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タンパク質の働きを学ぶ

生物系1年生の「農業と環境」の授業では、2学期に入り様々な環境学習を中心に学んでいます。水質、資源(ゴミ処理)、大気環境などを学んでいますが、そのほかにもそれぞれの学科の特性のある授業も展開されます。前回生物生産科でダイコンの栽培についての内容を取り上げました。また、生物サイエンス科ではいずみ高校周辺の生態系について、そして今回、生物資源科学科ではタンパク質の働きと変性について豆腐作りから学んでいきました。豆乳を固めるために3種類の凝固剤を使いそれぞれ固まり具合や、官能検査(におい、色、食味、食感などの五感に働きかけること)を行いました。実際の豆腐とは異なり、味については期待できません。なぜなら販売されれている豆腐は、出来上がった後に水にさらしています。これによって苦みなどを抜いているわけです。そのため、生徒たちの反応もこちらの予想通りでした。しかし、今回の実験はあくまでもタンパク質の働きなどを見るための実験であります。