました。那覇空港で乗り換え、生徒全員を搭乗させたJL914便<B777-246型機>は定刻より40分ほど遅れて16:04に離陸し、羽田空港へ向かっています。

 18:09無事羽田空港に着陸しました。家に帰るまでが修学旅行ですが、まずは都内に帰着しています。(18:20更新)
 

  

 


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修学旅行 〜八重山の風③〜

第2日目

 今回の修学旅行は「八重山諸島(石垣島・西表島など)の自然と文化を学ぶこと」にあります。台湾からわずか2百数十kmほどしか離れていないこの地で、海洋地形、亜熱帯の植生、動植物の生態などを体験する、数々のアクティビティを計画しました。今日は希望者を募り4つのツアーが行われています。
 ①西表島コース・・・八重山諸島最大の島「西表島」にフェリーで渡り、カヌー体験と島内トレッキング
 ②竹富島コース・・・竹富島にフェリーで渡り、レンタバイクでの島内散策、水牛車体験、貝アクセサリーづくり
 ③黒島コース・・・・黒島にフェリーで渡り、黒島研究所でウミガメの生態を見学、郷土料理「ムーチー」づくり
 ④マリン体験・・・・島草履づくりと各種アクティビティ体験(シュノーケリング、Stand Up Paddleboardなど)

  

③コース:黒島研究所でウミガメの生態を学びました。ここは3種類のウミガメが訪れる世界的に貴重な場所です

 

  

④コース:ホテルで「島草履づくり」に取り組むいずみ高生、ウェットスーツを着ければ11月の海もヘッチャラです

 

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修学旅行 〜八重山の風②〜

第1日目

 石垣島に到着したいずみ高生一行はクラス別に3つに分かれて「八重山平和祈念館」「石垣島鍾乳洞」「川平湾」を見学しました。八重山平和記念会館ではワークシートを持参し、いわゆる平和学習に取り組みました。また、日本でも有数のサンゴ礁地帯に発達しているカルスト(石灰岩)地形を見学するなど、大地の創り出した壮大なアートを目の当たりにしました。川平湾ではクラスごとにボートに乗り、記念撮影を行いました。
 ホテルに戻って夕食を取った後、プールサイドテラスで結団式を行い、地元の郷土芸能である「三線ショー」を堪能しました。

  

 

  

 

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修学旅行 〜八重山の風①〜

 修学旅行の初日は早朝の羽田空港から一路南国沖縄を目指します。
 羽田空港では一人の遅刻者を出すことなく、「時を守る」いずみ高生の素晴らしさが光りました。朝の羽田は離陸ラッシュの時間帯であり、20分ほどテイクオフまでには時間を要しましたが、ほぼ定刻どおり、JL903便(B777-381型機)、JL905便(B777-346型機)は沖縄に向かいました。 

  

羽田空港Bグループ集合の様子    フライトアプリで追跡中       好天の静岡上空、翼下に富士山が見えます

 

  

 那覇空港へでの再集合の様子     石垣島へのボーディングゲート    現地沖縄もとてもよく晴れています

 

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That'sいずみ高校「現代社会(問題発見・施策立案)」の授業

 本校の現代社会の華井教諭は、埼玉県教委が取り組む「協調学習」の研究開発員ですが、様々なユニークな授業実践を行うことで知られています。今回は現在社会の授業を通して、社会的課題(問題)を発見やその施策立案の資質を養うことを目的に外部講師をお招きして、3年生を対象に「問題発見・施策立案授業」を実施しまた。

 1組~3組までの生物系のクラスでは「さいたま市の農業政策」にフォーカスし、4組~6組までの環境系のクラスでは「さいたま市の子育て支援(ひとり親支援)」について、さいたま市内の営農家やさいたま市役所職員等をお招きしました。

 下の写真は3年1組で実施した時の様子です。さいたま市役所(経済局農業政策部)農業政策課課の小野主事様にご来校いただき、さいたま市の農政の実情、農政策定のプロセス、さいたま市農業審議会の活動などについて説明をしていただくとともに、生徒たちからの疑問に答えていただきました。

