環境デザイン科ニュース
【授業風景】春を迎える前に、コモ(菰)外し実習!
校内にあるヒマラヤスギに巻いたコモを外しました。
コモ巻きとは、害虫駆除法の一つです。
害虫は冬になると地上に降り、枯葉に隠れて越冬します。
その害虫をコモに誘い込み、コモごと駆除するという方法です。
コモがあった場所にはツガカレハの幼虫が密集しており、樹皮の隙間に入り込んだツガカレハも含め、すべてピンセットで駆除します。
生徒も最初は「うわっ!」「きゃー!」などと、ツガカレハの量に驚きを隠せない様子でしたが、慣れてきたのか次々に駆除を行っていました。
中には一匹だけ大きい幼虫がいたようで、「なんで一匹だけ大きいんだろう」「こんな形になっているのか」と色々と考えている様子でした。
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