2019年9月の記事一覧
第21回湧泉祭・一般公開の様子
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第21回湧泉祭・オープニングセレモニー
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第21回湧泉祭のご案内
いよいよ、本校の文化祭が開幕します。
本日は校内公開、一般公開は明日(9月28日(土))となります。
本校の文化祭は「湧泉祭」といいます。これは校名の由来にもなっている旧与野農工高校から歌い継がれる校歌の一節「湧きて流れる泉の丘に♪」にちなんでいます。この湧泉祭では、いずみ高校での学びの成果を発表させていただくとともに、いずみ高生たちの主体性・独創性の発露の場でもあります。
本校学校関係者の皆様、ご近所・地域の皆様、中学生とその保護者の皆様、お誘い合わせのうえ、ぜひ学校まで足を運んでいただければ幸いです。
【湧泉祭パンフレット・校長挨拶】
本日は第21回湧泉祭にご来場いただき、誠にありがとうございます。
いずみ高校は、旧与野農工高校からの改組以来、おかげさまで20年が経過しました。生物・環境系総合高校として、専門的な知識と技能を磨きながら、地球環境のよき理解者として、生き物に触れ、大地を感じながら、生物資源の有効活用と生活環境の創造ができるスペシャリストを育成する学校として取り組んでいます。昨年度は改組20周年を記念した「Step Forward(ステップ・フォワード)事業」として、ニュージーランド海外研修、ライトアップガーデンやホームカミングなどを実施しました。
今回の湧泉祭のテーマは今春のヒット映画にあやかっているものの、抱腹絶倒のくだらなさで皆様をディスる(disrespectする)わけではありません。いずみ高校での学びの成果を披露する場として、翔んでいるいずみ高校をお見せしようとするものです。若さゆえ、未熟さや粗削りなところもあるかもしれませんが、皆様をいずみ高生の笑顔がお迎えに上がります。非日常が織りなす「いずみワンダーランド」をどうか存分にお楽しみください。
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プロフェッショナルに学ぶ「パン作り」②
生物資源化学科の「次代を担う産業人材イノベーション事業」第2弾です。
今日も3-3(生物資源化学科)のパン製造の授業に、プロフェッショナルの方を講師としてお招きし、実践的なパン製造の理論と実演、実習をお願いしました。今日のゲスト講師は、株式会社デイジイの代表取締役社長の 倉田 博和 氏 です。DAISYは「美味しい食事パンの店」がコンセプトとするベーカリー&パティスリーで、現在、東京に3店舗、埼玉県川口市内に5店舗、蕨市に1店舗を展開中です。倉田さんはフランスに旅行に行った際、本場のフランスパンに魅了され、この感動を多くの人々に与えたいという想いからパン職人を目指したそうです。
「妥協に一切の成長なし、本物とはその道のプロである」をモットーに、常に本物の商品を作り続け、それらを本物のサービスでお客様に提供していくという倉田さんの強い思いが、今日の授業にも息づいていました。ババロア、コーンパン、ピザパン、アンパンと、短い時間の中で手際よく、次々にとパンが焼き上がっていきました。職人の匠の技が生きる素晴らしい実演・指導に心地よい感動がありました。
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課題研究で中庭のベンチを一新
専門高校の授業には「課題研究」があります。大学の卒業研究みたいなもので、これまでの学びの集大成として、それぞれの班・グループごとに、自らがテーマを決めて、課題研究の担当教員の下、様々な実験や実習などを行うものです。
中庭を通りかかったところ、たまたま環境デザイン科の生徒たちが、中庭のベンチの板を張り替えていたところでした。これも課題研究の授業の一環です。古くなった木質部分を取り外し、代わりに真新しいツーバイフォー建材と入れ替えていきます。建材には防虫効果のあるペンキを塗布し、白亜のタイルによく似合う色に染め上げています。結構重たい建材なのですが、1本1本金属製のフレームにビス止めしていきます。インパクトドライバーでも骨の折れる仕事だそうですが、造園という仕事ではこれくらの作業は目をつぶっていてもできるようにならないとダメなのでしょうね。
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第2回学校説明会
