2019年7月の記事一覧
第1回学校説明会(7/26~7/27)
今回は学校概要説明と学科のミニ体験・部活動体験でしたが、今後の説明会では、趣向やスタイルを変えながら、本校の魅力を様々な形で紹介してまいります。どうぞ第2回目以降の学校説明会にも奮ってご参加ください。
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第19回彩の国進学フェア
いずみ高校のブースにも多くの中学生とその保護者の方にお立ち寄りいただきました。小学生の方も来てくださる方がいて大変うれしく思いました。ありがとうございました。
両日とも、正午少し前にもっとも多くの来場者がいらっしゃったようで、中には40分近く並んでお待ちいただく方もいたようで、申し訳ございませんでした。
この進学フェアは県内の公立高等学校はともより、県内外の私立高等学校等も集まる県内最大のコンベンションです。年々盛況となってきており、その混雑ぶりには閉口してしまっていますが、大勢の皆さんに本校を知っていただく機会でもあります。
今週末(7/26<金>・27<土>)には本校の第1回学校説明会を行います。こちらにもどうぞ足をお運びください。こちらはお待たせることなく、いずみ高校の魅力を観て触れて感じていただけるはずです。
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第1学期終業式
今年は昨年のような酷暑とならずに学期末を迎えています。
早いもので、入学をして進級をして4か月が経過しました。それぞれの夢や目標に少しでも近づくことができているでしょうか。終業式では、校長講話に続き、生徒指導主任・進路指導主事・教務主任それぞれから、長い夏休みを迎えるにあたり、時を守ることにさらに磨きをかけ、規則正しい生活をすること、変化する社会にしなやかに対応し、ままならないことに挑戦できる力を持つこと、今学期の成績を受けて、今後の学習や自分を高める学びを通じて、人としての成長を期待するとの話がありました。
気温は高くないとはいえ、蒸し蒸しした体育館でしたが、いずみ高生はしっかりとした態度で最後までそれぞれの話を聞いていました。
【校長講話】
皆さん、おはようございます。
1学期が終了します。
それぞれの目標に向かって頑張ってきた皆さんですが、この4か月近くの成果はいかがでしょうか。夢、志、それぞれの目標に対する、今の自分の状況をしっかりとみて、そのギャップをどう埋めていくか、そのためにどんなアプローチが必要か。これを実行することがマネジメントです。今日はこの1学期の結果が出る日ですが、この夏休み中にしっかりとした計画・マネジメントを立てて、目標の実現に向かっていってください。
さて、3年生にとっては、進路選択もいよいよ大詰めです。夏は雌雄を決する天王山ですから、就職する人も進学する人も、悔いのないように全力で頑張りましょう。
本校の目指す学校像は「地球環境のよき理解者としての、グローバルな視点をもった、品格あるスペシャリストを育成する学び舎」です。スペシャリストを目指すということは、職業人として、世の中に貢献できる人になることに他なりません。キャリア形成を考えるのは、単に職業を選択することではなく、その人の生き方を考えることと同義です。
今朝は、「ある職業人の生き方」を紹介します。
その方は、宮崎県出身の外科医「柴田紘一郎」さんという人です。柴田医師は、今年79歳になられ、現在は宮﨑県清武町にある介護老人施設の施設長をされていますが、若いころ、アフリカのケニアに青年海外協力隊員として参加していた方です。
柴田医師は11歳の時、祖父からもらったシュバイツァーの伝記を読んで、医者に憧れ、長崎大学医学部に進学しました。シュバイツァーは、私も子どもの頃に読んで大変感銘を受けた人物の一人です。30歳を過ぎてから医師となり、私財を投げ打って、アフリカの医療に情熱を注いだ人物で、後年ノーベル平和賞を受賞している偉人です。
さて、このシュバイツァーに触発された柴田医師は、31歳の時、これは1971年のことですが、ケニアに渡ります。今でこそ、サファリ観光で行くイメージがありますが、この当時、日本人が生活をするというのは、治安や衛生環境面で、大変ハードルが高かった時代でした。
ケニアに渡った柴田医師は、派遣されていた3年もの間、首都ナイロビを中心に精力的に巡回医療に努めました。実はこのとき、当時の柴田医師には、日本に残してきた恋人がいました。ところが、3年の間に、彼女に縁談話が持ち上がり、柴田医師のもとに「今度結婚することになりました」といった旨の手紙が届いたのです。
柴田医師は、その手紙に返信します。
これから読む手紙は、その柴田医師の思いを綴ったものです。
突然の手紙には驚いたけど嬉しかった。
何より君が僕を怨んでいなかったということが、これから此処で過ごす僕の毎日の大切な拠りどころになります。ありがとう。
ナイロビで迎える三度目の四月が来て今更、千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が恋しくて、故郷ではなく東京の桜が恋しいということが自分でもおかしいくらいです。三年の間あちらこちらを廻り、その感動を君と分けたいと思ったことが沢山ありました。
ビクトリア湖の朝焼け、100万羽のフラミンゴが一斉に翔び発つとき暗くなる空、キリマンジャロの白い雪、草原の象のシルエット、何より僕の患者たちの瞳の美しさ。
この偉大な自然の中で病と向かい合えば、神様について、ヒトについて考えるものですね。やはり僕たちの国は残念だけれど何か、大切な処で道を間違えたようですね。