 

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保健体育科の長距離走について

 今シーズンも保健体育科2学期の主要授業「長距離走」が始まりました。

 数年前から始まった荒川のスーパー堤防工事によって毎年の強歩大会が開催できなくなって2年目となりますが、本校では工業科と保健体育科の職員が連携し、表計算ソフトとバーコードシステムを組み合わせた、いわば「ランニング・マネジメント・システム(仮称)」と呼ぶべき優秀なツールが開発されています。これによって生徒個々の長距離走を適切に管理・支援することができます。

 生徒たちは個別のIDが振られたバーコードが印字されたカードを身につけ、校内外に設定された1周830mのコースを周回します。35分間の制限時間内に周回を重ねながら、スタート/ゴール地点に用意されたバーコードスキャナーで1周ごとにラップタイムを記録していきます。生徒たちはPCの画面に表示される自分のラップタイムを確認し、自己の体調を考えながら、ラップタイムを向上させ「昨日の自分を超えること」に挑戦していくのです。

  

 

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産業教育フェア第2日目の様子から

 産業教育フェアは県内39校の専門高校(農業・工業・商業・家庭・看護・福祉)による学習成果の発表の場であり、本県産業教育の祭典です。今年度も多くの県民の方が来場し、会場内は大いに盛り上がりました。

    

 

  

 

  

 

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埼玉フェア(越谷レイクタウン)への参加

 次世代を担う産業人材イノベーション事業の商品開発でお世話になっているイオンリテール株式会社さんからのお誘いで、越谷レイクタウンで開催された「埼玉フェア~すごいぞ!彩の国埼玉~」に参加しました。この日は大宮のソニックシティでは「産業教育フェア」が開催中であり、いずみ高校としては、2つの大きなイベントに両方参加するということで大変でしたが、ここレイクタウンには、生物資源化学科の生徒がお惣菜(オムコロ2種)を販売、少林寺拳法部が演武を披露させていただきました。
 オムコロは、高校生が可愛いエプロン姿で声を張っていますと、多くの皆さんが買い求めて下り、バックヤードでの生産が追いつかないほどの売れ行きでした。また、少林寺拳法部の演武も多くの観客の方が集まってくださり、大いに盛り上がりました。

 

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産業教育フェア第1日の様子から

 第29回埼玉県産業教育フェアがスタートしました。
 今回のスローガンは「新時代 産業で築こう 彩の国」で、開会式に引き続いて行われた講演会では、Google for Education マーケティング統括部長のミラー・スチュアート氏による「AI時代を生きるために必要な力とは何か」という講演がありました。とても刺激的な講演であり、今後の教育手段としてのICT活用の可能性が語られました。

 講演会の後の座談会では、産業教育フェア生徒実行委員である、本校の 梓田 光哉 君(農業部会代表)と 高橋 一太 君(工業部会代表)が、他校の生徒とともに、講演者と対談を行いました。大勢の聴衆がいる中でしたが、堂々と自信をもって対談できていたのが素晴らしかったと思います。 

 

 

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PTAあいさつ運動

 森信三は「時を守り、場を清め、礼を尽くす」という組織再生の三則を説きました。
いずみ高校では、学校目標(重点目標)の中に位置づけ、この教えを実践しています。今日はPTA役員の皆さんが朝早くから学校に集まってくださり、玄関付近で生徒たちを元気に迎える日です。「あいさつ運動」として長く取り組んでいただいているものですが、最近では生徒会の生徒たちも一緒になって参加してくれるようになりました。
 今朝も一段と冷え込みを感じる晩秋らしい朝となりましたが、生徒たちの元気な声が響いていました。挨拶という漢字は、挨は「押す」、拶は「迫る」という意味で、 本来は、禅家で門下の僧に押し問答してその悟りの深浅を試すことを指していたそうですが、要は「心を開いて相手に近づいていく」ということです。人間のコミュニケーションのはじまりをつくる大切なものです。大事にしたいですね。

 

