2018年1月の記事一覧
上大久保中学校訪問(環境建設科・課題研究)
本校の環境建設科が毎年取り組んでいる課題研究で、生徒の出身中学校の校地を測量するというのがあります。近隣中学校の中から1校を選び、半年近く測量を行って図面を作製します。今年度はさいたま市立上大久保中学校の校地を測量させていただきました。夏の初めのころから通い続けてたくさんのポイントを測量し、その測地データをCADで処理して図面化します。
本日、今年度の成果として、CADで作製した図面を無事に上大久保中学校に届けることができました。中学校の皆さんはもとより、ご近所の皆さんも含め、ご協力いただきましたこと、感謝申し上げます。
本日、今年度の成果として、CADで作製した図面を無事に上大久保中学校に届けることができました。中学校の皆さんはもとより、ご近所の皆さんも含め、ご協力いただきましたこと、感謝申し上げます。
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路面の凍結に注意
22日の降雪及びその後の寒波の影響により、昼に融解した雪が夜間に再凍結し、路面等を滑りやすくしています。生徒の皆さんは安全に十分注意して交通事故に巻き込まれないように慎重に行動するようにしてください。下の写真はいずみ高校北側の道路の様子です。日当たりが悪く、走行する自動車が雪を踏み固めたため、スケートリンクのような氷の層が出来上がっています。とても危険ですから十分な注意が必要です。

公共交通機関もダイヤが乱れがちですので、いつもより30分早く家を出るなど、心と時間に余裕をもって登校するとよいでしょう。
公共交通機関もダイヤが乱れがちですので、いつもより30分早く家を出るなど、心と時間に余裕をもって登校するとよいでしょう。
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環境サイエンス実習の様子
校舎の外は雪化粧が残り、この冬一番の寒波によってものすごい寒い朝を迎えていますが、いずみ高校の学びは「熱い」です。今日は環境サイエンス科2年(2-5)の授業を見学させていただいています。外の寒さはなんのその、いずみ高生の熱気で雪も解けそうです。
← こちらは工業化学の実験
← こちらは情報技術の実験
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除雪作業
さいたま市付近は20センチほどの積雪となりました。
いずみ高校は本日は始業時間を1時間遅らせて午前9時40分までに登校することとしています。生徒の皆さん、安全第一で登校してください。
皆さんが登校するまでに先生方が学校の除雪作業を行っています。大勢の先生方が慣れない手つきでスコップ片手に雪と闘ってくれましたが、その一方で農業や工業の先生は、重機等を駆使して、ダイナミックに雪を除けていきます。いずみ高校ならではの光景です。
先生方、早朝からの除雪作業、本当にありがとうございました。
写真はトラクターやバックホーを使った除雪の様子(手作業で頑張ってくださった先生方の写真を撮り忘れました。スミマセン)
いずみ高校は本日は始業時間を1時間遅らせて午前9時40分までに登校することとしています。生徒の皆さん、安全第一で登校してください。
皆さんが登校するまでに先生方が学校の除雪作業を行っています。大勢の先生方が慣れない手つきでスコップ片手に雪と闘ってくれましたが、その一方で農業や工業の先生は、重機等を駆使して、ダイナミックに雪を除けていきます。いずみ高校ならではの光景です。
先生方、早朝からの除雪作業、本当にありがとうございました。
写真はトラクターやバックホーを使った除雪の様子(手作業で頑張ってくださった先生方の写真を撮り忘れました。スミマセン)
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雪のいずみ高校(中庭)
関東地方に初雪がもたらされました。
気象庁の予報どおりのコースを低気圧が発達しながら通過しているために、雪の降り方も激しさを増してきました。いずみ高校では下の記事でご紹介しているように、本日の午後の授業を短縮40分授業とし、生徒たちは下校させることとしました。
生徒たちが帰るころには、あたり一面は雪化粧となり、本校の中庭の6本のメタセコイヤもまるでクリスマスツリーのようです。

気象庁の予報どおりのコースを低気圧が発達しながら通過しているために、雪の降り方も激しさを増してきました。いずみ高校では下の記事でご紹介しているように、本日の午後の授業を短縮40分授業とし、生徒たちは下校させることとしました。
生徒たちが帰るころには、あたり一面は雪化粧となり、本校の中庭の6本のメタセコイヤもまるでクリスマスツリーのようです。
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降雪に伴う本日及び明日の対応について
