2019年2月の記事一覧
テレ玉の放映とイオンモールでの対面販売
埼玉県の広報番組「魅力まるごといまドキッ!埼玉」はご覧いただきましたか。
川越工業高校とともに、埼玉県教育委員会の「次代を担う産業人材イノベーション事業」の一環である本校の取組が紹介されました。ロケ当日が「いずみホームカミング2019」と重なったこともあり、賑やかなイベントの様子とともに生徒たちの取組を紹介できました。
放映直後のイオンモール与野における販売の様子です。番組をご覧になってわざわざお立ち寄りいただいた方もいらっしゃるなど、活気あふれるの中での販売となりました。お総菜は与野店のみですが、プリンセスケーキは、県内のイオン各店(八潮南を除く)にて、明日(2月18日(日))まで販売されます。この機会にぜひどうぞ。
川越工業高校とともに、埼玉県教育委員会の「次代を担う産業人材イノベーション事業」の一環である本校の取組が紹介されました。ロケ当日が「いずみホームカミング2019」と重なったこともあり、賑やかなイベントの様子とともに生徒たちの取組を紹介できました。
放映直後のイオンモール与野における販売の様子です。番組をご覧になってわざわざお立ち寄りいただいた方もいらっしゃるなど、活気あふれるの中での販売となりました。お総菜は与野店のみですが、プリンセスケーキは、県内のイオン各店(八潮南を除く)にて、明日(2月18日(日))まで販売されます。この機会にぜひどうぞ。
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いずみホームカミング2019・開会宣言
いずみ改組20周年記念行事第2弾として、「いずみホームカミング2019」を開催しました。
昨年11月にいずみ高校第1期生に往復はがきで招待状を送付し、以来、準備を進めてまいりましたが、今日の様子を見ていると本当に大勢の皆さんの笑顔を見ることができて大変うれしく思います。
当日の「開会宣言」ですが、日没をまでの時間を稼ぐため、敢えて長めのスピーチをしています。
【ホームカミング・開会宣言】
皆様、本日はようこそ、いずみ高校にお越しくださいました。
私は、与野農工・いずみ高校を通じ、第18代目の校長となる栗藤と申します。
昨年度、本校に校長として着任しました。着任した平成29年度は、旧与野農工から数えて56年目、いずみ高校として19年目でありました。平成30年度は、いずみ高校として20年という節目の年となりました。これまで本校を愛し、育ててくださった皆様方に感謝するとともに、卒業生の皆さんにいずみ高校の素晴らしさを感じてもらいたいと考え、私たちは「ホームカミング」という行事を行うこととしたものです。
ホームカミングとは、アメリカのハイスクールで行われる学校行事の一つであり、年に一度、卒業生たちを母校に迎えて、ダンスや同窓会など各種イベントを楽しむものです。
今から25年前、1994年、私はまだ二十代でしたが、アメリカはオレゴン州の片田舎にあるハイスクールに、エクスチェンジ・ティーチャー(交換教員)として派遣されたことがあります。このとき、はじめてこのホームカミングというのを知りました。 アメリカの高校の場合、文化祭やスポーツフェスティバルもあるのですが、ハロウィーンの少し前の金曜日の夜に「ホームカミング」が行われます。ホームカミングでは、参加者が講堂に集まり、ダンスパーティーなども開かれるのですが、一番の盛り上がりは、ホームカミングの最後に行われる「フットボール」です。在校生や保護者はもちろん、仕事帰りの卒業生も地域の方も学校のスタジアムに集まって、みんなが一緒になって母校のチームを応援します。そして、ハーフタイムショーでは、チアリーディングなどの派手なパフォーマンスのほか、在校生の中から選ばれた、その年の「キングとクイーン」がオープンカーに乗って、スタジアムのトラックをパレードしたりしています。一口で表現するならば、アメリカ人らしいとても陽気なイベントなのです。