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未来を拓く「学び」プロジェクト・公開研究授業

 埼玉県では学力向上を目指した新たな授業形態と改善の方策の提言を目指し、平成22年度に「県立高校学力向上基盤形成事業(平成22年度~平成23年度)」を立ち上げ、東京大学CoREFユニットと研究連携し、「協調学習」の手法の研究と実践を通じて、県立高校における生徒の学力向上につながる授業改善に取り組んでいます。平成27年度からは「未来を拓く「学び」プロジェクト」とて、次期学習指導要領に謳われている「主体的・対話的で深い学び」につながる、学びの改革を推し進めています。

 本日の公開研究授業は、上記プロジェクトの一環として、東京大学CoREFユニットの協力研究員と県立総合教育センターの指導主事、他校の教諭等をを招いて実施したものです。ここで取り組まれている「知識構成型ジグソー法」とは、故三宅なほみ東京大学名誉教授が提唱した、生徒同士の話し合いを重視した新しい授業スタイルです。今ではわが国のアクティブラーニングの最も有力なメソッドのひとつと考えられているもので、埼玉県教育委員会が全国に先駆けて取り入れたものです。

 

  

「栽培技術」の 協調学習ではマルチの種類について考察しました。担当者の好奇心が生徒の興味関心を惹きました。

  

「現代社会」のひとコマ、協調学習のベテランによる安定感ある知識構成型ジグソー法が光りました。
 

  

「微生物利用」の協調学習の様子。マイスター研修受講中の担当者らによる完成度の高いジグソー法が展開されました。 
 

  

「分析化学」の授業では、緑茶・ウーロン茶・紅茶の中からもっとも抗菌作用のある物質の特定にトライしました。
 

  

「コミュニケーション英語Ⅲ」では、ICT機器を活用した協調学習で仮想コインのデザインのプレゼンを行いました。

 

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That's いずみ高校!④「日比谷ガーデニングショーへ」

 日比谷公園ガーデニングショー(今年は10/19~10/27開催)は、日比谷公園開園100年を記念し、平成15(2003)年に始まったイベントです。いずみ高校では、昨年度まで所沢市のメットライフドームで開催されてきた「国際バラとガーデニングショー」の終了を機に、これに代わるコンベンションとして、この「日比谷公園ガーデニングショー」に参加することにしたものです。プロ・アマを問わず参加するガーデンコンテスト作品展示、花と緑・環境緑化等に係る企業・団体テント出展のほか、おもてなしモデルガーデン展示、花苗配布を始めとする様々な花と緑の演出などが行われました。

 コンテストでは惜しくも入賞を逃しましたが、次年度に向けてぜひ頑張ってほしいと思います。今日は雨上がりのタイミングで公園を訪れため、閉園後の人気もない寂しい公園でしたが、噴水のライティングが、生徒と教職員の頑張りを美しく照らしていました。 

  

雨上がりの日比谷公園、陽も暮れて人影もほとんどありません。
いずみ高校の作品(真ん中の写真)「ベランディングドング(ベランダから見た風景の意)」

 

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That's いずみ高校!③「2学期中間考査が始まりました」

 2学期の中間考査を10月16日(水)~18日(金)の日程で実施しています。

 毎年実施している学校評価のためのアンケートでは、定期考査に対して「勉強時間ゼロ(高校生の言葉で「No勉」!)」とか「数時間のみの勉強」で臨む生徒が少なからずいます。今回のみなさんの準備はどうでしょうか。
 入学してから卒業までに定期考査は全部で15回あります。進路選択までのリミット考えると、実際には12回前後なのかもしれません。1年生はその3/15(3/12)が、2年生はその8/15(8/12)がが過ぎようとしています。それぞれの学びの目標、学びの成果を確実なものとするため、まだまだ頑張ることができるはずですよね。
 いずみ高生の奮起に期待します。

 

  

(左)1限目の様子、みんな真剣そのものです (右)廊下には生徒の荷物が(考査時のルールです) 

 

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朝勉強会の様子から⑥

 関東を直撃した台風19号の後、生徒たちが元気に学校に集まってきました。
 もしかしたら親戚や知り合いの方が被災しているという状況もあるかもしれませんが、いずみ高生はみな無事でした。