第2回学校説明会に多くの中学生・保護者の皆様にご参加いただきありがとうございました。 学校ホームページ上での個人情報収集について、県教育委員会からの指導もあり、今年度はセキュリティの高い外部サーバー(Google Form)を使った申し込みとさせていただきました。秋以降は、学校ホームページのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)が新しくなり、セキュリティレベルも上がるのでずか、すでに次回の第3回学校説明会(10月19日(土))のお申込みは始まっておりますので、引き続き、外部サーバーでのお申込みをお願いしたします。
今回は各学科の体験授業に参加していただきました。各学科とも中学生の皆さんにいずみの学びを楽しみながら体験してもらえるよう、様々な工夫を凝らして、多くのプログラムを準備させていただきました。
今回も生徒会の執行部の生徒たちに、いずみ高校の6学科の特長、おすすめの授業などについて説明してもらいました。
受付をおいたスペースが「ピロティ」と呼ばれるスペースです。ボク(雄ヤギ)も皆さんを歓迎しています。
(生物生産科)琵琶湖原産のコイ科の淡水魚ホンモロコ、埼玉県では「彩のもころ」としてブランド化されています。
(生物サイエンス科)環境学習の一つ、生活排水に含まれる有機物をCOD(化学的酸素要求量)から割り出す実験です。
(生物資源化学科)中学の皆さんにパン生地を形成しアンパンを作ってもらいました。別に焼いたアンパンのお土産付き。
(環境デザイン科)葉脈標本を作る体験は意外と根気のいる作業ですが、パウチ仕上げのオリジナル栞が完成しました。
(環境サイエンス科)環境の学びに欠かせない工業化学を生かし、「七宝焼き」「キャンドル」などを作っています。
(環境建設科)都市の生活基盤に欠かせないコンクリートの原理を学んだのち、実際にモルタル製の文鎮を作りました。
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プロフェショナルに学ぶ授業「パン作り」①
埼玉県教育委員会の「次代を担う産業人材イノベーション事業」は、明日の埼玉の産業界を担う高度専門職業人材を育成するため、地域の企業・商店街や研究機関等と連携した実践的な職業教育を行い、専門的な知識や技術、技能の習得とともに、商品開発や技術開発を行えるイノベーション人材の育成を進めています。
いずみ高校ではこの事業の指定を受け、様々な事業展開を行っているところですが、今日は3-3(生物資源化学科)のパン製造の授業に、プロフェッショナルの方を講師としてお招きし、実践的なパン製造の理論と実演、実習をお願いしました。
今日のゲスト講師は、葛飾区にある「ブーランジェリー・オーヴェルニュ/ラ・タヴォラ・ディ・オーヴェルニュ」のオーナーシェフ・井上 克哉 氏 です。(本人プロフィール・お店のホームページにリンク)
嬉しいことに、本校を卒業した 森 慶太 さん(平成29年度(平成30年3月)生物資源化学科卒業)も一緒に来校してくれました。彼はラ・タヴォラ・ディ・オーヴェルニュの一員として、母校に帰ってきてくれました。
お二人には、美味しいパン作り、ビジネスとしてのパン屋経営などについて、プロならではの厳しい視点から大変貴重なお話や実演をしていただきました。パン作りの実習を通じて、いずみ高生にとって、またとない有意義な経験を得られたと思います。
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台風15号(ファクサイ)の通過とその後
台風第15号(ファクサイ)の対応では、学校ホームページによる緊急情報の提供が、県サーバーのアクセス集中によるトラブルで、円滑にお届けすることができず、生徒・保護者の皆さんには大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございませんでした。この件については、現在、県教育局におきまして原因等の究明と今後の対策が講じられているところです。
昨日から実施されている、県立総合教育センター江南支所(熊谷市)での「共同実験実習」に参加した環境デザイン科(2-4)の生徒たちも、交通機関の大変な乱れの中、中には保護者の方が学校まで車で送ってくださるなどの対応をしながら、当初の予定から半日遅れで、正午頃に無事出発しました。2泊3日の日程はそのままに、一部時間等を変更して、実験実習プログラムを順調にこなしているとのことです。
一方、昨夜から今朝にかけて強い雨と風にさらされたものの、校内の植栽に倒木その他の実害はありませんでした。しかし、緑豊かな本校の植栽は枝が折れたり、木々の葉が散乱するなど、自慢の中庭も大変な散らかりようです。そこは普段から校内の環境整備を行う職員が早朝から片付けと整備を行ってくれています。台風通過から十数時間で、美しい中庭が戻ってきました。素晴らしいに対応は「いずみプライド」のひとつです。
迅速な対応と素晴らしいスキルによって、美しい中庭が戻ってきました。
瑞々しい蒼さに溢れる芝生と台風一過後の紺碧の空、そして白亜の学び舎とのコントラストがとても美しい!
