1学期始業式
【始業式 校長講話】
皆さん、改めまして、おはようございます。令和3年度の新学期のスタートとなります。
先ほど、新しい先生方の着任もあり、また、この後の入学式では新1年生も入学してきます。新2年生・3年生にとっても、新たにスタートする機会です。
新学期にあたり、私から皆さんに、昨年度から引き続き「時を守り、場を清め、礼を尽くす」ことと、今年度の目標をそれぞれが立てることをお願いします。3年生だったら、もう自分の進路について決断するとか、2年生だったら、1年生のときは、だらだら過ごしてしまったから、勉強と部活動の両立をするとか、いろいろあると思います。
さて、これからの社会は、Society5.0という、AIの人工知能を用いた情報分析が発展することやIoTインターネット オブ シングスと言われるすべての物がインターネットにつながる社会になると言われています。車の自動運転などがそれにあたります。通信回線は5Gが必要です。しかし、すべてがSociety5.0になることとは考えにくいです。
資源国でない日本は、農業分野では品種改良で商品価値を上げ、工業分野では、その精度や耐久性などで信頼性を得て、発展してきました。引き続き工夫改善をしていかなければなりませんが、それは人の英知に依るところが大きいと思います。
現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため新しい生活様式が求められ、自宅での食事が多くなってきたことから食に関して再認識されることや、国どうしの利害関係から単に人件費の安い国で、ものを生産することを改める傾向がでてきています。
本校での学びが、改めて生かせるのではないかと期待するところです。
新型コロナウイルス感染症が予断を許さない状況にもあり、今年度も制限がある中の学校生活かもしれませんが、これが何十年も続くとは思えません。Withコロナ・アフターコロナの時代となり、皆さんの力を大いに発揮できる時が来ると思います。
そのためにも毎年自分の目標を設定して、少しずつでもステップアップしてください。また、目標をクリアしなくても、その取り組んだプロセスが大事となります。いずみ高校の学校生活で、自分の可能性を広げていってください。
始業式にあたって私からは以上です。