気象庁によれば、日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、日本列島の南岸を低気圧が発達しながら伊豆諸島付近を進んでいます。このため、東北地方から西日本の広い範囲にかけて風が強まり、雪が降るとのことです。このまま気温の低い状態が続けば、まとまった雪が降ることが見込まれ、さいたま市付近では10~15cmほどの積雪が予想されています。
そのため、本日の授業については、午後の授業を短縮40分として、終業時刻を20分繰り上げました。また、明日についても、始業時刻を1時間を遅らせて、午前9時40分からとし、短縮40分の6コマ授業とします。
(保護者あて通知)H30.1.22「降雪に伴う本日及び明日の対応について」.pdf

気象庁のwebサイト(http://www.jma.go.jp/jp/warn/f_1110000.html)から転載
そのため、本日の授業については、午後の授業を短縮40分として、終業時刻を20分繰り上げました。また、明日についても、始業時刻を1時間を遅らせて、午前9時40分からとし、短縮40分の6コマ授業とします。
(保護者あて通知)H30.1.22「降雪に伴う本日及び明日の対応について」.pdf
気象庁のwebサイト(http://www.jma.go.jp/jp/warn/f_1110000.html)から転載
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学校説明会(第5回)
本日は第5回学校説明会を実施しました。
今回も生徒会役員の皆さんに司会進行、施設案内など、多くの業務を担当してもらいました。とても素晴らしい運営で、大変誇りに思います。
さて、いよいよ埼玉県の学力検査の願書提出までちょうど1月となりました。15歳で将来の進路を決めるのはなかなか難しいものです。特に専門学科の高校を選ぶということは、3年後の具体的な進路をおぼろげにもイメージしておく必要がありますので、いずみ高校を選ぶ中学生の不安な心理は痛いほど分かります。
今回も70組を超える中学生と保護者(ご家族)の皆さまにご来校いただきました。ありがとうございます。中学生の皆さんには 「君たちの夢は何か、そして、本当にやりたいことは簡単に捨てるべきではない」と申し上げました。人生に二度目なんていうのはありませんから、多少の困難があっても、希望する進路、目標とする進学・就職先を目指すべきです。
大志を抱き、夢の実現に向けて、新しいことにチャレンジできる人、意欲ある人であってほしい。真面目で前向き、そして課題に真正面から真摯に向き合える人、そんな皆さんをお持ちしています。
今年度の学校説明会は本日で終了となりますが、2月2日(金)と9日(金)の夕刻(いずれも17:30受付)に「ナイトキャンパス」と呼んでいるミニ説明会を実施します。志望校選びで迷っている中学生の皆さん、これからでも間に合いますよ。是非いずみ高校まで足をお運びください。



今回も生徒会役員の皆さんに司会進行、施設案内など、多くの業務を担当してもらいました。とても素晴らしい運営で、大変誇りに思います。
さて、いよいよ埼玉県の学力検査の願書提出までちょうど1月となりました。15歳で将来の進路を決めるのはなかなか難しいものです。特に専門学科の高校を選ぶということは、3年後の具体的な進路をおぼろげにもイメージしておく必要がありますので、いずみ高校を選ぶ中学生の不安な心理は痛いほど分かります。
今回も70組を超える中学生と保護者(ご家族)の皆さまにご来校いただきました。ありがとうございます。中学生の皆さんには 「君たちの夢は何か、そして、本当にやりたいことは簡単に捨てるべきではない」と申し上げました。人生に二度目なんていうのはありませんから、多少の困難があっても、希望する進路、目標とする進学・就職先を目指すべきです。
大志を抱き、夢の実現に向けて、新しいことにチャレンジできる人、意欲ある人であってほしい。真面目で前向き、そして課題に真正面から真摯に向き合える人、そんな皆さんをお持ちしています。
今年度の学校説明会は本日で終了となりますが、2月2日(金)と9日(金)の夕刻(いずれも17:30受付)に「ナイトキャンパス」と呼んでいるミニ説明会を実施します。志望校選びで迷っている中学生の皆さん、これからでも間に合いますよ。是非いずみ高校まで足をお運びください。
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早稲田大学マニフェスト研究所とのコラボ授業
今月11日(木)、18日(木)の両日、早稲田大学マニフェスト研究所と連携し、3年生の政治経済の時間に「対話型自治体経営シミュレーションゲーム"SIM熊本2030"」に取り組んでもらいました。