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アクセス集中による障害発生中(9日<月>は2時間遅れ)
アクセス集中のため、左の緊急情報がうまく表示されない障害が生じています。そのため、ここにも同じ内容のお知らせを掲載します。(9/8 20:00更新)
台風15号(ファクサイ)の接近に伴い、9月9日(月)は始業時刻を約2時間繰り下げ、以下のとおりの50min×4限(③④⑤⑥)授業を行います。
10:30 SHR(登校確認)
10:50 - 11:40 3限目授業
11:50 - 12:40 4限目授業
12:40 - 13:25 昼休み
13:25 - 14:15 5限目授業
14:25 - 15:15 6限目授業
15:25 SHR
台風の通過後も河川の増水、道路冠水等には引き続き注意が必要です。また、電車など公共交通機関の運転見合わせや遅延等も予測されることから、いつもより時間には余裕をもって、安全第一で登校してください。始業時間を遅らせるのは安全確保のための措置であることを念頭に、慎重に行動しましょう。
(9月8日<日> 18:00更新)
※次回更新予定 9月9日(月)6:00 ※緊急サイトにて更新予定
第3回PTA後援会理事会
【校長あいさつ】
皆さん、こんにちは。校長の栗藤でございます。
日頃は本校の教育活動にご理解・ご協力を賜り感謝申し上げます。そして、本日も、お忙しい中、またお暑い中、PTA後援会理事会ご出席いたたぎまして、誠にありがとうございます。この週末は残暑というには厳しい暑さが戻ってきました。8月下旬が涼しかっただけに、久しぶりの猛暑は身体に応えますね。季節の変わり目は何かと体調を崩しがちです。昨日は、川口市内の小学校でインフルエンザによる今年初めての学級閉鎖のニュースがありました。くれぐれもご自愛いただきたいと思います。
週明けは台風15号(ファクサイ)が関東を直撃しそうな状況です。ファクサイという名は、ラオスの女性の名前なのだそうですね。台風の名称は国際機関がその加盟国から集めた140の名称を発生した順に命名しています。ちなみにひとつ前の14号は、日本語で「カジキ」と命名されました。この次に発生する台風は「ペイパー」というマカオが提案した魚の名前になる予定です。さて余談が過ぎましたが、このファクサイ、9日の朝に関東直撃との予報があることから、いずみ高校といたしましては、今年5月8日の文書でお示しした「風水害・降雪等に伴う対応について」に基づき、授業措置などの対応を行います。この文書は学校ホームページの左上、「緊急情報」のところから、いつでもご覧いただくことができますので、どうぞご確認ください。なお、アクセスが集中し、学校ホームページが見られなくなることもあります。その際は、外部サーバーに置かれた「緊急情報サイト」に自動的に飛ぶことになっています。ホームページと同様の内容を掲載する予定です。また、学校の電話回線は数が限られていることから、極力お電話でのお問合せはご遠慮ください。生徒さんたちには、昨日各担任から、朝のホームルームのときに「月曜日の対応について、日曜日の午後6時、月曜日の午前6時にホームページに情報を記載するので確認すること」と伝えてあります。
台風は進むルートが少しブレただけで、その被害エリアの状況は多く変化します。昨日は、校長ブログに「風台風かも」などと呑気な記事を書いたのですが、今朝の予報では、最大で時間当たり40mm前後の大雨と、最大瞬間風速30mを超える強い風が吹く可能性も示されています。情報は刻一刻と変化していますので、最新の情報を確認していただきたいと思います。我々も万全の態勢を取っておりますが、各ご家庭におかれましても、厳重なる警戒をお願いいたします。
