校長室から

2017年5月の記事一覧

シリーズ「いずみ高校の授業⑧」

このシリーズは、いずみ高校の「特色ある授業」を校長が紹介してまいります。

 環境サイエンス科の「環境サイエンス実習」の様子です。以前に紹介した汚染水処理の続きになります。今日は有機物による水質汚濁示す指標の一つである「化学的酸素消費量(COD)」の測定を行います。
 100℃に熱せられた過マンガン酸カリウムによる酸素消費量を測定する実験であり、湯気が立ち上る中、白衣姿の生徒たちがてきぱきと動いて作業を進めていました。過マンガン酸カリウム(KMnO4)は、強い酸化剤で、殺菌剤や消臭剤に利用されるほか、分析化学において酸化還元滴定に広く用いられるものです。

 

  
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ものづくりコンテストに向けて特訓中

 今日は放課後のラボにお邪魔しました。環境サイエンス科の生徒たちがものづくりコンテストに向けた特訓をしているところです。工業系高校がチャレンジしている「ものづくりコンテスト」には、化学分析部門があり、本校からはこの分野と測量部門に参加しています。
 化学分析分門は、静かな雰囲気の中、緻密な分析スキルが試されます。本校を代表する2名の生徒は、どちらも白衣の似合うサイエンスガールたちです。

  
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平成29年度学校自己評価システムシート

  本年度の学校自己評価システムシートを公表します。

◆目指す学校像
 「豊かな地球環境を未来に引き継ぐという明確な意図のもと、グローバルな視点を持ち、生物資源の確保と活用及び、環境の保全と創造に貢献できる人材を育成する。」
◆重点目標

1 普通・専門教科それぞれの授業の質を高めるとともに、キャリア教育を充実させ、将来にわたって学び続ける意欲をもった生徒を育てる。

2 「時を守り、場を清め、礼を尽くす」を実践し、プロフェッショナル人として、規範意識を高めるとともに、他人を思いやる心等、豊かな心を育成する。

3 教育内容や特色・強みを地域社会に発信し、地域との協働による開かれた学校づくり・教育活動を推進する。

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ものつくりマイスター事業(フラワーデザイン外部講師招聘)

 放課後の実習室で、フラワーデザインの特別講習が行われています。これは、ものつくりマイスター事業として、日本フラワーデザイナー協会から講師を招聘し、「フラワー装飾技能検定試験」に向けた講習をしていただくというものです。今日は、同協会から名誉本部講師の伊香先生にお越しいただき、生物生産科の「フラワーデザイン」選択者の精鋭3名の生徒を対象に直接のご指導をいただきました。
 この講習は秋まで断続的に実施します。生徒たちのスキルアップが期待されるものであり、生徒たちにとって実のある講習となるよう期待します。

 

  
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専門学校とのコラボによる調理実習

 本日の家庭科(3年選択)の授業では調理実習を行いました。ただし、今回は通常の授業とは異なり、調理師専門学校の先生を外部講師として招聘し、プロの調理師の方が直接指導するというものです。課題は「炊き込みご飯とお味噌汁」というベーシックなものでしたが、ベーシックだからこそ料理の基本をしっかり理解する必要があるのだと思います。
 外部講師の先生の軽快な話術に生徒も引き込まれ、いつもとは一味違う楽しく実習ができたのではないでしょうか。

 

  
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シリーズ「いずみ高校の授業⑦」

このシリーズは、いずみ高校の「特色ある授業」を校長が紹介してまいります。

 本校は埼玉県教育委員会の「次代を担う産業人材イノベーション事業」に取り組んでいますが、プロフェッショナル育成分野(ものづくり力育成)の一貫として、建設会社にご協力いただきアスファルト舗装の体験授業を実施しました。
    一昨年から取り組んでいるこの体験授業では、校地北側にある環境建設科の実習場に、実際にアスファルト舗装を施工しているのですが、本物の重機や作業機械を使い、実際に生徒たちが本物の舗装をしていきます。ご協力いただいている中原建設株式会社様には、本校OB・OGが多く在職しており、「母校のために!」と、実際の作業現場のスケジュールを調整するなど、大変なお骨折りをいただいているところです。本当に感謝です。