 日本列島を震撼させた週末から一転、気持ちを切り替えて、今朝も朝勉強に精を出す1年7組の面々に会いに来ました。明日からの中間考査に向けてみんな真剣にテスト勉強をしていました。今朝はラグビーWCで活躍した稲垣選手の言葉を引いてエールを送りました。今回のワールドカップにおけるラグビー日本代表の快進撃は「個の能力とチームワーク」だと言われていますが、先日の朝礼でもお話した「One for all, All for one(一人はみんなのために、みんなは一つの目標のために)」の精神を体現できている結果なのだと思います。この朝勉強会も、一人一人目標は違うかもしれませんが、こうやって早朝から集まって頑張る仲間との「団体戦」なのだと思って頑張ることが大切だと思います。
(撮影時刻:午前7時40分ころ)

  

 


今日の「心に火をつける言葉」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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台風19号と過ごしたいずみ高校の夜

 台風19号(ハギビス)は本州を縦断し、東海から関東、そして信越、東北に大きな被害をもたらしました。
 生徒・地域の皆さんの中で被災された方はいませんか。被災された皆様には謹んでお見舞いを申し上げます。

 埼玉県でも西部を中心に、初の「大雨特別警報」が発令されるとともに、県内の河川の氾濫や床上・床下浸水の被害がありました。いずみ高校には大きな被害はありませんでした。6本のメタセコイヤは枝葉は随分落ちましたが、強風に耐えました。また、ヤギの「ボクちゃん」も、夜は怖い思いをしたかもしれませんが、今朝は安心した表情で草を啄んでいました。
 いずみ高校は健在です。台風で荒らされたキャンパスはこれから懸命に片付けていきますが、まずは15日(火)の平常授業に向けて全力を挙げて取り組んでまいります。左の緊急情報にも記載していますが、本日13日(日)は、台風が通過して天候は急速に回復しましたが、河川の増水、道路冠水等、屋外は危険な状況があります。不要不急な外出は極力避けてもらいたいと思まいす。また、連休明けの15日(火)は平常授業を予定してます。道路や危険個所の状況、交通の乱れ等には十分注意して、いつもより余裕をもって登校するようにしてください。

 本校はさいたま市の指定避難所であり、また、洪水ハザードマップ上、水害の際の広域避難所となっていたことから多くの市民の方が避難してこられました。以下に避難所としてのいずみ高校の様子を紹介します。

(10月12日の日中)

 台風19号の接近により、さいたま市の指定避難場所となっている本校は、さいたま市の指示によって10月12日(土)午前10時に避難場所の開設を行いました。区役所から職員が来校し、本校の記念館(食堂・宿泊室・柔道場)を避難所として開放すべく準備をしました。その際、避難している皆さんに台風や河川・水防情報を提供するため、TV受像機1台を記念館(食堂)に設置しました。
 避難された住民の数は約50名(18:00現在)

(10月12日の夜間)

 さいたま市に大雨特別警報発令(気象庁)、避難勧告発令(さいたま市17:30、18:30)
 これらの報を受け、多くの住民が避難所に向かい始めました。洪水ハザードマップの関係から荒川の浸水域の住民の方が本校に多数避難してきました。避難スペースに格技場の剣道場を加え、収容人員を増やしました。管理棟・HR棟の前、記念館の前に駐車された車両が50台以上にもなりました。
 避難している住民の数は約150名(22:30現在)

(10月13日の未明)

 国土交通省発令:河川氾濫の恐れ(警戒レベル4) ※治水橋付近で氾濫危険水位に
 避難指示発令(さいたま市03:05)
 これらの報を受け、西区や桜区などの比較的遠方の住民が自動車で来校し始めました。体育館のフロアも避難所として開放しました。また、避難してこられる方の駐車場として、東農場及び実験実習1~3号棟の西側の駐車スペースも開放し、校内の駐車車両は合わせて100台前後になりました。校内に避難される方の車両すべてを収容できなくなるころ、さいたま市がイオンモール与野店の協力を得て、ショッピングモールの地下駐車場へ誘導しました。
 非難している住民の数は546名(5:30現在) ※今回の避難者数のピーク