外部講師として、埼玉ローカル・マニフェスト推進ネットワーク事務局の原口さん、早稲田大学マニフェスト研究所事務局次長の青木さんをお迎えし、自治体の姿の把握、意思決定の仕方などについてシュミレーションするという、新しいタイプの授業を展開しました。特に自治体の意思決定については、今後の少子高齢化とそれに伴う税収減や社会保障費増をどう考えるか、2030年の熊本の社会環境をベースにしながらも、いずみ高生が架空都市の市幹部に就任し、限られた予算の中で、どのような市政運営を行うかを具体的に考えてもらうシミュレーションを行いました。
生徒たちは、グループごとに架空都市を形成し、その市の施策を考えていきます。総務部長が「市の予算がひっ迫している。緊縮財政にすべきだ」と主張すれば、健康福祉部長が「命や健康を守るため、医療や介護などの社会保障費は削減すべきではない」と応じます。このようなやり取りが進んでいきます。


設定された政策を進めていくには、どの事業を削減して歳出を減らすのか、熱い議論が続きました。制限時間があるため、議論が不十分であっても、各班苦渋の選択をしなければなりません。現在そして今後の日本では、どの自治体も歳入が潤沢にあるわけではなく、どの事業をおこない、どの事業を廃止するのかを考えなくてはならないため、いずみ高生も大変そうでした。青木さんは「ゴールとなる年(2030年)にあまりよい都市にならない場合もあるが、そのモヤモヤ感が大切なんです」とおっしゃっていました。
生徒たちからは、「いろいろな人(市民)のことをよく考える難しさを感じた」「将来を考えて行動する必要性がよく分かった」「良い授業だった」などの感想が寄せられました。
外部講師として、埼玉ローカル・マニフェスト推進ネットワーク事務局の原口さん、早稲田大学マニフェスト研究所事務局次長の青木さんをお迎えし、自治体の姿の把握、意思決定の仕方などについてシュミレーションするという、新しいタイプの授業を展開しました。特に自治体の意思決定については、今後の少子高齢化とそれに伴う税収減や社会保障費増をどう考えるか、2030年の熊本の社会環境をベースにしながらも、いずみ高生が架空都市の市幹部に就任し、限られた予算の中で、どのような市政運営を行うかを具体的に考えてもらうシミュレーションを行いました。
生徒たちは、グループごとに架空都市を形成し、その市の施策を考えていきます。総務部長が「市の予算がひっ迫している。緊縮財政にすべきだ」と主張すれば、健康福祉部長が「命や健康を守るため、医療や介護などの社会保障費は削減すべきではない」と応じます。このようなやり取りが進んでいきます。
設定された政策を進めていくには、どの事業を削減して歳出を減らすのか、熱い議論が続きました。制限時間があるため、議論が不十分であっても、各班苦渋の選択をしなければなりません。現在そして今後の日本では、どの自治体も歳入が潤沢にあるわけではなく、どの事業をおこない、どの事業を廃止するのかを考えなくてはならないため、いずみ高生も大変そうでした。青木さんは「ゴールとなる年(2030年)にあまりよい都市にならない場合もあるが、そのモヤモヤ感が大切なんです」とおっしゃっていました。
生徒たちからは、「いろいろな人(市民)のことをよく考える難しさを感じた」「将来を考えて行動する必要性がよく分かった」「良い授業だった」などの感想が寄せられました。
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合同進路報告会
今年度の進路指導は、キャリアデザインを見据えた「系統的な進路指導」に向けて様々な新機軸を打ち出しています。本日午後に行われた「合同進路報告会」も新たな取組の一つです。
身近な先輩たちのキャリアデザインに向けた取組、先輩から後輩への具体的なアドバイスを行うことを目的に、1・2年生合同の進路報告会を開催しました。5時間目相当時には昨年度の卒業生3人に協力いただき、大学進学や就職についての具体的なお話をしていただきました。
宇都宮大学農学部1年の内田恵さんは、国立大学で進学校出身者と肩を並べて研究していることを紹介しながら、「いずみ高生だからという諦めの気持ちを捨てよ」という強いメッセージをいただきました。また、住友林業緑化株式会社の渡部晴香さんは、会社の名を背負うことの責任の重さを感じながらも、「お客様の笑顔のために頑張る喜び」をお話しくださいました。そして、杉戸町役場の菊池玲夏さんは、先生の一言を自分の中で昇華させて行動を起こした高校時代を振り返りながら、「行動を起こせ。できないと言うな。簡単に諦めるな。(Try not, Do or Do not. There is no try.)」という力のこもったエールをいただきました。
いずれも素晴らしいメッセージであり、「わずか1年足らずにこんな立派になるなんて」とジーンとくるものがありました。
身近な先輩たちの言葉は、普段学校で教職員から聞かされるものよりもグッと来たのではないでしょうか。1・2年生の皆さん、今度は皆さんの番です。先輩たちに続いて全力で疾走してみましょう、夢の実現というゴールに向かって。