  

   

 
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時を守り、場を清め、礼を尽くす

 本校では、「時を守り、場を清め、礼を尽くす」という森信三先生の教えの実践に努めています。
 しかし、実は以前から、自転車置場の整頓を有志の先生方が毎朝行っているのをご存じでしょうか。生徒の皆さん、先生方の姿から感じるものはありませんか? 「場を清める」とは、文字どおり単に清掃をするとか、整理整頓をするだけのことではありません。心の在り様を説いたものなのです。先生方の思いを受けて、皆さんはどう行動すべきなのでしょうか。

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朝勉強会・定期考査対策モードへ

 入学式直後からスタートしている、本校の「朝勉強会・1年生」の様子(午前7時40分ころ)です。
 以前もご紹介しまましたが、レギュラーで実施しているのは主に資格試験対策のための勉強会ですが、中間考査前になったことから、ここから1週間は中間考査対策と銘打って実施していきます。それぞれが必要な教科目の教科書や傍用問題集などを持ち寄り、シーンと静まり返った講義室内でペンを走らせる音だけが響いていました。生徒同士で学び合う光景も見られますが、誰かに教えることでさらに力がつくものですよ。頑張りましょう。

  

 
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八月社の「裏庭」から

 国際バラとガーデニングショウで本校の作品に「Garden Diary賞」を与えてくださった八月社のFacebookに、同賞の講評が書かれています。
 すべてを引用するのは差し控えますが、「コデマリの白い花が可愛らしい植え込みも、淡いピンクのバラのパーゴラも、素直で落ち着いた雰囲気です。若い高校生たちのチャレンジに、ガーデンダイアリーはエールを贈ります」といった趣旨のコメントをいただきました。重ね重ね感謝です。

詳しくは以下のFacebook(八月社の「裏庭」)記事をご参照ください。
https://www.facebook.com/hachigatsusha/posts/807082012793058:0

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シリーズ「いずみ高校の授業⑥」

このシリーズでは、いずみ高校の「特色ある授業」を校長が紹介してまいります。

    今朝は環境建設科の2年生(2-6)が長瀞に1泊2日の測量実習に出発しました。
    土木技術者に必須である測量について理論と実習を学び、明日のプロフェッショナルを目指している生徒の皆さんの頑張りに期待しています。



  
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国際バラとガーデニングショウ

    環境デザイン科が参加している「国際バラとガーデニングショウ(所沢市・メットライフドーム)」に行って来ました。今年で19回目を迎えるガーデニングショウですが、昨年は来場者が400万人を超えたのだとか。
    いずみ高校はB-07という区画に出展中です。今回は「奨励賞」と「Garden Diary賞」をダブル受賞しました。当ガーデニングショウは5月17日(水)まで開催中です。機会がありましたら是非お立ち寄りください。

 

会場内の他のバラやガーデニングの数々です。お楽しみください。
  

 
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振替休業のお知らせ

 本日(5月15日(月))は、先週土曜に行った授業公開・PTA行事等の振替週休日としたため、学校は休業となります。電話対応等はできかねますので、ご了承ください。
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PTA・講演会総会

 本日の午後は、PTA・後援会総会が行われました。新旧役員の交代がありましたが、旧役員の皆様、複数年にわたり役員として本校の教育活動にご協力いただきましたことに心から感謝申し上げます。そして、新役員の皆様、本校のためにお力添えをお願いします。ただ、お忙しい中、ご協力いただくことになりますので、どうか無理せず、PTA・後援会の活動を楽しむくらいのお気持ちで取り組まれてはいかがでしょうか。
 学校とPTA・後援会でタッグを組み、活力あるいずみ高校を目指して頑張りましょう。よろしくお願いいたします。