今夜催す「いずみホームカミング2019」は、アメリカほどの派手さはないかもしれませんが、いずみ高校の象徴となっている中庭に電飾を施すなどして「ライトアップガーデン」として公開し、本校関係者はもとより、いずみ高校の卒業生、わかくさ会(同窓会)会員等に呼びかけ、地域住民(中学生やその保護者、近隣住民)の方など、いずみ高校にゆかりのある人々の集いの場とするものです。 本日、受付のところでお渡ししております「ライトアップガーデンのご案内」にも書かれているとおり、本校の中庭は平成14年3月に完成した「親水庭園」で、校名の由来ともなった「泉」から湧き出る水が流れ出る様子を表現しています。実は、この庭園の湧きて流れる水は、雨水を再利用する雨水循環システムによるものとなっています。環境について学ぶ学校として、エコを意識した施設となっているわけです。循環のためには電気でポンプを回さなければならないので、普段はあまり動かしていないのですが、外部からお客様がお見えになるときなどは、今でもやさしい水の流れを見ることができます。
今日のホームカミングのために、今この中庭に数千個のLEDによる電飾が施されています。本日の日没時刻は午後5時15分ですが、日が没して間もなく、ここがライトアップガーデンに生まれ変わります。今夜のライトアップでは、水が溢れ出る「泉」と川の流れを表現するとともに、その輝いた川は「天の川」を連想させる美しさを見せてくれるはずです。また、冬の空に浮かぶ星座も、浮き上がるようになっています。そしてその外側には、ローソクによって揺らぐ明かりが灯ります。ピロティ前には、20周年を表現するキャンドルを用意しておりますが、このキャンドルを灯すのに使っている紙コップには、本校の学校説明会に参加した中学生たちの「願いや祈り」が書かれています。中学生の皆さん、あなたの書いた紙コップがあるかもしれません。探してみてください。
このライトアップの電力は、いずみ高校らしく、環境を考えた地球環境に優しいエコロジカルなエネルギー、バイオ・ディーゼル燃料による発電によって得ています。バイオ・ディーゼル燃料(BDF)とは、生物由来の油から創られるディーゼル・エンジン用の燃料であり、バイオマス・エネルギーの一つです。原料となる油脂からグリセリンをエステル交換により取り除き、粘度を下げる等の化学処理や改質処理を施して、ディーゼル・エンジンに使用できるようにしています。本校の場合、原料の油脂は、ひまわりの種から搾油して精製しています。その栽培は学校農業クラブの生徒たちが担いました。春に播種したひまわり(ハイブリッド・サンフラワーという品種)は、夏の終わりには大きな花をつけ、たくさんの種を取ることができました。この種からの搾油と精製は、環境サイエンス科の生徒たちの手によって行われています。この精製技術は、大学や外部機関と連携しながら取り組む中で得たものです。
石油のような化石燃料とは異なり、BDFは発電の際に生じる排気ガスに含まれる炭酸ガス( )は、ひまわりが生育期間中に吸収した と、理論上、ほぼイコールの関係になることから、地表の CO2 を増加させません。温室効果ガスの排出を抑制するという意味で、地球環境にとても優しい燃料と言えます。これは、いわゆる「カーボン・ニュートラル」という考え方に基づくものです。
つまり、美しい電飾は鑑賞するためだけでなく、こうした環境問題と向き合ういずみ高校ならでは学びの成果であるのです。このように、本校の強み、良さを知っていただきたい。これが今夜のホームカミングの狙いの一つにもなっています。
私は思います。やはり、学校というところは「卒業生が誇れる存在」でなければなりません。改組20年の節目に、 StepForward (さらなる前進を)というフレーズを合言葉にしていますが、本校の更なる前進には、生徒や教職員も頑張りますが、卒業生や地域の皆さんの応援も欠かすことができないと私は確信しています。 繰り返しとなりますが、今回のホームカミングは、本校同窓会の活性化やいずみ高校の学びを地域にPRする機会として、学校・卒業生・地域が一つになる機会として企画しました。そして今年は、今から20年前に入学し、17年前に卒業したいずみ高校最初の卒業生、第1期生を招待しています。来年度は第2期生を招待する予定です。そうやって、卒業生との絆を深めていけたらと考えております。
お待たせいたしました。 それでは、「いずみホームカミング2019」、ただ今からスタートです。
昨年11月にいずみ高校第1期生に往復はがきで招待状を送付し、以来、準備を進めてまいりましたが、今日の様子を見ていると本当に大勢の皆さんの笑顔を見ることができて大変うれしく思います。
