日誌

◎新しい練習法

◎新しい練習法

  私自身は高校・大学と800mを専門に競技してきましたが、指導者になって一番成果が出せているのは跳躍競技、特に三段跳になるかと思います。これは和光国際高校時代に出会った1人の生徒の影響がとても大きいと思っています。県のインターハイ予選で優勝したにもかかわらず、関東大会で7位となりインターハイを逃してしまったのですが、その時の私自身の後悔の念が、指導していく際の強い原動力になっています。彼と試行錯誤して練習した結果、三段跳に関してはある程度のノウハウを身に着けることができました。今までに三段跳で14mを超えた選手を8人見ることができました。高校生で14mオーバーの記録を出すことは一流といってもよいと思います。そういった経験をもとに、現在の高校でも選手を見ていますが、正直今までの練習では強くなれないのではないかと感じることが多くなっています。私自身の中では、この練習ができて、この動きができれば関東大会ぐらいまではいけるだろうという尺度のようなものがありますが、今の高校生にはそれが通用しません。動きのイメージを伝えることが以前に比べて困難になり、理想の動きの共有ができないことが多くなりました。

 最近は目の前の高校生に最適な練習は何なのかを常に考えるようにしていますが、ユーチューブにそのヒントをいくつか見つけることができました。私はユーチューブで陸上競技の映像・動画を見る機会が多いので、おすすめのような形で、色々な選手の練習動画が出てきます。そのなかのいくつかの動きにヒントに得て、いままでやってこなかった練習を考案して、生徒に課すようにしています。うまくいくかはわかりませんが、6月の練習には結構な頻度で組み込んでみようと思っています。現在部員は8人、長距離の2名、短距離専門の1名を除けば5人は跳躍の選手です。この練習の方向性が正しければ、秋の新人戦では、複数の選手が県大会に出場できるようになるはずだと考えています。

 コロナの影響だけではないと思いますが、運動のセンス、動きの感覚の鋭い選手が本当に減りました。自分がどう動いているかわからない生徒が大半だと思います。今までと違った刺激を入れることで、動きに変化が出てくれればと考えています。マンネリにならず新しいことに挑戦する機会を増やしていくべきだと強く感じています。