環境建設科ニュース

2020年6月の記事一覧

環境建設科 学科紹介③

環境建設科では建設に関する内容を講義や実験・実習を交えて勉強しています。

今回は、3年次に行う「課題研究」を少しだけ紹介します。

課題研究は、生徒が自分の興味関心や進路を考え、大きく五つあるテーマの中から選択をし、

1年間を通してテーマ内の課題に取り組んでいきます。

ここ数年は、「土質」「水理水質」「コンクリート」「測量」「とび鉄筋施工」の5テーマを実施しています。

 

「土質」

 土の成分や性質を詳しく調べることにより、建設工事をするときの土台として大丈夫なのか?または

どの程度の補強が必要なのか?地震による液状化の心配は?・・・など設計や、工事の計画を立てるのに役立てる。

   

 ふるいで水洗いして粒度をそろえる。   土の密度試験           液性限界試験       突き固めによる締固め試験

 

「水理水質」

 河川構造物等の治水・利水に関する工事の計画・施工に役立てる。

 また学校近くの河川や実験排水などの水質(環境)調査を行い、環境の維持または改善するための方法を検討調査する。

   

   鴻沼川で水を採取         鴻沼川の水質検査         簡易浄化装置         三角堰の流量測定試験

 

「コンクリート」

 多くの構造物はコンクリートでできており、材料の配合によりコンクリートの強さや仕上がりなども変わるため

いろいろな配合を試したり、環境に考慮しリサイクル骨材を使いコンクリート平板を作成しインターロッキングや

校内の修繕に利用したり、古紙の使用で自然への影響の少ないコンクリート製植木鉢なども作成した。

   

 コンクリートを砕いて再利用     コンクリート平板作成     平板を並べてスロープつくり     古紙を使用した植木鉢

 

「測量」

 測量とは土地の位置(緯度・経度)や高さ(標高)などを正確に測ることです。この測量技術向上のため

「全国高校生ものづくりコンテスト測量部門」埼玉県大会(関東大会)へ出場したり、近隣の中学校へ伺い

実際の工事と同じように国土地理院のデータを基準に中学校の敷地を測量し、敷地図の作成・寄贈を行っている。

   

ものづくりコンテスト練習風景    コンテスト埼玉県大会本番    国土地理院の基準点を確認     間宮中学校内の細部測量

 

「とび鉄筋施工」

 建設工事ではとびによる足場の敷設や鉄筋コンクリートの骨組みにあたる鉄筋組立は必要になってくる。

そこで「技能検定合格」を合言葉に埼玉県学校支援事業「次代を担う産業人材イノベーション事業」とコラボし

プロを講師に招き足場(仮説構造物)の組立・解体や鉄筋組立のスピードと正確さなど技術の向上を目指している。

 また2年生の時から放課後等を利用し指導を受けることで3年生の秋に開催される全国技能五輪埼玉県代表に選ばれるほど上達する生徒もいます。

   

   とび(登り桟橋)      技能五輪全国大会(二階建小屋組)   鉄筋施工(柱及び梁)       鉄筋施工(完成)   

 

 

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