身近な先輩たちのキャリアデザインに向けた取組、先輩から後輩への具体的なアドバイスを行うことを目的に、1・2年生合同の進路報告会を開催しました。5時間目相当時には昨年度の卒業生3人に協力いただき、大学進学や就職についての具体的なお話をしていただきました。
宇都宮大学農学部1年の内田恵さんは、国立大学で進学校出身者と肩を並べて研究していることを紹介しながら、「いずみ高生だからという諦めの気持ちを捨てよ」という強いメッセージをいただきました。また、住友林業緑化株式会社の渡部晴香さんは、会社の名を背負うことの責任の重さを感じながらも、「お客様の笑顔のために頑張る喜び」をお話しくださいました。そして、杉戸町役場の菊池玲夏さんは、先生の一言を自分の中で昇華させて行動を起こした高校時代を振り返りながら、「行動を起こせ。できないと言うな。簡単に諦めるな。(Try not, Do or Do not. There is no try.)」という力のこもったエールをいただきました。
いずれも素晴らしいメッセージであり、「わずか1年足らずにこんな立派になるなんて」とジーンとくるものがありました。
身近な先輩たちの言葉は、普段学校で教職員から聞かされるものよりもグッと来たのではないでしょうか。1・2年生の皆さん、今度は皆さんの番です。先輩たちに続いて全力で疾走してみましょう、夢の実現というゴールに向かって。
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ニュージーランドからの突然のお客様
ほんの数日前に決まったので、生徒・保護者の皆さんに紹介する暇もなかったのですが、本日の午前、ニュージーランドから生徒3名と引率の教師1名が本校を訪ねてきました。引率の教師というのは、実は私の古い友人で、彼女はニュージーランドの南島、インバーカーギル市というところにあるサウスランド・ボーイズ・ハイスクール(以下「SBHS」)の日本語教師なのです。なお、インバーカーギル市は埼玉県熊谷市の姉妹都市となっています。
彼らは、熊谷市でこの1月19~21日にかけて行われる「高校生パーラメンタリーディベート国際交流大会」にNZ代表として出場するために来日しました。SBHSは私が過去に2度訪問したことのある学校なのですが、「日本の専門高校の視察をしたい」というSBHS側の要望を受け入れる形で、校長の私人のゲストとして招くこととしたものです。
NZをはじめ、欧米には農業高校や工業高校のような専門高校はあまり設置されておらず、酪農や牧羊が盛んのNZでも、農業などの専門教育は大学や専門学校が行っています。インバーカーギル市には公立高校が3校ありますが、男子校のSBHS(熊谷高校と兄弟校)、女子校のサウスランド・ガールズ・ハイスクール(熊谷女子高校と姉妹校)、共学校のジェイムスハーゲスト(熊谷西高校と姉妹校)となっています。
突然、NZの高校生が校内を歩いていたことに驚いた生徒もいるかもしれませんが、グローバル社会を生きていること実感してもらう機会にはなったのではないでしょうか。近い将来、いずみ高校でもこうした国際的な交流をしてみたいと思っています。


左:SBHSの校舎(2001年撮影) 右:インバーカーギル市郊外の様子(2001年撮影)
いずみ高校でこのような国際交流や海外研修を行うとしたら、皆さんは支持してくださいますか?
支持される方がどのくらいいるのか、データを収集をしたいと思います。恐れ入りますが、支持される方は記事右下の「投票する」をクリックしてください。ご協力をお願いいたします。
彼らは、熊谷市でこの1月19~21日にかけて行われる「高校生パーラメンタリーディベート国際交流大会」にNZ代表として出場するために来日しました。SBHSは私が過去に2度訪問したことのある学校なのですが、「日本の専門高校の視察をしたい」というSBHS側の要望を受け入れる形で、校長の私人のゲストとして招くこととしたものです。
NZをはじめ、欧米には農業高校や工業高校のような専門高校はあまり設置されておらず、酪農や牧羊が盛んのNZでも、農業などの専門教育は大学や専門学校が行っています。インバーカーギル市には公立高校が3校ありますが、男子校のSBHS(熊谷高校と兄弟校)、女子校のサウスランド・ガールズ・ハイスクール(熊谷女子高校と姉妹校)、共学校のジェイムスハーゲスト(熊谷西高校と姉妹校)となっています。
突然、NZの高校生が校内を歩いていたことに驚いた生徒もいるかもしれませんが、グローバル社会を生きていること実感してもらう機会にはなったのではないでしょうか。近い将来、いずみ高校でもこうした国際的な交流をしてみたいと思っています。
左:SBHSの校舎(2001年撮影) 右:インバーカーギル市郊外の様子(2001年撮影)
いずみ高校でこのような国際交流や海外研修を行うとしたら、皆さんは支持してくださいますか?