去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました。こんなところにもサンタクロースはやって来ます。去年は僕でした。
闇の中ではじける彼らの祈りと激しいリズム、南十字星、満天の星、そして天の川。
診療所に集まる人々は病気だけれど、少なくとも心は僕より健康なのですよ。僕はやはり来てよかったと思っています。辛くないと言えば嘘になるけど、幸せです。
あなたや日本を捨てた訳ではなく、僕はいまを生きることに思い上がりたくないのです。空を切り裂いて落下する滝のように、僕はよどみない生命を生きたい。
キリマンジャロの白い雪、それを支える紺碧の空。
僕は、風に向かって立つライオンでありたい。
くれぐれも皆さんによろしく伝えてください。
最後になりましたが、あなたの幸せを、心から遠くから、いつも祈っています。
おめでとう、さよなら。
この手紙、どこかで聞いたことがあるかもしれません。年代的には、先生方の中にはいるでしょうね。タネを明かすと、これは さだまさし さんの歌の歌詞なのです。
この歌は、絵にも描けない美しさとしてのアフリカの大地と自然、そこで直向きに医療と向き合う主人公の純粋で真直ぐな、医師としての職業観をダイナミックに表現しています。そして、人間のもつ大きな愛を、主人公の生き様を通じて、あるいは、彼女の幸せを願うという切ないメッセージを通じて感じさせてくれるように、私には思えます。皆さんはどう感じますか。
この歌は、さだまさし さんが、たまたま父親の主治医であった柴田医師から直接聞いた話にインスパイアされて生まれたものなんだそうです。
「風に立つライオン」というタイトルで1987年に発表されましたが、当時学生だった私には、大きな衝撃を覚えた曲でした。私自身、社会人になる直前でしたので、いろいろなことを考えさせられました。基本的にはフィクションなのでしょうが、物語のベースラインは柴田医師の実話に基づくものというのも、感動をさらに大きくしたのだと思います。
3年生の皆さんは、この夏から秋までに進路を決定すると、早い人では、半年後には社会人となります。果たして、職業人として、プロフェッショナルとしてどんな思いをもって、社会に出ていくのでしょうか。
柴田医師のような人生の場面は、生涯のうちにそう何度も巡ってくることはないかもしれませんが、自分の生き方や仕事に誇りを持ち、志を立てて、自分の心に正直に生きること、そんなプロフェッショナルを目指してほしいと思います。
この「風に立つライオン」は8分以上もある長い楽曲ですが、聞く価値はあります。ぜひじっくりと聞いてほしいと思います。
また、この歌に惚れ込んだ俳優の 大沢たかお さんが、このストーリーを映像化したいと考え、さだ さんに小説として書き下ろしてもらったうえで、自身が企画・主演するという形で映画化を成し遂げました。4年前の春に公開されています。こちらは、大きなプロットこそ変更していませんが、細かいエピソードなどを新たに設定したものです。こちらも時間があったら観てほしいと思います。
さて、40日に近い夏休み、この時間を生かすも殺すもあなた次第です。
勉強や資格取得に励む、部活動に頑張る、映画や芸術を堪能する、多くの本を読んで知恵の獲得をする、皆さんはどんな夏休みを過ごすのでしょうか。この時間を有意義に使うか、無為に過ごしてしまうかでは、大げさに言えば、この先の皆さんの未来を大きく変えることになります。
だらだら過ごす夏休みではなく、挑戦し続ける「チャレンジの夏」であってほしいと思います。
それでは新学期、9月2日に元気に再会いましょう。
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第101回全国高等学校野球選手権大会・埼玉県大会に出場して
職員の朝の打合せを終えてからバスと電車を乗り継いで川口市営球場に向かったため、最初から応援することはできなかったのですが、吹奏楽部の生徒たちはもちろん、平日にもかかわらず多くの保護者や関係者のみなさんが応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございました。
残念ながら初戦突破となりませんでしたが、応援席の私たちは心を一つにして応援することができました。選手たちにもその気持ちは届けることができなのではないかと思っています。
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高校生「農力」育成強化プロジェクト ・ S-GAP認証取得!
本県では4校目の認証取得です。昨年夏前から取組をはじめましたが、埼玉県さいたま農林振興センターには多大なるご支援をいただきました。今日も須永所長様(写真右の女性)をはじめ多くの職員に方にご来校いただき、認証交付式を執り行ってくださいました。感謝です。
本校の農場から生まれた農産物が、安心安全な食材として、東京五輪の選手村をはじめ、多くの皆様の食卓に載る日が来ることを期待しています。
※GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは、農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取組のことです。国際的な認証規格として「GLOBAL G.A.P.」「AsiaGAP」、国内規格として「JGAP」などがあり、S-GAPは埼玉県の認証規格となります。
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