 (10月13日の朝) 

 荒川の水位が下がってきたことを受け、多くの住民が日の出からほどなくして避難所を後にしました。
 8:30現在、校内に残っている避難者は30名前後となっています。

 

  

 

 

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台風19号、関東上陸まであとわずか

 

 台風19号がいよいよ接近してきます。

 さいたま市も全市域で、本日(10月12日午前10時に)避難所が開設されました。いずみ高校も市の避難所に指定されていますが、すでに6組の家族が自主避難をしてきています。今は台風接近による強い雨と東風が卓越していますが、今後はさらに雨脚が強くなり、風向きも南寄りに変わってくるでしょう。台風は、今後、関東に上陸することはほぼ間違いありませんが、雨風が強くなるだけでなく、河川の増水や道路冠水など水の危険が高まってくるはずです。

 生徒・教職員の皆さん、明日の午前まで、不要不急の外出は避けてください。今回の台風は「命を守ることを考えて行動する」必要があります。

 

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台風19号に対する厳重な警戒を!

 台風19号(ハギビス)の接近で、明日(土曜日)の午後から日曜日の未明にかけて、強い雨と風が予報されています。厳重な警戒が必要です。 

 そのため、明日12日(土曜日)については本校での一切の活動を中止とします。中間考査前ですから、部活動等の練習は予定していないと思いますが、明日の台風に備えた厳重な警戒、雨風の対策を今日のうちにお願いします。JR等も計画運休を予定していると発表しています。台風接近中は学校には来ないようにしてください。
 自身の身を守るため、最大限の注意を払ってください。

 13日(日曜日)については、未明の上陸・接近ののち、天候は急速に回復するとのことではありますが、河川の増水、アンダーパスなどでの道路冠水、切れた電線や落下物等の危険がありますので、なるべく外出はしないようにしてください。 

 体育の日の14日(月曜日)については、通常の週休日や休日と同様な扱いとします。ただし、倒木や電線の切断など、危険な個所を発見したら、触らず、消防や東京電力等に通報するとともに、本校職員又は管理職までご一報ください。

 

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小高連携事業(さいたま市立上小小学校との交流)

 今朝は可愛らしいお客様をお迎えしました。

 一つは上小小学校4年生97名の児童たちです。毎年恒例の生物生産科と一緒に行う「甘藷(サツマイモ)掘り体験」のために担任の先生とともに来ていただきました。さいたま市大宮区に暮らす子供たちにとって、畑に出て土や動植物と触れ合う体験というのはとても貴重なものだと思います。本校ではこうした小高交流事業に取り組んで久しいのですが、地域の皆さんとの連携とともに大切にしたい事業だと考えています。
 今年は「紅赤」という、さいたま市の在来希少品種を育てました。その苗は生物生産科が得意とするバイオテクノロジーで培養して増やしたものです。高校生の学びと小学生の体験授業というコラボレーションですが、その化学変化の産物として、いずみ高生と上小小の児童たちの素敵な笑顔がありました。

  

  

 

 もう一つは、同じく上小小学校2年生13名が生活科の「まちたいけん」のために引率の保護者の方とともに来校しました。中庭を中心に校内を見学していただきましたが、子供たちは建物の大きさ、敷地の広さに驚いていました。また「高校には学童はないんですか?」といった、小学生らしい可愛いい質問も飛び出しましたが、小学生の学びを深める協力ができたのであれば幸いです。

  

 

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That's いずみ高校!②「環境サイエンス科の実習の様子」

 環境サイエンス科2年「環境サイエンス実習」の授業の様子です。

 工業化学の中の「滴定」実習です。生徒たちは、米酢とリンゴ酢を任意の割合で混ぜた水溶液中の酢酸の濃度を調べるという課題を手慣れた手つきでこなしていました。ご存じのとおり、濃度が分からない未知の試料溶液の一定量中に含まれる問題の物質(今回は「酢酸」)の全量と反応するのに必要な既知濃度の試薬溶液 の体積を測定して、その量から問題の物質の量を求める方法です。通常反応溶液の一方をビュレットから滴下するので滴定といいます。反応の終点の決定には、溶液の色の変化を見極めるのですが、これがなかなかの練度を要とするものです。
 今回は担任の先生にも実習室に見学に来てもらいましたが、とても上手に実習を行っている姿をみて、普段ホームルーム教室で見るのとは違って、凛々しい白衣姿にとても驚いていました。