支持される方がどのくらいいるのか、データを収集をしたいと思います。恐れ入りますが、支持される方は記事右下の「投票する」をクリックしてください。ご協力をお願いいたします。
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「時を守る」指導展開中
「時を守り、場を清め、礼を尽くす(正す)」、これは森信三の有名な言葉ですが、本校の教育指針にも合致するものだと考えています。そして、中でも「時を守る」「礼を尽くす」は本校で最も力を入れている教育活動です。
今月9日から26日まで「時を守る月間」として時間を守る指導を展開しています。まずは遅刻を撲滅するために、去る1月9日はにPTA後援会の協力を得て「あいさつ運動」を展開しました。これは「礼を尽くす(正す)」取組でもあります。
今週は、教職員が朝の職員打合せを前日に行うことで、全員で登校時間帯の立哨指導を行っています。ご近所の皆さま方にはお騒がせをして申し訳ありません。

左・中央: PTA後援会の皆さんにご協力いただいた「あいさつ運動」(1/9の様子)右: 登校風景(今朝の立哨指導の様子)
今月9日から26日まで「時を守る月間」として時間を守る指導を展開しています。まずは遅刻を撲滅するために、去る1月9日はにPTA後援会の協力を得て「あいさつ運動」を展開しました。これは「礼を尽くす(正す)」取組でもあります。
今週は、教職員が朝の職員打合せを前日に行うことで、全員で登校時間帯の立哨指導を行っています。ご近所の皆さま方にはお騒がせをして申し訳ありません。
左・中央: PTA後援会の皆さんにご協力いただいた「あいさつ運動」(1/9の様子)右: 登校風景(今朝の立哨指導の様子)
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ミライの授業(生徒指導主任お薦めの本)
本日の始業式の後、生徒指導主任のK先生から1冊の本の紹介がありました。
京都大学客員准教授の瀧本哲史さん「ミライの授業」という書籍です。これは私も読んで感銘を覚えた本であり、よくぞ紹介してくれたとうれしくなったほどです。
どんな本なのかはK先生もお話されていましたが、私からも少し紹介させていただきます。本の帯には「これは14歳に向けた『冒険の書』であり、大人たちが知るべき『教養の書』である」と書かれています。そして、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」として、未来をつくる5つの法則を示しています。
法則1 世界を変える旅は「違和感」から始まる
法則2 冒険には「地図」が必要だ
法則3 一行の「ルール」が世界を変える
法則4 すべての冒険には「影の主役」がいる
法則5 ミライは「逆風」の向こうにある

実際に 本を手に取ってみないと、この意味はよくわからないと思いますが、皆さんが疑問に思っているであろう、「どうして勉強しなくてはいけないんだろう」「なんで学校に行かないといけないんだろう」「理科や数学の知識が社会に出てなんの役にたつのだろう」ということについて、一定の答えを示してくれています。学ぶための羅針盤のような存在だともいえる本です。
そして、世界の偉人たちについて、単なる偉人伝とは異なる視点で、その偉業を取り上げ、現在の社会にどうつながっているかを解説してくれています。14歳向けとされていますが、大人が読んでも読みごたえのある本です。お薦めします。
京都大学客員准教授の瀧本哲史さん「ミライの授業」という書籍です。これは私も読んで感銘を覚えた本であり、よくぞ紹介してくれたとうれしくなったほどです。
どんな本なのかはK先生もお話されていましたが、私からも少し紹介させていただきます。本の帯には「これは14歳に向けた『冒険の書』であり、大人たちが知るべき『教養の書』である」と書かれています。そして、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」として、未来をつくる5つの法則を示しています。
法則1 世界を変える旅は「違和感」から始まる
法則2 冒険には「地図」が必要だ
法則3 一行の「ルール」が世界を変える
法則4 すべての冒険には「影の主役」がいる
法則5 ミライは「逆風」の向こうにある