さて、この夏から取り組んだ「サマーリフレッシュウィーク(学校閉庁日)」につきましては、ご理解・ご協力を賜り、誠にありがとうございました。また、この理事会や6月に発出させていただいた文書の中でもご案内したとおり、6月21日から、午後6時以降の学校代表電話を自動音声対応とさせていただいております。以前からお話しさせていいただいているとおり、これらの取組は、国や文部科学省、埼玉県教育委員会が取り組む「学校職員の働き方改革」の一環として取り組んでいるものです。学校閉庁日によって、教職員がお休みをとらせていただくことで、心身のリフレッシュを行い、2学期以降の英気を養う、つまり、よりよいアウトプットができるような効果が期待されています。代表電話の自動音声対応も、夜遅くまで仕事をしがちな教職員の早期退勤を促すための取組です。これらの取組は保護者・地域の皆様のご理解があってこそのものですので、ご意見などをちょうだいしながら、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。もしご意見などがございましたら、会長さんなどを通していただく形でも結構ですので、何なりとお寄せください。
次に、6月以降、動き出した施設の改築工事についてお話しします。今年、令和元年度から令和2年度末から3年度途中まで、老朽化の進んだ一部の実習棟の改築工事及び古い建物の解体工事等が行われることとなりました。この一連の工事では、全部で2つの新しい実験実習棟が新築され、部室棟も改築されます。新築される実験実習棟の一つは、体育館の南に立っている生物系第一、環境系第一と呼ばれてきた古い実習棟を取り壊し、この2棟を一つの建物とするものです。これを「実験実習4号棟」と呼ぶことにしました。もう一つは、道を隔てて北側にある環境建設第二実習棟と呼ばれてきた、これまた年代物の実習棟です。こちらは「実験実習5号棟」と呼ぶことにしました。今、私たちがいるこの建物が「実験実習1号棟」ですので、北側にある2号棟、3号棟とともに、校内のすべての実験実習棟が1から5までの続き番号を振られることになります。
さて、工事の進捗ですが、現在、実験実習5号棟の工事がスタートしたところです。5号棟は現在ある建物の北側に向きをオフセットして建築します。新棟は来年の2月頃に完成予定で、3月以降旧棟からの物品の引っ越しを行い、令和2年度当初から授業で使用できるようになります。その後、旧棟を解体します。解体工事は夏頃までかかる予定です。
実験実習4号棟は、少し遅れて10月頃から工事がスタートします。こちらは既存の生物系第一と部室棟それぞれを解体してからの工事となりますので、新棟の着工は来年の2月以降となりそうです。新築工事はまる1年かかる見込みですが、建築予定地の地盤が軟弱であることが判明しており、基礎工事が当初の見通しより長くかかりそうだと聞いています。もしかすると、1年半近くかかる可能性もあります。その後、環境系第一を解体し、最後に部室棟を改築します。令和3年4月から授業ができればよいのですが、今申し上げたとおり、基礎工事が難航すると、令和3年の2学期からになる公算が強いと思っています。さらに部室棟いたっては、令和4年度当初になるかもしれません。
工事に伴い、いろいろとご不便・ご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解・ご協力をお願いします。なお、このことにつきましては、実験実習4号棟の工事の詳細が判明したところで、保護者の皆様向けに改めて文書でお知らせさせていただきます。
校内には工事車両、関係業者等が出入りするようになります。工事は安全第一で進めてまいります。生徒たちにも改めて注意をしながら、安心安全な学校生活に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
最後に、今年度のホームカミングについてお話ししたします。