  

 

 

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衣替え朝礼

 

気温の高い体育館内ではありましたが、衣替えに伴う「朝礼」を行いました。

校長講話ののち、生徒指導主任から「品格あるスペシャリスト」を目指して、まずは制服の着こなしにしっかり取り組もうという話がありました。

 

【校長講話】

 改めまして、皆さん、おはようございます。
 湧泉祭では、頑張りましたね。特に、文化祭実行委員会のみなさんの頑張りを讃えたいと思います。皆さんの頑張りに、いずみ高生の底力、いずみプライドを見た思いです。ぜひ来年度も素晴らしい文化祭となることを期待しています。
 そして、制服も冬服に切り替わりました。非日常のワンダーランドから日常のスクールライフへ切り替えましょう。切り替え上手な人がスマートな人であり、制服も品格あるいずみ高生らしい着こなしをお願いします。

 今年の湧泉祭の来場者は、ここ5年間では最高の1,356名だったとのことですが、その中には多くの先輩の方々が含まれていました。ある先輩は「卒業後転居したので、同窓会名簿のデータを更新したい」と言ってこられました。その方はいずみ高校の3期生で、来年のホームカミングの案内状を確実に現在の住まいに送ってほしいと考えていたようです。
 ホームカミングといえば、皆さんにしっかりお伝えする機会がありませんでしたが、今年度は「ホームカミングR1」と称して、昨年同様、中庭のライトアップ・ガーデンを中心に、12月13日(金)に実施することにしています。学校のホームページに詳細を記していますが、いずみ高校創立20周年だった昨年度以降、このように、毎年、いずみ高校の象徴である中庭に電飾を施して「ライトアップ・ガーデン」として公開していきます。この公開にあたっては、いずみ高校OB、教職員OB、地域住民(中学生やその保護者、近隣住民)、PTA等に呼びかけ、いずみ高校にゆかりのある人々の集いの場とするものです。ホームカミングとはアメリカの学校行事にちなんだ呼び方ですが、ライトアップ・ガーデンを鑑賞しながら、いずみ高校の学びを見ていただき、集まった方々との親交を温めるイベントとするものです。すでに、この夏には、本校同窓会「わかくさ会」から、今年は順番で、いずみ高校の2期生の卒業生220名以上に招待状が贈られたところです。

 さて、湧泉祭も盛り上がりましたが、今まさに日本で開催中のワールドカップ・ラグビーでも、先週末には日本代表がまさかのアイルランドに快勝するなど大いに盛り上がっています。これまでラグビー音痴だった人も、今回のワールドカップ開催でその素晴らしさを知った人も多いでしょう。

 今日はラグビーでよく使われる二つの言葉についてお話しします。
 一つは「One for all, All for one」です。これはもともとアレキサンドル・デュマ・ペールの小説「三銃士」の中、で主人公と三銃士との誓いの言葉として使われたものですが、「ひとりはみんなのために、みんなはひとつの目的のために」という意味です。ラクビーというスポーツは、ポジションごとの役割が決まっていて、体格もスキルもパワーもそれぞれ違う15人が、仲間を信頼してはじめてチームが成り立つものです。一人一人がそれぞれの役割をきちんと果たしながら、チームが一つの目的(トライすること、ゲームに勝利すること)に向かって機能し、お互いリスペクトし合い、フォローしていく、ということが大切だ、という考え方を示した言葉です。これは、ラグビーに限ったことではなく、「チームいずみ」がよりよい学校として、さらなる前進を(Step Forward)することにも共通するものです。「時を守る」のも「場を清める」のも「礼を尽くす」のも、ひとりはみんなのために、みんなはひとつの目的のために努力するということにほかなりません。
 日本では、昔あったあるテレビドラマの中で「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのため」にと誤用されたことから、間違った捉え方をしている人が多いのですが、繰り返しになりますが、本来は「一つの目標」に向かって努力するという意味です。