実際に 本を手に取ってみないと、この意味はよくわからないと思いますが、皆さんが疑問に思っているであろう、「どうして勉強しなくてはいけないんだろう」「なんで学校に行かないといけないんだろう」「理科や数学の知識が社会に出てなんの役にたつのだろう」ということについて、一定の答えを示してくれています。学ぶための羅針盤のような存在だともいえる本です。
そして、世界の偉人たちについて、単なる偉人伝とは異なる視点で、その偉業を取り上げ、現在の社会にどうつながっているかを解説してくれています。14歳向けとされていますが、大人が読んでも読みごたえのある本です。お薦めします。
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第3学期始業式
平成30年がスタートしました。今年もいずみ高校をよろしくお願いいたします。
今朝は冷え込む体育館ではありましたが、いずみ高生全員が集い、3学期の始業式を行いました。最近は生徒の集合状況がよく、今日も予定の5分前には開式することができています。「時を守る」いずみ高校に向けた第一歩が整いつつあります。
また、表彰も行いました。
少林寺拳法部は、今回出場した関東選抜大会の成績により、全国選抜にも出場が決まっています。頑張ってほしいと思います。
(表彰)
❖少林寺拳法 関東選抜大会・女子自由単独演武第1位 田端さん(2-1)
❖技能検定 造園2級 羽場くん(3-4)
とび2級 橋本さん(3-6)
とび3級 高崎くん(3-6)

【校長講話】
皆さん、おはようございます。
平成30年、新しい年のスタートです。十二支の暦で言えば今年は「戌年」です。 一昨年が「申」で、去年が「酉」ですから、猿とキジに、犬が加わることで、今年は、桃太郎でいうところの鬼退治に出かけるメンバーが全員揃うことになります。
チーム桃太郎が鬼退治という偉業を成し遂げたように、このいずみ高校もチーム「いずみ」として様々なことに取り組み、挑戦していきたいと思います。
チーム「いずみ」として取り組む上では、目標をしっかり定めることが大切です。目標、つまりベクトルを合わせ、チームとしての力を束ねることによって、チームの構成員それぞれが持つ力の総和以上のパワーを生み出すことができます。そのためには、信念ともいうべき固く強い心が必要です。
今日は「強い心を持つこと」についてお話しします。
これは少し前のことですが、川越に住む女子中学生が、石川県輪島市の日本航空石川高校の推薦入試を受けようと、母親と一緒に、試験会場に向かっていたときのお話です。
この親子は、試験日の前日に埼玉を出発し、新幹線と在来線、バスを使って夕方には輪島市に到着することになっていました。しかし、当日は生憎の悪天候、新幹線で長岡まで行くとあたりは大雪で、在来線は立ち往生のうえに復旧の目途さえ立たない状況だったそうです。母親は「もう間に合わない」と思い、娘は「空を飛ぶという夢は終わった」と思ったそうです。二人で雪の降りしきるホームに立ちすくみ、ただただ泣くしかありませんでした。
しかし、突然、母親は「諦めたら終わりよ」と娘をたしなめると、大雪の中、長岡駅を降りて、道路を走る車に向かって傘を振り回し始めたのです。そうです、ヒッチハイクを試みたのでした。いつしか外は吹雪になっていましたが、二人は2時間半以上歩き続けました。
午前4時半ころ、ガソリンスタンドで給油している大型トラックが目に入りました。運転手に駆け寄って事情を話すと、神戸に行くというその運転手は「金沢までなら」と二人を乗せてくれました。運転手は「俺にも同じ年頃の娘がいるんだ」と言い、「受験生なんだから、少しでも寝ときな」と女子中学生の体調を気遣ってくれたそうです。
夜が明けるころ、トラックは金沢に入りました。しかし、金沢からでも輪島までは路線バスで2時間以上かかります。すると「よし、輪島まで行っちゃる」と、その運転手さんは突然トラックの進行方向を変え、試験会場に向かってくれました。
二人が試験会場に着いたのは午前9時、試験開始のわずか10分前でした。運転手さんは連絡先も告げずに去って行きました。
このように、人生にはいろいろなことがあります。強い心を持って挫けず、弱音を吐かずに遮二無二に頑張ることが必要な場面もあるのです。
突然ですが、皆さんはお笑い芸人のゴルゴ松本さんをご存知でしょうか。
今の深谷市出身で、熊谷商業高校時代は野球に打ち込み、春の選抜(甲子園)も経験したことのある方です。その松本さんは2011年ころから少年院を訪問し、「命の授業」を行っていることでも知られています。