当日の「開会宣言」ですが、日没をまでの時間を稼ぐため、敢えて長めのスピーチをしています。
【ホームカミング・開会宣言】
皆様、本日はようこそ、いずみ高校にお越しくださいました。
私は、与野農工・いずみ高校を通じ、第18代目の校長となる栗藤と申します。
昨年度、本校に校長として着任しました。着任した平成29年度は、旧与野農工から数えて56年目、いずみ高校として19年目でありました。平成30年度は、いずみ高校として20年という節目の年となりました。これまで本校を愛し、育ててくださった皆様方に感謝するとともに、卒業生の皆さんにいずみ高校の素晴らしさを感じてもらいたいと考え、私たちは「ホームカミング」という行事を行うこととしたものです。
ホームカミングとは、アメリカのハイスクールで行われる学校行事の一つであり、年に一度、卒業生たちを母校に迎えて、ダンスや同窓会など各種イベントを楽しむものです。
今から25年前、1994年、私はまだ二十代でしたが、アメリカはオレゴン州の片田舎にあるハイスクールに、エクスチェンジ・ティーチャー(交換教員)として派遣されたことがあります。このとき、はじめてこのホームカミングというのを知りました。 アメリカの高校の場合、文化祭やスポーツフェスティバルもあるのですが、ハロウィーンの少し前の金曜日の夜に「ホームカミング」が行われます。ホームカミングでは、参加者が講堂に集まり、ダンスパーティーなども開かれるのですが、一番の盛り上がりは、ホームカミングの最後に行われる「フットボール」です。在校生や保護者はもちろん、仕事帰りの卒業生も地域の方も学校のスタジアムに集まって、みんなが一緒になって母校のチームを応援します。そして、ハーフタイムショーでは、チアリーディングなどの派手なパフォーマンスのほか、在校生の中から選ばれた、その年の「キングとクイーン」がオープンカーに乗って、スタジアムのトラックをパレードしたりしています。一口で表現するならば、アメリカ人らしいとても陽気なイベントなのです。
今夜催す「いずみホームカミング2019」は、アメリカほどの派手さはないかもしれませんが、いずみ高校の象徴となっている中庭に電飾を施すなどして「ライトアップガーデン」として公開し、本校関係者はもとより、いずみ高校の卒業生、わかくさ会(同窓会)会員等に呼びかけ、地域住民(中学生やその保護者、近隣住民)の方など、いずみ高校にゆかりのある人々の集いの場とするものです。 本日、受付のところでお渡ししております「ライトアップガーデンのご案内」にも書かれているとおり、本校の中庭は平成14年3月に完成した「親水庭園」で、校名の由来ともなった「泉」から湧き出る水が流れ出る様子を表現しています。実は、この庭園の湧きて流れる水は、雨水を再利用する雨水循環システムによるものとなっています。環境について学ぶ学校として、エコを意識した施設となっているわけです。循環のためには電気でポンプを回さなければならないので、普段はあまり動かしていないのですが、外部からお客様がお見えになるときなどは、今でもやさしい水の流れを見ることができます。
今日のホームカミングのために、今この中庭に数千個のLEDによる電飾が施されています。本日の日没時刻は午後5時15分ですが、日が没して間もなく、ここがライトアップガーデンに生まれ変わります。今夜のライトアップでは、水が溢れ出る「泉」と川の流れを表現するとともに、その輝いた川は「天の川」を連想させる美しさを見せてくれるはずです。また、冬の空に浮かぶ星座も、浮き上がるようになっています。そしてその外側には、ローソクによって揺らぐ明かりが灯ります。ピロティ前には、20周年を表現するキャンドルを用意しておりますが、このキャンドルを灯すのに使っている紙コップには、本校の学校説明会に参加した中学生たちの「願いや祈り」が書かれています。中学生の皆さん、あなたの書いた紙コップがあるかもしれません。探してみてください。