いずみ高校創立 20 周年となった昨年度以降、毎年、いずみ高校の象徴である中庭に電飾を施して「ライトアップ・ガーデン」として公開しています。このライトアップ・ガーデンは、学校農業クラブの生徒たちが栽培したひまわりの種を搾油し、そこから精製されたBDF(バイオ・ディーゼル・フュエル)でディーゼルエンジンを回して得られた電力で光らせています。このライトアップ・ガーデンの公開にあたっては、いずみ高校OB、教職員OB、地域住民(中学生やその保護者、近隣住民)、PTA、わかくさ会役員等に呼びかけ、いずみ高校にゆかりのある人々の集いの場とするものです。このイベントの取組を通じて、いずみ高校の学びを地域にPRするとともに、本校同窓会「わかくさ会」の活性化につなげていこうというものです。ホームカミングは、いずみ高校が改組 20 周年を迎えた2018(平成30年)年度に、いずみ高校の卒業生に焦点をあてた祝賀行事に行って、卒業生と母校との絆を強化することを期して取り組んだものですが、第1回目は、おかげさまで、平成 13 年度卒業生(いすみ高校第1期生)を招待し、多くの卒業生の方に参加していただくことができました。今年度は平成14年度卒業生(第2期生)を招待しますが、このように、毎年度、卒業年次を移しながら、それぞれの卒業生を学校にご招待したいと考えています。
今年度は12月13日(金)に実施の予定ですが、ホームカミングの毎年度の経費は、同窓会(わかくさ会)が支出しています。昨年度は、LEDなどの初期投資に高額な費用がかかりましたが、今年からは、装飾品などの消耗品費をはじめとする運用資金を支出していただくことにしています。ところが、今年度からホームカミングの実施を12月にしたことで、「クリスマスシーズンの電飾を用意した方がよい」ということになり、赤や緑色のLED電飾を追加購入することになりました。同窓会の予算からも支出させていただくのですが、それだけでは足が出るという事態となり、今年度に限り、後援会にその不足分を支出してもらうこととしたものです。この後、後援会長さんから、ご提案いただきますが、ホームカミングは生徒たちの学びを学校内外の関係者の皆様にお伝えできる大切な機会だと考えております。何卒ご理解の上、ご検討いただきますようお願いいたします。
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台風15号(ファクサイ)に対する十分な警戒を
台風15号(ファクサイ)が日本列島に接近中です。
週末から週明け(9/7・9/8・9/9)は厳重な警戒をお願いします。
(今後の台風の進路によっては、安全確保のため始業時間を遅らせたり何らかの授業措置を計画することもあります。今後のホームページ情報をご確認ください。)
※台風対応に係る次の情報更新は 9月8日(日)18:00ころの予定です。
上記画像は気象庁のサイトから転載
台風15号(ファクサイ)について
(上の図はhttps://www.windy.com/35.908/139.655?2019-09-09-00,35.655,139.655,9,m:eEZaj1Uから転載)
台風15号(ファクサイ)が日本列島に近づいてきています。
気象庁では「今週末から週明けにかけて厳重な警戒が必要」とアナウンスしていますが、予報を見ると雨よりも風の心配がある「風台風」であるようです。よくチェックしている気象予報サイト「windy」によれば、9月9日(月)の午前9時のさいたま市の天候は「小雨(0.6mm/h)」「風速27knots/s(約14m/s)」「最大瞬間風速50knots/s(約26m/s)」となっています。真冬に強いと感じる北西季節風が平均20m/sくらいですので、それなりに強い風が吹くと思われます。風対策をしっかりしておきたいものです。
日頃、地球環境のよき理解者として生物・環境系の学びに取り組んでいるいずみ高生には、是非、地球環境を理解するチャンスと捉え、ダイナミックな大気の動きを感じながら、農業などとも密接な関係を持つ「気象学」について学ぶ機会としてほしいと思います。
※Windyは、チェコ人のプログラマーIvo氏が立ち上げた天気予報ツールです。
風向きや風速、波やうねりといった情報を「動的に」表現できるため、視覚的に非常にわかり易いのが特徴です。解析に利用する気象データは、ECMWF(European Centre for Medium-Range Weather Forecasts: ヨーロッパ中期予報センター)のものを採用していますので、日本の気象庁の予報とは若干異なる予測をする場合もあります。