ご本人のお笑いのネタである「漢字」を使った講演は、ウィットに富んだ素晴らしいものです。 その松本さんが「強い心を持つこと」について、こんなお話をされています。
弱音を「吐」かなければ夢は「叶」う。
「弱音を吐く」と云うのは非常にネガティブなことであり、人間の口というものは良いことも悪いことも吐き出すものなので、口にプラスとマイナスで「吐く」という字になる。だが、そのマイナスを取ると「叶う」という字になる。 弱音を吐かなければ夢が叶う。マイナス思考を無くしてプラス思考になれば願いは叶うというのです。
まったくそのとおりだと思います。 古くから「1年の計は元旦にあり」と言います。多くの人が、新たな年を迎えて、その年の目標を立てています。皆さんも、「今年こそは」と目標を新たにしているはずです。ぜひ「強い心を持って」頑張って欲しいと思います。
まずは本校の課題である「遅刻」の取組から始めてみましょう。
昨年10月の全校集会の時にも、遅刻をしないというのは、単に時間を守るという行動だけでなく相手の時間を大事にするという「心の在り様」を示すことでもあると言いました。 遅刻をするという行為には、自分の遅刻によって周囲に迷惑がかかっていることに気づかない、気づいていても大したことではないという「甘え」の意識があるのだと。いつも遅刻してくる人の心には、「相手を軽んじている」という、とても失礼な態度があるということを肝に銘じて、強い心を持って「時を守る」ことに取り組んでください。
今日から今月26日まで、学校を挙げて「遅刻防止」に向けた取組の強化月間とすることとしました。
時は誰にでも等しく与えられるものですが、決して元に戻すことができない、一方向にしか流れていかないものです。だからこそ、大切にしなければならない。時を守る必要があるのです。
ところで、先ほどの中学生はその後どうなったと思いますか。
実は、時間ギリギリで間に合ったその試験で課された問題は「私が感動したこと」という題の作文でした。中学生は、パイロットになると言い出した自分に、最初は猛反対しながらも最終的には懸命に励ましてくれた母のこと、神戸への積み荷の到着が遅くなることを承知でわざわざ遠回りして会場に送ってくれた運転手さんのことを思い浮かべながら、懸命に書き上げたそうです。
そして、見事合格しました。彼女は、その後、航空大学校に進学し、一昨年の春、憧れの航空会社に就職しました。
やはり弱音を吐かず、心を強く持って頑張った人は、夢を叶えることができるのです。
私の話は以上です。
今朝は冷え込む体育館ではありましたが、いずみ高生全員が集い、3学期の始業式を行いました。最近は生徒の集合状況がよく、今日も予定の5分前には開式することができています。「時を守る」いずみ高校に向けた第一歩が整いつつあります。
また、表彰も行いました。
少林寺拳法部は、今回出場した関東選抜大会の成績により、全国選抜にも出場が決まっています。頑張ってほしいと思います。
(表彰)
❖少林寺拳法 関東選抜大会・女子自由単独演武第1位 田端さん(2-1)
❖技能検定 造園2級 羽場くん(3-4)
とび2級 橋本さん(3-6)
とび3級 高崎くん(3-6)
【校長講話】
皆さん、おはようございます。
平成30年、新しい年のスタートです。十二支の暦で言えば今年は「戌年」です。 一昨年が「申」で、去年が「酉」ですから、猿とキジに、犬が加わることで、今年は、桃太郎でいうところの鬼退治に出かけるメンバーが全員揃うことになります。
チーム桃太郎が鬼退治という偉業を成し遂げたように、このいずみ高校もチーム「いずみ」として様々なことに取り組み、挑戦していきたいと思います。
チーム「いずみ」として取り組む上では、目標をしっかり定めることが大切です。目標、つまりベクトルを合わせ、チームとしての力を束ねることによって、チームの構成員それぞれが持つ力の総和以上のパワーを生み出すことができます。そのためには、信念ともいうべき固く強い心が必要です。
今日は「強い心を持つこと」についてお話しします。
これは少し前のことですが、川越に住む女子中学生が、石川県輪島市の日本航空石川高校の推薦入試を受けようと、母親と一緒に、試験会場に向かっていたときのお話です。