このライトアップの電力は、いずみ高校らしく、環境を考えた地球環境に優しいエコロジカルなエネルギー、バイオ・ディーゼル燃料による発電によって得ています。バイオ・ディーゼル燃料(BDF)とは、生物由来の油から創られるディーゼル・エンジン用の燃料であり、バイオマス・エネルギーの一つです。原料となる油脂からグリセリンをエステル交換により取り除き、粘度を下げる等の化学処理や改質処理を施して、ディーゼル・エンジンに使用できるようにしています。本校の場合、原料の油脂は、ひまわりの種から搾油して精製しています。その栽培は学校農業クラブの生徒たちが担いました。春に播種したひまわり(ハイブリッド・サンフラワーという品種)は、夏の終わりには大きな花をつけ、たくさんの種を取ることができました。この種からの搾油と精製は、環境サイエンス科の生徒たちの手によって行われています。この精製技術は、大学や外部機関と連携しながら取り組む中で得たものです。
石油のような化石燃料とは異なり、BDFは発電の際に生じる排気ガスに含まれる炭酸ガス( )は、ひまわりが生育期間中に吸収した と、理論上、ほぼイコールの関係になることから、地表の CO2 を増加させません。温室効果ガスの排出を抑制するという意味で、地球環境にとても優しい燃料と言えます。これは、いわゆる「カーボン・ニュートラル」という考え方に基づくものです。
つまり、美しい電飾は鑑賞するためだけでなく、こうした環境問題と向き合ういずみ高校ならでは学びの成果であるのです。このように、本校の強み、良さを知っていただきたい。これが今夜のホームカミングの狙いの一つにもなっています。
私は思います。やはり、学校というところは「卒業生が誇れる存在」でなければなりません。改組20年の節目に、 StepForward (さらなる前進を)というフレーズを合言葉にしていますが、本校の更なる前進には、生徒や教職員も頑張りますが、卒業生や地域の皆さんの応援も欠かすことができないと私は確信しています。 繰り返しとなりますが、今回のホームカミングは、本校同窓会の活性化やいずみ高校の学びを地域にPRする機会として、学校・卒業生・地域が一つになる機会として企画しました。そして今年は、今から20年前に入学し、17年前に卒業したいずみ高校最初の卒業生、第1期生を招待しています。来年度は第2期生を招待する予定です。そうやって、卒業生との絆を深めていけたらと考えております。
お待たせいたしました。 それでは、「いずみホームカミング2019」、ただ今からスタートです。
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テレ玉の取材/近日放映します
埼玉県教育委員会の「次代を担うイノベーション事業」の一環で、AEONとコラボレーションした商品企画が形になりました。2月15日(金)から17日(日)に県内のAEON全店(八潮南店を除く)で限定発売されます。
そして、2月8日(金)にテレビクルーの取材を受けました。
そして、2月8日(金)にテレビクルーの取材を受けました。
2月16日(土)午前8時30分から放映予定です。
県政広報テレビ番組 「魅力まるごと いまドキッ!埼玉」
県政広報テレビ番組 「魅力まるごと いまドキッ!埼玉」
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0301/tv/index.html
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埼玉県キャリア教育実践アワード・奨励賞受賞
キャリア教育実践アワードの表彰式に参加してきました。
本校はおかけざまで昨年に続いて「奨励賞」を受賞させていただきました。これは、県教委の「次代を担う産業人材イノベーション事業」の取組において、本校の生物資源化学科がイオンリテール株式会社と協働して取り組んだ「埼玉県産食材を利用した高校生が考える商品開発」が評価されたものです。
いずみ高校に対しては埼玉県教育委員会教育長から、イオンリテール株式会社様には埼玉県経営者協会会長から直接表彰状が手渡されました。
本校はおかけざまで昨年に続いて「奨励賞」を受賞させていただきました。これは、県教委の「次代を担う産業人材イノベーション事業」の取組において、本校の生物資源化学科がイオンリテール株式会社と協働して取り組んだ「埼玉県産食材を利用した高校生が考える商品開発」が評価されたものです。
いずみ高校に対しては埼玉県教育委員会教育長から、イオンリテール株式会社様には埼玉県経営者協会会長から直接表彰状が手渡されました。
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