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朝勉強会の様子から⑤
新学期がスタートしましたが、いつもの朝勉強会には熱心な生徒たちが集まっています。今朝は課題テスト(アチーブメントテスト)の日なので、いつもより少なめではありましたが、多くのいずみ高生が夏季休業中にも勉強会に参加していました。
また、7月24日に行われた危険物取扱者の資格試験では、このメンバー(朝勉強1年7組)の中から、乙種第4類の合格者が5名も出ました。本当によく頑張ったと思います。今朝も彼らに話したのですが、「夢や目標をしっかり抱くことができれば、必ずや実現できる」はずです。学びのPDCAサイクルを確立して実力を高めるとともに、ゴールを目指して頑張ってほしいとエールを送りました。(撮影時刻:午前7時40分ころ)
❖危険物取扱者注
乙種第4類合格者: 1-1矢作さん、1-3国分君、1-5小島君、1-5渡辺さん、1-6中田さん
注: 消防法及びその関連法令では、火災の危険性が高い物質をまとめて「危険物」として指定されているが、この資格を持つ者は、その取り扱いを行うことができる。危険物取扱者には危険物取扱者の資格保有を証明するため、都道府県知事から「危険物取扱者免状」が交付される。乙種第4類の資格保有者は、引火性液体(ガソリン、灯油、軽油、エタノールなど)の取扱いと立ち合いができる。 ⇒ こちらの記事「危険物取扱者試験合格者、多数誕生!」もご参照ください。
今日の「心に火をつける言葉」
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始業式
一時の暑さから秋の気配も感じられる新学期となりましたが、それでも体育館の中は蒸し暑く、今朝はすぐそばで蝉が大きな声で鳴いていたため、一層暑苦しい中の始業式でした。長かった夏休みでしたが、いつも言っている「昨日の自分を越えて行け!」を忘れずに頑張りましょう。
また、7月から8月中に活躍した部活動やものづくりコンテスト、資格取得について表彰も行いました。
❖さいたま市民体育大会バドミントン競技(男子シングルスA) 第3位 1-5小林君
〃 (女子シングルスB) 第3位 1-2ナバロさん
❖高校生ものづくりコンテスト(測量部門) 第2位 3-6石渡君・3-6佐藤君・3-6吉野さん
❖文書デザイン検定1級合格 3-5嶋崎君、3-5宮嶋さん、3-5村上千さん、3-5村上美さん、3-5山野内君
【始業式・校長講話】
皆さん、おはようございます。
昨年度の雨漏りの影響で、長らく一部よくないコンディションにあった体育館の床が生まれ変わりました。工事には約320万円もの税金が投入されています。大切に使ってほしいと思います。
さあ、今日からいよいよ2学期です。長いようで短かった夏季休業中、何かに挑戦することはできましたか。
1学期の終業式では、挑戦し続ける「チャレンジの夏」であってほしいと言いました。そして、大きな夢や志のためにチャレンジすること、そのためには、自分にとって有益なインプットを行って、目標到達のレベルと現在の自分が持っている力とのギャップを埋めていく努力(マネジメント)をしてほしいことを話しました。皆さんそれぞれの40数日間、そのマネジメントの成果はいかがだったでしょうか。また今日からネジを巻き直して、元気に学校生活を再開させましょう。
さて、昨日9月1日は「防災の日」でした。
これは1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災に因んだものです。人口稠密地である大都市東京の直下で発生した地震だったことから、死者・行方不明の数は、なんと10万5千人とも言われています。その後も日本は、しばしは大きな自然災害に見舞われてきました。つい先日も九州北部で大変な豪雨災害が起きたばかりですが、今日の多くの日本人にとっては、皆さんが生まれる少し前に起きた「阪神淡路大震災」、そして、2011年(平成23年)3月の東日本大震災が生々しい記憶とともに、思い出されるものではないでしょうか。東日本大震災では、1万8千数百人の方が死亡又は行方不明となるという、平成年代を通じて最も激甚な災害であり、未だ被災地は復興の途上にあります。