 2つ目は「No Side」です。これは試合終了の意味で使われます。昨日のスコットランド・サモア戦でも、試合終了時には中継のアナウンサーが使っていました。海外でも1970年代くらいまでは使われていたようですが、現在では「Full Time」という表現が一般的だそうです。諸説あるようですが、紳士の国イギリスでは、かつてラグビーの試合終了後に「アフターマッチ・ファンクション」という催しを行う風習がありました。これは、さっきまで血を流して戦った選手たちが、敵味方関係なく食事をし、酒を酌み交わしながら、互いの健闘を讃え合うというものですが、「ノーサイド」という言葉はこの風習から生まれたのではないかと言われています。試合が終われば敵味方の区別はないという意味では、スポーツマンシップの精神を表す語であり、スポーツ以外でも用いられることがあります。戦い終えたら同じ仲間、昨日の敵は今日の友、フェアプレー精神、これらは日本人が知っている武士道の精神や潔さといった美意識との相性がよいことから日本では親和性が高かったのでないでしょうか。
 社会人ラグビーチームのマネジメントを描いた、大泉 洋 さん主演のドラマ「ノーサイドゲーム」の中でもこれらのことに言及していましたね。池井戸 潤 さんの原作小説の中では、物語のエピローグに相当するチャプターが「ノーサイド」となっており、主人公らに、次のように独白させて物語を締めくくっています。
 「最後には道を過たず、理に適ったものだけが残る。だが、もっと大きなところで、どんどん理不尽がまかり通る世界になっている。だからこそ、ラグビーというスポーツが必要なんだろう。ノーサイドの精神は、日本ラグビーの御伽話かも知れないが、今この世界にこそ、必要だとは思わないか」
 
 気温は高めの日が続いていますが、暦の上では秋本番です。読書の秋、勉強の秋、スポーツの秋、秋は何をするのにもいい季節です。新しい何かに挑戦することはもちろん、これまでできなかったこと、やり残したことなどに、じっくりと取り組んではいかがでしょうか。
 特に、3年生は半年後に控えた新生活に向けて、最後の学校生活を悔いのないように1日1日を過ごしてください。進路が決まって気持ちが浮ついてしまうなんて愚の骨頂です。入社日までに、あるいは入学する日まで、しっかりと準備をする必要があります。例えば、英語の苦手な人は、入社日までに業務に必要な英語の語彙を増やしておくとか、文章作成の苦手な人は、専門学校や大学での報告書・論文作成のために技術系論文の書き方を練習するなど、残された大切な時間をうまく生かしてください。
 そして、卒業式という「ノーサイド」の笛が鳴るまで、最後まで全力を尽くすことが大切なのです。

 最後に、校内で進んでいる実習棟・部室棟の工事についてお知らせします。
 6月以降、北側の環境建設第二実習棟の奥、テニスコートの東側ですが、工事が始まっています。ここには「実験実習5号棟」という新しい実習棟を建築し、現在の旧実習棟を取り壊します。こちらは来年度当初からは新しい建物での授業を開始できる予定です。そして、今月下旬以降に工事開始となる予定ですが、体育館の南に立っている生物系第一、環境系第一と呼ばれてきた古い実習棟を取り壊し、この2棟を一つにまとめた「実験実習4号棟」という新しい複合実習棟を建築します。こちらは既存の生物系第一と部室棟それぞれを解体してからの工事となります。新築工事にはまる1年ほどかかる見込みですが、建築予定地の地盤が軟弱であることが判明しており、基礎工事が当初の見通しより長くかかりそうだと聞いています。もしかすると、1年半近くかかるかもしれません。その後、環境系第一を解体し、最後に部室棟を新たに建築します。
 工事に伴い、校内には工事車両、関係業者等が出入りするようになります。工事は安全第一で進めていきますが、埼玉県としては、安心安全な学校生活が送れるよう工事業者と調整をしていますが、皆さんもくれぐれも注意を払ってほしいと思います。