※今回は写真なしです(悪しからず)
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第3学年進路説明会

 3・4時間目の授業に並行して、3年の保護者の皆様を対象とした「進路説明会」を実施しました。進路情報代理店の講師(高野亜希子様)から、「就職・進学環境、奨学金制度について」という演題でご講演をいただきました。
 途中から大粒の雨が落ちてくるという悪天候の中でしたが、100名近くの保護者の方にご参加いただきました。講師のお話は、保護者の皆様の聞きたいポイントをズバッと突くものであったと思います。これから本格化する進路選択に役立てていただけれは幸いです。

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朝のあいさつ運動

 本日は週休日(土曜日)ですが、本校は授業公開日(いわゆる「授業参観日」)として課業中です。今朝は朝早くから、PTAの皆さんにご協力いただき、いずみ高校恒例の「あいさつ運動」が行われました。
 
 
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平成29年度生徒総会

 平成29年度の生徒総会が行われました。
 本校の生徒総会は、体育館に白い大きな壁面があることを利用して、紙ベースの資料のほか、必要な報告、議題・資料等をプロジェクタで投映するというユニークなスタイルで行っています。
 生徒会の役員、委員会委員長、部活動部長等が、報告、提案を行い、すべての議案が可決され、今年度の生徒会活動が本格スタートしました。

  
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畑で育てる「バイオディーゼル燃料」① ~ひまわり成長記~

 いずみ高校は環境を学ぶ学校です。環境系の学習素材の一つに「バイオマス燃料」があります。本校では、生徒からなる「農業クラブ」が栽培するひまわりから搾油し、バイオディーゼル燃料(BDF: バイオ・ディーゼル・フュエル)を精製する取組を行っています。なお、精油等の技術指導には日本工業大学様にご協力をいただいております。
 BDFとは油糧作物(なたね、ひまわり、パーム)や廃食用油といった油脂を燃料として製造する軽油の代替燃料であり、従来の化石燃料由来のものと比べ、大気中の二酸化炭素を増加させない「カーボンニュートラル」の特性を持っています。

 ここは、いずみ高校から少し離れたところにある西農場です。左の写真は、4月26日に播種したばかりの農場の様子で、右の2枚は、ひまわりが芽を出し、初夏の日差しを浴びてたくましく成長をしている様子を撮ったものです。

  
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シリーズ「いずみ高校の授業⑤」

このシリーズでは、いずみ高校の「特色ある授業」を校長が紹介してまいります。

 3年生の環境サイエンス科(3-5)の授業「環境サイエンス実習」の様子です。今日は廃水処理実験として、有機物の活性炭処理に関する学習です。
    その昔、家庭の冷蔵庫に必ず入っていた活性炭入りの脱臭剤、最近は見かけなくなりましたが、この活性炭が持つ性質は、汚水等の廃水処理に活用されています。化学的又は物理的な処理を施した多孔質の活性炭は、特定の物質を選択的に分離・除去・精製することができます。
    今回は、汚水に見立てた酢酸水溶液に活性炭を加え、廃水処理を行っています。下の写真は、酢酸水溶液をフェノールフタレインで滴定し、その濃度を求めているところです。
    白衣を着た生徒たち、まるで研究者のようです。

   
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シリーズ「いずみ高校の授業④」

このシリーズでは、いずみ高校の「特色ある授業」を校長が紹介してまいります。

 1年生の環境系(環境サイエンス科)の授業「工業技術基礎」の一環で、草木(紅花)染めの実験を行っています。紅花の染色実験から、pH特性など染料の性質について学んでいます。
 紅花の乾燥葉から黄色の色素をアルカリ水溶液(炭酸ナトリウム水溶液)で溶出させたのち、クエン酸によってアルカリを中和させると染料が美しいピンク色に変色します。生徒たちはそれぞれに白い布を染色して、きれいなピンク色に染め上げていました。

   
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シリーズ「いずみ高校の授業③」


 このシリーズでは、いずみ高校の「特色ある授業」を校長が紹介してまいります。

 1年生の生物系の授業「農業と環境」の一環で、校内の微生物を収集が行われています。この写真は、校長室環境における微生物収集の様子です。生物系の1年2組の生徒が、培養液の入ったシャーレに微生物を集めていました。2~3日ほどの培養で、結果が判明するそうです。

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