こうした大震災の中、神戸でも東北でも、被災した人々、そして、多くの日本人に勇気を与えてきた歌に「アンパンマン・マーチ」、あのアニメ「アンパンマン」の主題歌があったことを、皆さんはご存知でしょうか。
今日は、「本当の正義の味方とは何か」についてお話しします。
小さな子ども向けキャラクターとして大人気のアンパンマン、知らない人はいないと思います。原作者の「やなせたかし」さん自らが作詞したテーマソングには、子ども向けとは思えない、深く、哲学的なメッセージが散りばめられています。やなせさんは大正8年生まれの漫画家で、皆さんの祖父母から曽祖父母に当たる世代の方です。東日本大震災の数年後に94歳でお亡くなりになっていますが、最後まで精力的に創作活動を続けていました。代表作「アンパンマン」は、子供たちの人気者として、現在でも、テレビアニメや映画が製作され続ける国民的キャラクターです。
やなせさんは、24歳の時に中国に出征すると、得意の画力を買われ、中国人向けのプロパガンダ(政治的宣伝媒体)の制作を担当しました。従軍中は非戦闘地域にいたため、一度も敵に向かって銃を撃つことはなかったそうですが、飢えに苦しみながらも、「戦争の正義」を信じて戦ったそうです。ところが、敗戦を境に、自分たちの信じた正義は一変し、日本の軍隊は中国では「悪魔の軍隊」とまで呼ばれるようになるのです。
その時の心情をやなせさんはこう述べています。
「正義のための闘いなんてどこにもないのだ。
正義はある日突然反転する。逆転しない正義は「献身と愛」だ。
目の前で餓死しそうな人がいるとすれば、その人に一片のパンをあたえること。」
さらに戦争は、やなせさんに生きる意味を問いかけました。それは自分より器量も能力も格段に優れていると思っていた弟が、特攻隊に志願し、そして戦死したという、辛く悲しい現実でした。
やなせさんは自問します。「なぜ自分は生き残ったのか。何のために生きるのか。」
残された重い問いでした。これらの問いに答えようともがいていた姿が、アンパンマンという正義の味方を生み出す素地となりました。物語の中で、アンパンマンは、弱った人に自分の顔の一部を食べさせると、エネルギーを失った姿で弱々しく飛び去って行きますが、私たちが知るヒーローたちは、壊れた街がどうなったのかなど気にもとめず、マントひとつ汚さずに格好よく飛び去っていきます。そういうヒーローの振る舞いって、本当の正義なんだろうか。本当にお腹が空いて困って、一人ぼっちで寂しいという人のところには、そういうヒーローはなぜか現れません。ヒーローたちは一体誰を助けているんだろう、そういう疑問があって、アンパンマンは生まれたのだと思います。もしかすると、アンパンマンは「Anti-Hero(アンチ・ヒーロー)」なのかもしれません。
お腹が空いた人にパンを、自分が食べたいけど、それをあげる。これは誰にでもできるかもしれませんが、自分が本当にお腹が空いて死にそうになっている時に、果たして、それができるか。傷つかずして人を助けることはできない、それがアンパンマンに込められた真のメッセージなのです。自己を犠牲にしてまでも信念を貫き通す、アンパンマンの強さはここにあります。
このことを理解したうえで、件(くだん)の「アンパンマン・マーチ」を聴いてみてください。特に2番の歌詞が秀逸です。
2学期は文化祭や修学旅行など、大きなたくさんの行事が詰まった長い学期ですが、しっかりと心を整え、本物の正義と勇気を抱くことのできる、そんな いずみ高生 になってください。いつも言っていることですが、まずは「時を守り、場を清め、礼を尽くす」実践から取り組んでみましょう。自分の大きな夢や志、その目標との間にある「ギャップ」をしっかり捉えて、それを埋めていくための、自分を伸ばすための具体的な努力を真摯に重ねていってほしいと思います。
私の話は以上です。
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