この親子は、試験日の前日に埼玉を出発し、新幹線と在来線、バスを使って夕方には輪島市に到着することになっていました。しかし、当日は生憎の悪天候、新幹線で長岡まで行くとあたりは大雪で、在来線は立ち往生のうえに復旧の目途さえ立たない状況だったそうです。母親は「もう間に合わない」と思い、娘は「空を飛ぶという夢は終わった」と思ったそうです。二人で雪の降りしきるホームに立ちすくみ、ただただ泣くしかありませんでした。
しかし、突然、母親は「諦めたら終わりよ」と娘をたしなめると、大雪の中、長岡駅を降りて、道路を走る車に向かって傘を振り回し始めたのです。そうです、ヒッチハイクを試みたのでした。いつしか外は吹雪になっていましたが、二人は2時間半以上歩き続けました。
午前4時半ころ、ガソリンスタンドで給油している大型トラックが目に入りました。運転手に駆け寄って事情を話すと、神戸に行くというその運転手は「金沢までなら」と二人を乗せてくれました。運転手は「俺にも同じ年頃の娘がいるんだ」と言い、「受験生なんだから、少しでも寝ときな」と女子中学生の体調を気遣ってくれたそうです。
夜が明けるころ、トラックは金沢に入りました。しかし、金沢からでも輪島までは路線バスで2時間以上かかります。すると「よし、輪島まで行っちゃる」と、その運転手さんは突然トラックの進行方向を変え、試験会場に向かってくれました。
二人が試験会場に着いたのは午前9時、試験開始のわずか10分前でした。運転手さんは連絡先も告げずに去って行きました。
このように、人生にはいろいろなことがあります。強い心を持って挫けず、弱音を吐かずに遮二無二に頑張ることが必要な場面もあるのです。
突然ですが、皆さんはお笑い芸人のゴルゴ松本さんをご存知でしょうか。
今の深谷市出身で、熊谷商業高校時代は野球に打ち込み、春の選抜(甲子園)も経験したことのある方です。その松本さんは2011年ころから少年院を訪問し、「命の授業」を行っていることでも知られています。
ご本人のお笑いのネタである「漢字」を使った講演は、ウィットに富んだ素晴らしいものです。 その松本さんが「強い心を持つこと」について、こんなお話をされています。
弱音を「吐」かなければ夢は「叶」う。
「弱音を吐く」と云うのは非常にネガティブなことであり、人間の口というものは良いことも悪いことも吐き出すものなので、口にプラスとマイナスで「吐く」という字になる。だが、そのマイナスを取ると「叶う」という字になる。 弱音を吐かなければ夢が叶う。マイナス思考を無くしてプラス思考になれば願いは叶うというのです。
まったくそのとおりだと思います。 古くから「1年の計は元旦にあり」と言います。多くの人が、新たな年を迎えて、その年の目標を立てています。皆さんも、「今年こそは」と目標を新たにしているはずです。ぜひ「強い心を持って」頑張って欲しいと思います。
まずは本校の課題である「遅刻」の取組から始めてみましょう。
昨年10月の全校集会の時にも、遅刻をしないというのは、単に時間を守るという行動だけでなく相手の時間を大事にするという「心の在り様」を示すことでもあると言いました。 遅刻をするという行為には、自分の遅刻によって周囲に迷惑がかかっていることに気づかない、気づいていても大したことではないという「甘え」の意識があるのだと。いつも遅刻してくる人の心には、「相手を軽んじている」という、とても失礼な態度があるということを肝に銘じて、強い心を持って「時を守る」ことに取り組んでください。
今日から今月26日まで、学校を挙げて「遅刻防止」に向けた取組の強化月間とすることとしました。
時は誰にでも等しく与えられるものですが、決して元に戻すことができない、一方向にしか流れていかないものです。だからこそ、大切にしなければならない。時を守る必要があるのです。
ところで、先ほどの中学生はその後どうなったと思いますか。
実は、時間ギリギリで間に合ったその試験で課された問題は「私が感動したこと」という題の作文でした。中学生は、パイロットになると言い出した自分に、最初は猛反対しながらも最終的には懸命に励ましてくれた母のこと、神戸への積み荷の到着が遅くなることを承知でわざわざ遠回りして会場に送ってくれた運転手さんのことを思い浮かべながら、懸命に書き上げたそうです。
そして、見事合格しました。彼女は、その後、航空大学校に進学し、一昨年の春、憧れの航空会社に就職しました。
やはり弱音を吐かず、心を強く持って頑張った人は、夢を叶えることができるのです。
私の話は以上です。
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