 私の話は以上です。

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第21回湧泉祭・閉祭式

 9月27・28日の2日間にわたって開催した湧泉祭もいよいよフィナーレを迎えました。
 素晴らしい企画等に対する表彰が行われたのち、写真部作成した今年度を振り返るスライドショー及び動画の上映が行われ、第21回湧泉祭が閉幕しました。

 非日常のワンダーランドとしての文化祭は楽しく過ごせたでしょうか。「品格」と「優しさ」で多くの方をおもてなしすることはできたでしょうか?

 いずみ高校の、清らかで、瑞々しい湧き水は、これからも枯れることはありません。いずみ高生のエネルギーの源泉だと思います。このほとばしるエネルギーを今日からの日常に生かしてください。

  

 

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第21回湧泉祭・一般公開の様子

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

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第21回湧泉祭・オープニングセレモニー

  

  

  

 

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第21回湧泉祭のご案内

 いよいよ、本校の文化祭が開幕します。

 本日は校内公開、一般公開は明日(9月28日(土))となります。
 本校の文化祭は「湧泉祭」といいます。これは校名の由来にもなっている旧与野農工高校から歌い継がれる校歌の一節「湧きて流れる泉の丘に♪」にちなんでいます。この湧泉祭では、いずみ高校での学びの成果を発表させていただくとともに、いずみ高生たちの主体性・独創性の発露の場でもあります。
 本校学校関係者の皆様、ご近所・地域の皆様、中学生とその保護者の皆様、お誘い合わせのうえ、ぜひ学校まで足を運んでいただければ幸いです。

 

 

【湧泉祭パンフレット・校長挨拶】

 本日は第21回湧泉祭にご来場いただき、誠にありがとうございます。

 いずみ高校は、旧与野農工高校からの改組以来、おかげさまで20年が経過しました。生物・環境系総合高校として、専門的な知識と技能を磨きながら、地球環境のよき理解者として、生き物に触れ、大地を感じながら、生物資源の有効活用と生活環境の創造ができるスペシャリストを育成する学校として取り組んでいます。昨年度は改組20周年を記念した「Step Forward(ステップ・フォワード)事業」として、ニュージーランド海外研修、ライトアップガーデンやホームカミングなどを実施しました。

 今回の湧泉祭のテーマは今春のヒット映画にあやかっているものの、抱腹絶倒のくだらなさで皆様をディスる(disrespectする)わけではありません。いずみ高校での学びの成果を披露する場として、翔んでいるいずみ高校をお見せしようとするものです。若さゆえ、未熟さや粗削りなところもあるかもしれませんが、皆様をいずみ高生の笑顔がお迎えに上がります。非日常が織りなす「いずみワンダーランド」をどうか存分にお楽しみください。

  

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プロフェッショナルに学ぶ「パン作り」②

 生物資源化学科の「次代を担う産業人材イノベーション事業」第2弾です。
 今日も3-3(生物資源化学科)のパン製造の授業に、プロフェッショナルの方を講師としてお招きし、実践的なパン製造の理論と実演、実習をお願いしました。今日のゲスト講師は、株式会社デイジイの代表取締役社長の 倉田  博和 氏 です。DAISYは「美味しい食事パンの店」がコンセプトとするベーカリー&パティスリーで、現在、東京に3店舗、埼玉県川口市内に5店舗、蕨市に1店舗を展開中です。倉田さんはフランスに旅行に行った際、本場のフランスパンに魅了され、この感動を多くの人々に与えたいという想いからパン職人を目指したそうです。

 「妥協に一切の成長なし、本物とはその道のプロである」をモットーに、常に本物の商品を作り続け、それらを本物のサービスでお客様に提供していくという倉田さんの強い思いが、今日の授業にも息づいていました。ババロア、コーンパン、ピザパン、アンパンと、短い時間の中で手際よく、次々にとパンが焼き上がっていきました。職人の匠の技が生きる素晴らしい実演・指導に心地よい感動がありました。

  

 

  

  

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