日誌

【生物サイエンス科】授業内容の紹介②

生物サイエンス科では、生命・自然環境・環境問題を学んでいます。

 

前回の記事で、自然の仕組みについて『マクロの視点』で学びます、とご紹介しました。

今回は『ミクロの視点』から学ぶ生物科学の授業をご紹介します。

 

生物科学では、2年次には植物の体の構造や代謝について学び、顕微鏡観察や酵素の性質やそれを活用した実験を行います。3年次には光合成色素についてや動物の体の構造や発生について学び、観察・実験を行います。

生徒は2年間を通じて、生命現象の本質を学んでいきます。

 

今回、3年生の実験の様子をご紹介します。

生徒たちは4月から光合成色素について学び、クロマトグラフィーや分光光度計を用いての実験を行ってきました。

今回は色素の関連として、pHによる植物色素の性質変化実験を行いました。

 

 

強酸性~中性~強アルカリ性の範囲の試薬を入れた試験管を5本用意し、植物色素抽出液を加えます。

 

  

手元のビーカーの抽出液と、試験管で反応させた色が違うことが分かるでしょうか。

 

  

 

今回の実験では、pHによる色の変化に驚いたり、楽しんだりする生徒たちの様子が印象的でした。